英国作家 アラン・シリトーの短編『長距離走者の孤独」
アラン・シリトー(1928-2010)は英国の小説家である。
第二次大戦後の労働者階級の生活をリアルに描き、権力や社会体制に異議を唱える作品は苦悩した生活を小説として描いたのであった
中で「怒れる若者たち」は代表格として活躍し『土曜の夜と日曜の朝』や『長距離走者の孤独』などでも知られる、
自分小説のように描き現代社会における自由をテーマに多くの作品を残した
数多くの小説があるなかで今日は短編「長距離走者の孤独」を紹介する。
感化院を舞台とする。窃盗で入所した17歳のスミスは、院内で長距離クロスカントリーの選手に抜てきされる。走るのが得意だったスミスは、屋外を走る自由さを好み、練習に励むというもの
窃盗で感化院に収容された少年スミスは、走る才能を見出され、名声を求める大人や社会の偽善に反抗しながらもあえなく院の代表としてマラソン大会に出場し独走しながらゴール前で故意に敗北する物語だ
スミスは〈院長のお気に召すような勝者になりおおせるつもりはない)〉といいゴール前から立ち尽くす姿は印象に深い。選手の活躍で虚栄心を満たし、自らの評価も高めようともくろむ感化院の院長への抵抗だったからだった
物語は、勝つことよりも「自分らしく」いることを優先し、社会の規律に孤独に抗う少年の心理を深く描写しているがこれが現実にあったらとてもこわい
卓球大会を思い出す
世界卓球で南北合同チームはたったの12時間で決まった
.卓球の北朝鮮・韓国合同チーム(コリア)は、国際大会で歴史的な合同チームを結成し、1991年千葉世界選手権や2018年スウェーデン世界選手権で女子団体準決勝に進出した、
前代未聞の活躍と感動を呼んだ
ウクライナやイランの戦火がやまぬ中で大会は行われたパラリンピックでは。ロシア選手の参加に対する抗議行動が随所で出場を辞退させる
しばしばスポーツに政治を持ち込むなと戒めが語られる。
閉幕を迎えた国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は「スポーツに集中せず、大会を政治化しようとする動きには失望した」と語っていた




