4.襲撃
襲撃?
どういうことだ?
それにあの焦り方、普通じゃない…!
「え…襲撃?じょ、冗談だよね?」
透羽の声は震えていた。
だ、だよな、冗談だと思いたいよ!
「僕だってそう思いたいが…、冗談にしてはかなりの名演技じゃないか?それに、先生がそんな不謹慎な嘘をつくなんて思えない」
透羽がいるからなんとか冷静さを保てているが、一人だったら…
考えただけでも恐ろしい。
「と、とりあえず到着場所戻ろっか…!」
「だな」
襲撃、か…
そこまで言うなら、何かあったことは間違いない_と、走りながら考える。
先生がそこまで焦るだけのことか、一体、何があったんだろうな。
「これで全員集まったな」
遠くまで行っていたからか、僕たちが最後だったようだ。
先生は落ち着いているように見えるが、すごい量の汗をかいている。
そりゃあ、そうだよな…。
「この後すぐに現実世界に戻るが、今回は異常事態のため、特別に一瞬で戻れるようにして頂いた」
して頂いた…?随分丁寧な言い方だな。
「とにかく、緊急事態だ、今すぐバスに乗れ、テレポートする」
「て、テレポートだって、わたし初めて!」
「そう…だな、僕もだ!」
緊迫した空気をするためか、透羽が明るく言った。
だが、声だけでも不安に思っていることがバレバレだ。
「テレポートなんて実在す_!」
「でも、心の準備ができないよ…、現実世界は、どんな感じなん_!」
「こんな時じゃないと体験できないよな、じゃ、じゃあせめて楽し_!」
クラスメイトもテレポートに驚いて_!?
いる。
本当にテレポートしたぞ!?
「実は本当にテレポートなのか疑ってたんだ」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ、異常事態なんでしょ?…ところで、ここってどこだろ?学校じゃないし」
「確かに…、見たこともないな」
「お前たち、落ち着け。今から先生たちや本部の方たちで会議をする、終わるまでバスの中で待っていろ。絶対にバスから出るなよ」
「本部…?」
「天満様方のことじゃない?
「なるほどな」
天満麗音。
2ヶ月前にこの世界の支配者_すなわち、王になった人物。18歳という若さで王の座に就き、たった2ヶ月で絶大な支持を得た天才だ。
「その必要はありません。今から貴方がたに真実を伝えます。…覚悟の準備をしておいてください。」
聞いたことのない、男の人の声が響いた。
キャラの読み方載せておきます
神来社日彩
不知火透羽
天満麗音
これからも難しい名前出たら載せますね〜




