1.はじまりの修学旅行
「ここが…!」
僕、神来社日彩は思わず呟く。
時は遡り、一ヶ月前。
朝のホームルームで、先生が言った。
「お前たち2年生は、異世界に修学旅行に行くことになった」
そうか、もうこんな時期か。__ん?
「「異世界!?」」
僕や数名のクラスメイトの言葉がシンクロする。
驚いた顔をしている者や、バカにしたような顔をしている者もおり、人それぞれだ。
「せ、先生、冗談はやめてくださいよ笑」
数秒の沈黙のあと、学級委員長が指摘してくれる。
そうだよな、急にどうしたんだ先生。
そんな冗談信じるわけがないじゃないか。
「冗談ではない。本気だ。本気と書いてマジだ」
マジなのか。
「いや、何言ってんだよ先生!!!」
「そうですよ、真面目に言ってください」
「で、本当はどこへ行くんですか?」
馬鹿らしくなった僕はツッコむ。
「本当だ。今から修学旅行のしおりを配る。」
「「はあ!?」」
本当にしおり配られたんだが!?
マジなのか!?
配られたしおりをを見てみると、かなーり本格的だった。嘘だと思うこともできないような。
未だに信じられないが、本当に異世界に行くようだ。
異世界にも名前があり、「日本」というらしい。
どんな感じなんだろう___
というわけだ。本当に
異世界に、来てしまった____
はじめまして、アイです!
初作品なのでクオリティが低いですし、小説家になろうの使い方も詳しくはわからないので読みにくいかもですが…。
「これが、僕たちの青春。」をよろしくお願いします!




