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ある世界の神々 with作者  作者: さくしゃ
サイドストーリー
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メインキャラ紹介

 ここはある世界の神々が過ごす神域「ヒメル」神域は常に夕焼けのような光が差し、どこまでも続く小川と草原が存在する。


 そんな世界の真ん中には小高い丘があり、そこに神達の住む、童話に出てくる魔法使いの家のような木造作りの建物がある。


 つくりは、一階にダイニング、キッチン、お風呂、トイレなど

2階に5人の神達の部屋がある。


 この家の自慢は何と言っても素敵な庭園庭園は一階のダイニングにある神域とは別の空間につながるドアから行くことができる。


 そのドアをくぐれば芝生や野花達が広がり小川が流れ

小鳥達のさえずりがこだまする。

少し歩けば林がありお茶をするテラスのような建物がある。

神達はそのテラスでお茶をしながら、のんびりと世界を覗く(のぞく)


 そんな神域の主である神々が開催するお茶会があるということで紹介がてら皆様をご案内いたします。


 お茶会に参加するのは、この物語の世界で登場する神様達。

創造神ノア(男)、慈愛の女神エリーゼ(女)、魔法神スフィア(女)技能神ライ(漢)、夢の神バク(男)。


 本日のお茶請けはケーキ。製作者は技能神ライ。


 見た目はボディービルダーのようにマッチョで、ヒゲの似合うワイルドな見た目なのだが、可愛いものが好きで、人形作りやお菓子作りが趣味。


「オラよ……今日はうさぎさんのショートケーキにしてみたぜ!

どうだ?めちゃくちゃ可愛いだろ!」 


 本日の技能神ライが作成したケーキは白いウサギが小さな口で

葉っぱをもしゃもしゃ食べている様子を再現したケーキ。


 細部までこだわっており、目はブラックチョコ、耳などのピンクの部分はイチゴのホイップ、口元の猫のようなひげまで完璧に再現


「いつも美味しいお菓子をありがとうございます。とても可愛いケーキですね。食べるのがとてももったいなく感じます」と返すのが魔法神スフィア。


 スフィアは何事においても礼儀正しく真面目な性格をしている。

メガネをかけており、頭には魔女のような黒帽子で黒のローブを身に纏い(まとい)、腰にはオーケストラの指揮者のような短くて細い杖を指している。

綺麗なサラサラした黒髪が特徴的でヒールを履きこなす美女。みんなのお姉ちゃん。


 「ああ……どうして私はこんなにかわいいものがつくれないの?うどんしか作れない女神なんておかしいわ」と嘆く(なげく)のは常に情緒不安定、慈愛の女神エリーゼ


 見た目はぱっちりとした可愛い垂れ目をしていてすっとした小さな可愛い鼻に小さくて可愛い口。

服装は憧れのお姉様と一緒の白いワンピースを着用。

綺麗なストレートヘアの茶色い髪をしていて髪は肩までの長さ。色白の見た目はこの世のものとは思えない美少女。性格は自身の歳とお姉様のこととなると精神的に崩れて残念な女神に変身。


 そんな女神エリーゼの得意料理はうどん。うどんだけは絶品でライでも再現できないおいしさ。


 女神エリーゼの横で「この前見たあのショートヘアの子はとても可愛かったなぁ。いやいや、あのロングの子も捨てがたい!」と1人唸うなるっているのはのは創造神のノア。


 見た目は仙人のような白い長い髪と白い長いひげ服装は和服の腰に刀をさしている。非常に女の子が大好きで、性格は基本的に人の言うことは大体信じてしまう単純な面が目立つが、たまに思慮深い時もある。思慮深い時のノアを見ると単純なところは演じているのではないかと感じてしまう。


「わ〜い、とても美味しそう。いただきま〜す(^∇^)」と嬉しそうにケーキを食べるのは夢の神バク。 


ぽっちゃりとした体型に常にニコニコした柔らかい顔をしている

しかし、普段は優しくのほほんとしているが、怒ると神で1番怖い!


「ふぅ〜美味しかったよ。ありがとう!ラ。」とバクは自身のケーキだけではなく、油断していたノアとエリーゼのケーキを食べてしまう。


「ああ!……僕のケーキが!」と取り乱す創造神。


だが慈愛の女神は違う。


「バク。ケーキは美味しかったですか?」と微笑んでいた。内心は、人のケーキを取るんじゃねえとブチギレている。でも表に出すことはしない。なぜならそう「私は慈愛の女神だから!我慢!」と声に出してしまうのが彼女の親しみやすいところである。


「だっはっはっは。いつも同じことをしていて飽きない奴らだ。」

「しょうがないですね。私のケーキを3人で分けて食べましょう。

バクはまだ食べますか?」とライが笑い、スフィアがそのお姉ちゃん力を発揮する。


3人のケーキは無くなってしまったがケーキはまだ2ホールあるので、気を取り直して5人でケーキを分け合いながら世界を覗く。


「今日は人族を除きますか?」

「今日は魔族ではなかったですか?」

「いやいや、今日は魔の森だよ。僕は今日を楽しみにしていたから覚えているよ。あの美しい邪竜を見る日だよ。」

「たく、そう言うことはよく覚えているよなノアは」

「では、魔の森ですね。」

とチャンネルを魔の森に合わせる。


 神達は技能神ライが作った魔道具「千里鏡」で世界を覗くことができる。


 一見ただの全身姿見だが神達の魔力を通すと自分達の世界限定で地上を覗ける。


 地上については一つの大陸があるだけ。地球でのユーラシア大陸ほどの大きさ。


 大陸は西側に人間族のマルクス王国とウルフ帝国がある。

小さい国などを併合してできたため今では2か国しかない。

だが国力は魔人族達と同等である。

兵力には勇者などの魔王を撃つ可能性のある実力者もいる。


 大陸東は魔人族の国アビス、魔王が収める国。

兵力は、魔王の下に幹部3人、そのほかに幹部級の強さを誇る一般人たちがいる。


 大陸北な亜人種のドワーフとエルフによりできた自治国マーラを作り平和を保っている。


 なぜ自治国なのかというと、もともと人間と一緒に暮らしていたが、人間たちは見た目の違う亜人を気味が悪いと言う理由で迫害し、奴隷にするようになった。その中には先代の勇者主導のもとで亜人狩も行われるようになり、命からがら逃げてきた亜人たちによってできた国がマーラだから。


 マーラ南西は人族領に接しているが、年中雪山の山岳地帯が隔たっているため、今のところ攻められることはない。


 大陸中央には、ドラゴンなどの魔物達がいる魔物の森。


 山岳地帯から人族領と魔人族領を隔てるように大陸の真ん中に広がる最強のドラゴンが中央に居座る。


 軽く真面目に世界の説明をしたが早速次回から覗いていこう。

最初にお届けするのは魔の森から。

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