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先輩  作者: 六々田
4/10

結婚

なぁ、もしも

俺がいなくなったら、

お前はどんな事を思うんだろう。


もしも、俺がしんだら、

お前はどんな顔をするんだろう。


いつも静かに笑うお前をずっと見ていたくて、周りが見えないくらいに、お前は綺麗だった。


好きだったんだ。


でもな、もう遅いんだよ。


楽しかったことしか、思い浮かばねェ阿呆だけど、そんな自分が好きだった。


楽しかったことは、全部憂と過ごした日々だったから。


憂、幸せになれよ。

子供つくって、家庭を築いて、

幸せになってくれ。

奥さんも優しい旦那で喜んでるだろうよ。


俺も嬉しいよ。


まさかお前が結婚するなんてなぁ

お互い好きだったのに婚約者ができてういくんが結婚するお話。

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