やる気がないのは常日頃
俺の名前は鬱山 憂だ。俺は明日異能学園に入学する。非常に不本意だが、学園長に強制的に入学させられた。俺は目立つことが嫌いだ。なのに俺の異能力は目立つ、強すぎるからだ。俺の異能力の紹介をしよう。俺の異能力は〈破壊、創造、蘇生、再生〉だ。いつ見ても強すぎる。ただそのかわり数が少ない。普通、異能の数は少なくて10、多ければ25まであるのだ。しかし俺は4つ、俺は学園長に入学試験を受けろと言われたが、当然受ける間も無く、不合格だ。なのにあの糞じjゲフンゲフン、学園長は、俺を強制的に入学させやがった。はぁ明日が嫌になるね。
俺は不貞腐れ、布団に入った。
-次の日-
俺は、仕方なく制服に着替え、ご飯を食べて家を出た。
その道中にことは起きた。
「そこの貴方止まりなさい」
俺は、「俺のことかな?」と思い、振り返った。
「俺ですか?」
「そう貴方よ」
俺は振り返った瞬間絶句した。何故なら、太陽に照らされ、輝いている明るい金色、その髪が縦ドリルなのだ。しかも目は碧眼で美形だ。
「な、何か用でしゅか?」
その見た目に気圧され、噛んでしまった
「その格好は何ですの?」
「制服ですが?」
俺は、制服を着ている。しかし、目の前の金髪ドリルは、この格好がわからないようだ。結論、この目の前の金髪ドリルは制服を知らない(そんな事ありません。第一この人も制服を着ていますが、目に入ってません)。
「そうではありません。何故そのようなだらしない格好をしているの?と申しているのですわ」
「何故って制服の着方知らないから?」
「!?親に貴方は教えてもらっていないのですの!?」
「俺、親いないし、親戚もいない」
「どういうことですの?」
「いや、昔の話だから気にしないでくれ」
俺は昔、妹以外の家族を失った
「無理ですわ、異能学園の生徒会長として理由を聞かせてくれませんこと?」
「昔色々あったんだよ」
俺は昔の話をするのも、されるのも嫌いだ。嫌なことを思い出すから。
「これ以上は個人情報なので聞きませんわ」
「そうしてくれるとありがたい」
「ところでその制服、異能学園ですわよね?」
「そうだけど」
「入学式ですわよ!ちゃんと直しなさい」
「直せと言われても着方すらわからないのにどうやって?」
「まずワイシャツをズボンに入れなさい!そしてブレザーをキチッと伸ばしてまっすぐ着なさい!」
「はいはい」
面倒くさいと思いつつ、しっかりと直していく
「1つ聞いていいかしら」
突然の疑問にびっくりした
「な、なんですか?」
びっくりしたから敬語になってしまった
「あなた、ネクタイは?」
「あ、家だ」
俺は、制服に着替えるとき、ネクタイを締めようとしたが、やり方がわからないから家に置いて来ていた
「はぁ、仕方ないですわね、これ使いなさい」
鞄から、ネクタイが出て来た
「なんで持っているんだ?」
単純に疑問に思った
「忘れた子に貸せるよう常にリボンとネクタイ2つずつ持ち歩いているの」
「ふーん」
(この人、生徒会長とかそういう、生徒を導くリーダー的存在だな、多分)と俺はそう思った
「?渡されたのはいいけどつけかたわからないんだけど」
「そ、そうでしたわね、まず私がやりますので見ていてください」
少しテンパりながらネクタイを締め始めた
(この人、抜けてるとこあるなぁ)
ネクタイを締めている女性を見ながらそう思った
「ところで、名前聞いていなかったけどなんて言うの?」
ネクタイを締めている彼女は、キョトンとした顔をしていた
「私の名前は雛形 佳奈芽よ」
「日本人なんだ」
「そうよ!」
俺はネクタイを締めながら会話を続けていた
「あなた、どっかで会ったことあります?」
「いや、無いと思うけど」
俺は、合ったことあるか記憶を探しているとある出来事が頭に浮かんだ
「キャーーーー」
「いだいいだい、やめ、ぎゃーーーー」
街は荒れ、火の海になる住宅街、命からがら逃げていた憂と妹の那海そこであいつと出会った。そこで辞めた
「そんな怖い顔してどうしましたの?」
「いや、なんでもない、迷惑かけたな」
相当怖い顔をしていたらしい、雛形が少し怯えていた
「では、私はこれで」
こうして、雛形と出会った
つまらなかったらごめんなさい