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異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~  作者: 鹿角フェフ
第七章:数多の願いが集うとき

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閑話 崇め奉られる者

 拓斗は一人思案にふけっていた。

 考えるは現在のマイノグーラの状況。そしてここから進めていくべき戦略の取捨選択。

 拓斗の脳裏には数多くの作戦――清濁併せたものが存在しているが、現状取るべき手段取れるべき手段はそう多いわけでは無い。

 それはフォーンカヴンやサザーランドといった同盟国の心証。ダークエルフや英雄たちの希望などといったいくつかの外的要因によるものであり、ゲーム上では存在しえなかった枷とも言えるべき物だ。

 ただそれらを飲み込んでなお、拓斗の思考は止まる事を知らない。


(まずはサザーランドを抑えた事を喜ぼう。ここで躓くと巻き返しがかなり困難になるから無事終わって正直ホッとした……)


 暗黒大陸の制覇――殆どが同盟関係の為にあまりその感覚はないが、この地を抑える事はまずもって済ますべき必須の事項だ。

 サザーランドを迎え、実質的に拓斗を盟主として暗黒大陸が纏まる算段が付いた以上、次なる手段を見据えて動いていかなければならない。

 すなわち正統大陸連盟に対抗するだけの軍備強化である。


(各国の国庫や資産を総ざらいして戦力増強が必要だね。幸いマイノグーラの市場と緊急生産のコンボが撃てるから、製造時間を考える必要がないのはありがたいけど……)


 とはいえ、増強する軍備の選定や、それらの管理体制の構築、具体的な軍事行動に向けた調練と各国で足並みを揃えるために抜本的な改革が必要となってくる。

 相手の戦力は膨大だ。プレイヤー勢力の軍や聖騎士といった精強な兵科を有する相手側と違って、こちらの同盟国は一般的な兵士でしかない。

 いくら銃器というチートじみた戦力を用意できるとしても、少々分が悪い。

 1年という期間でそれらに対抗できるだけの戦力を用意するとなると、なかなかに難しいものがあった。


(建物や技術の研究も一旦保留にしないとね。リソースは全部軍備増強に回したい。幸いマイノグーラの配下は優秀だ。《首狩り蟲》や《破滅の精霊》、《出来損ない》を中心に可能な限り増やす方針で問題ない……)


 マイノグーラの配下は現状でも相手にとって驚異的だ。

 首狩り蟲は機動力を活用した後方攪乱が行えるし、破滅の精霊は軍事魔術によって双方の軍勢に大きな影響を与える事が出来る。

 出来損ないは言わずもがな……だが。


 だが拓斗はそれでもなお不足していると痛感していた。

 双方の配下や一般兵同士の衝突は所詮前座にしかならない。一般的に考えられる戦争の常識が通じないのがこの世界の戦争――すなわちプレイヤー同士の戦いだ。

 『Eternal Nations』でもその傾向はあったが、個々のユニット戦闘能力、その幅に大きな違いがあるがゆえに最終的には双方の最高戦力のぶつかり合いに終始しがちなのだ。

 つまりどれだけ強力な決戦兵器を用意できるか。

 聖女、魔女、プレイヤー、英雄。

 そこらの雑兵とは一線を画すこれら超戦力によって、戦場の勝敗は決定づけられるだろう。

 一般的な兵士――それこそ各国の軍兵は後詰めや支援程度にしかなり得ない。

 拓斗が繰腹慶次に固執する意味もそこだ。彼ほどの力を持った存在は放置しておくには惜しい。双方の関係性は最悪に等しいが、まだ敵対が確定していないだけ希望は残されているだろう。

 もっとも、常に二手先三手先を予想して戦略を組み立てる拓斗が確率の低い繰腹との共同戦線だけに掛け金を全て突っ込むはずが無い。

 当然の様にその手段は選択され、当然の様にその作業は秘密裏に行われる。


 ……イラ=タクトの強化である。


 拓斗の足下で、何かがうごめいた。

 ぼろ雑巾をこれでもかと固めて放り投げたかのようなその塊は、ごそごそと奇妙な動作を始めるとさめざめと泣き始める。

 それは見る人が見れば驚き、見る人が見ればまたかと呆れる存在。

 マイノグーラの誇る英雄が一人、幸福なる舌禍ヴィットーリオであった。


「ひぃん、ひぃん……吾輩、人目も憚らず泣いちゃう。だって女の子だもん」


 ボロボロのゴミクズとなり地面でもだえるヴィットーリオ。

 英雄の一人である彼をチラリと一瞥した拓斗は、自らの両手をぐっぱっとさせながら何かを確かめる様に呟く。


「アトゥをここに連れてこなくて良かった。このことがバレたら何を言われるか分かったもんじゃないよ……」


「お? 自分の女に隠し事ですかな? 我が神もいよいよジゴロの道を踏み出しましたな。やっぱ乳はデカくないとダメだよなぁっ!!」


「…………」


 拓斗は『Eternal Nations』のプレイヤーとして《名も無き邪神》の力を有している。

 だが同時にそれは酷く不安定な諸刃の剣でもあった。

 何者でもないが故に何者にもなれる能力。模倣の能力は自己の定義を容易く曖昧にさせる。

 拓斗の機転と用意周到なる事前準備によってヴィットーリオとの知恵比べには勝利を収めたが、だとしてもこの本質が変わったわけではない。

 《名も無き邪神》という設定に伊良拓斗という人格を被せる事によって当座の安定を図ってはいるが、その状況を放置しているほど拓斗は無知でも蒙昧でもない。

 むしろ彼は人々の信仰によって自身が形作られるというイラ教を用いた意図的な邪神製造システムを利用しようと企んでいた。


 今はその最終仕上げ。

 拓斗がコミュ障にもかかわらず行ったイラ教徒たちへの説話は、彼が考えていたとおりの働きを見せる。拓斗の刃は確かな形で彼の元に戻った。

 拓斗の叡智はヴィットーリオが持つそれよりも上である。その事実が改めて証明されようかと思われたが……。


「ヴィットーリオ」


「はぁい♪」


「女性の胸をあれこれ評価するのは僕の趣味じゃない」


「えっ、それで殺されるのぉ?」


 瞬間、ヴィットーリオの身体に無数の刃が突き刺さり、なんとも言えない軽い断末摩の言葉と共にうっすらと消えていく。

 ヴィットーリオは不死の英雄だ。正確には無限復活が可能な英雄だが……。

 また暫くしたら戻ってくるのは当然として、拓斗という人間はむやみやたらと配下に暴力を振るう人間では無い。

 にもかかわらずこれほどの仕置きを受けるとは、ヴィットーリオがやらかした事案の重みが知れるという物だった……。


 ………

 ……

 …


 大呪界の端の端。大陸の西の断崖絶壁から見える大海原を眺めながら、拓斗は思案にふける。

 次の作戦、次の次の作戦、失敗したときの予備案、予想が外れたときの代替案。

 様々な作戦が無限の如く脳裏を流れゆき、濁流にも似た情報の本流であっても一つも漏れ逃すことなく吟味していく。

 やがて、本拠地――宮殿で復活したヴィットーリオがどこかでちょろまかした誰かの菓子を片手に軽快な足取りで戻ってくる。


「ちょっと我が神! めちゃくちゃ痛かったんですがっ!」


「すぐに生き返るだろう? それに、王の機嫌を損ねた配下はなんとやら……だよ」


「その前に散々殺してたじゃないですかな? 吾輩、まさかサンドバッグにされるとは思いもよりませんでしたぞ?」


「能力の動作状況を確認するのは必要だ。幸い負担も想定の範囲内だ。例外は君が仕込んだ時限式のトラップだけだよ」


「トラップだなんて人聞きの悪ぅい。ハッピーエンドへのカウントダウンと呼んで欲しいですなぁぁぁ!!!」


「イラ教の人々が信じるイラ=タクト……か」


 ヴィットーリオへ手の平を向け、少し思案してからその背後にある樹木へと標的を変える。

 何の前触れも泣くドンッと木の幹が爆ぜ、巨木がその場に崩れ落ちていく

 ふむ……と拓斗は思案する。

 かなり強力な能力だ。《名も無き邪神》は名前が無いが故にあらゆる存在の能力を模倣する。だが同時にそれらの影響を潜在意識化に受け、自己の確立が弱まり存在があやふやになる……。

 以前能力を使用したとき、過剰使用により自己の認識があやふやになった拓斗は、意識喪失という形でそのツケを払わされた。

 その対処の為にあらかじめアトゥに呼び出しを頼んでいたのがヴィットーリオなのだが、彼はその対策として自らが理想とするイラ=タクト像を《名も無き邪神》に上書きすることによって解決して見せた。


 だがここに罠がある。


「今までの能力が《名も無き邪神》と命名するのなら、今度の能力は《イラ神》と言ったところですかな? それとも《イラ=タクト》がお好みで?」


「名称にこだわりはないけど……いや、重要だ」


 イラ=タクトが不都合ないか? と思ったが、止めた。別の名にしておかないと非常にマズイ。

 イラ=タクトとイラ教の信じるイラ=タクトは同一人物ではあるが実際のところ微妙に差異がある。ヴィットーリオが用意した経典は彼の理想とするイラ=タクトが記されており、信者はそれを信じ切っている。


 つまり、《イラの神》の力を使いすぎると、イラ=タクトという存在が《イラ神》に引っ張られるのだ。


 コミュ障の彼にとってはかなり気疲れする支配地域や友好地域への慰撫を兼ねた行脚を行っているのもこのため。

 人々にイラ=タクトという存在を正当な形で、都合の良い部分だけを残して再認識させる為だ。


(こちらで完全に調律した《イラ神》の力は強力無比だ。以前の時のように人格汚染で意識が喪失することもない――)


 そうして完成した《イラ神》は完璧無比と言える能力をもたらすことになった。

 神としてあらゆる権能が保証され、強力無比なる力も行使できる。

 人格に関しても人々が拓斗に対して過剰な誤解を抱かぬようになったお陰で汚染が殆ど無い。

 唯一無二の、絶対不変の、最悪最低のデメリットを除けば。


(……使いすぎるとドジっ子うさ耳美少女となったヴィットーリオと結婚するハメになる。まったく地獄みたいな能力だ。嫌すぎる)


 拓斗が必死で経典――イラの邪書を修正し、ヨナヨナと胸襟を開いて話をし、信徒たちとの懇親を深め望む形で教化を務めたにもかかわらず、この条項だけは経典から一向に消し去る事は出来なかった。


 『イラ=タクト神が最も信頼する唯一無二の配下はヴィットーリオただ一人である』


 理由は分かっているし下手人も分かっている。ただ止める手段が見つからないのが困りもの。

 なお拡大解釈的に拓斗とヴィットーリオは将来結婚することになっている。

 いずれヴィットーリオも可愛くフリフリドレスの似合うドジっ子うさ耳美少女になるので問題ないとは信徒達の言葉だが、問題が巨大な山となって目の前に堂々と鎮座している事が彼らには理解できないらしい。


 拓斗は眉間を抑え頭を軽く振る。

 今も微妙に「扱いづらいがヴィットーリオは頼もしい配下だ」なんて意識がムクムクと湧き出てくる。危険にすぎる。

 この感覚が正当な自己判断によるものなのか、それとも《イラ神》としての汚染が進行している結果なのか、微妙に判断が付かないのが怖い。

 こうやってじわじわと浸食していき、やがて気づかぬうちに結婚式を挙げていることになるのだろう。

 加えて拓斗自身の在り方を人間としての伊良拓斗に固定し対策することもまた難しい。その手法をとればプレイヤー、イラ=タクトの汚染の影響を受けないかも知れないが、同時に《イラ神》の恩恵も失われるからだ。

 大きな戦いが待ち受けている現状、その選択は取れないことは明らか。

 流石『Eternal Nations』史上最低最悪の英雄だ。やることがえげつない。

 誰だコイツに余計な設定を与えた『Eternal Nations』のクリエイターは……。


 拓斗は思わずこの場にいない誰かに罵声を浴びせそうになるが、それをやったところでどうにもならない事を知り心の中で涙を流す。

 もっとも、ヴィットーリオとしてもこの一点だけは真に譲れぬ箇所なので拓斗がどれほど尽力しようが徒労に終わるであろうが。

 結婚はさておき、彼は自分こそが最も神に相応しい配下であると信じているのだから……。


「この力は《イラ神の権能》と名付けることにするよ。区別を疎かにすると痛い目をみそうだ。自分が曖昧になる感覚を味わうのは、もう十分だよ」


「吾輩としては痛い目に遭ってくれた方がうれしいのですがなぁ……。そうだ! あのド貧乳にこの事を一から十まで説明するというのはどうでしょう!?」


「マジでそれ止めろよ。ほんとどうなるか分からないからね!」


「でもいつかは言わないとダメでしょ! 嫌なことを後回しにするその性格、吾輩ダメだと思うゾ!」


「少なくとも、君がいない時を見計らって説明するよ……」


 今後の事を考えると、リスクありとはいえ《イラ神の権能》を使わない手はない。むしろ制限が出来たことで戦略の練りが出てきたとも言える。

 そんな生粋のゲーマー思考の片隅で、アトゥにどう説明するんだよと頭を抱えるもう一人の自分がいる。

 絶対大揉めになることは明らかだ。

 問題を先送りにしている自覚はあるが、拓斗としてもアトゥの逆鱗に触れるのは本当に勇気のいることだった。

 土下座して何でも言うことを聞くと言えば飲み込んでくれるだろうか?

 アトゥに対して「何でも言うことを聞く」という手段はわりと頻繁に使っているために効果がない気もするが……。

 だとしても拓斗には誠心誠意頭を下げて赦しを請うことしかできない。

 破滅の王らしからぬ怯えようだが、いくらなんと言われようとも怖い物は怖いのだ。

 拓斗はこれから来るであろう大嵐に備えて、心の中でさめざめと泣く。


「しかし神よ……吾輩が用意し、神が整えたその力。意外と悪くないでしょう? 間違いなく、今後の戦いで優位に立つはずですぅ」


 その言葉は正しい。この力は恐ろしい可能性を秘めている。

 すなわち放っておけばどんどん強くなる。

 アトゥは英雄であるが故に時間経過とともに強くなるという能力を有している。

 信者が増えれば増えるほど、信仰が増えるほど力や扱える権能が高まる拓斗の力は、さらにその上位ともいえるものだった。


「とは言え、完全無敵というわけでもない。君が頑なに守ってるふざけたリスクの件を抜きにしても、まだ懸念がある」


 だが、だとしても油断ならぬのがこの世界だ。

 《イラ神の権能》は一見すると無敵のチート能力にも思えるだろう。事実生半可な攻撃では拓斗を傷つけることが出来ず、またよしんば傷つけたとしても瞬時に回復してしまう。

 ただ……それで十分かと言われれば否だ。

 拓斗の脳裏に今まで戦ってきた勢力が浮かぶ。どれもこれも油断ならぬ、そして同時に無茶苦茶な能力を有していた。

 だがその中でも一等光る脅威とも呼べる存在がいた。


「テーブルトークRPGですなぁ。そこまで警戒するほどのものですかな? 確かに能力は厄介だと思われますが、御仁の性格を聞く限りなんかめっちゃヘタレオーラ出ているのですがぁ……」


 胡乱な目を拓斗に向けるヴィットーリオ。

 言外に考えすぎでは? と問われていることを察した拓斗は、ヴィットーリオが油断によって無様な敗北を迎えぬよう自分なりの考えを説明する。


「能力を持ち、正しくそれを理解し、そしてどこまでも臆病さを備えた者。そういう奴は得てして厄介だ。今までの繰腹君は確かに臆病者だったがどこか能力に溺れているところがあった。その隙があったから上手く型にはめて倒すことができたけど……」


「今の彼にはそれがないと?」


「もしかしたら相変わらずのヘタレかもしれないし、僕らにとってさらなる脅威になっているかもしれない」


 全陣営会談で感じた雰囲気は相変わらず臆病で隙の多そうな、ある種の弱さから来る脆弱さがあったが、男子三日会わずば刮目せよとも言う。

 注意する事にこしたことは無い。警戒に警戒を重ねて、それでようやく他のプレイヤーと渡り合えるのだ。

 拓斗は敗者が時折見せる、底力のような物の存在を知っている。

 それがどれほど脅威か、身に染みて理解している。

 だからこそ油断しない。

 だからこそ、この段階で繰腹を抑えようとしているのだ。

 一回目の接触は互いに敵対者としてぶつかった。

 果たして二回目はどうなることやら。


「どうしているんだろうねぇ、繰腹君は」


 拓斗はまだ相まみえぬ存在、だが確かな脅威に想いを馳せていた。


=Eterpedia============

《イラ神の権能》


・《イラ教》の布教状況によって戦闘能力にボーナス。

・《イラ教》の布教状況によって能力を獲得。

・権能使用毎に「結婚カウンタ」+1

※『イラ=タクト』専用能力

※「結婚カウンタ」は時間経過と共に減少します。

※「結婚カウンタ」が規定数に達すると「結婚イベント」が発生します。

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