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二つの手段

 アキは今、遺跡での戦いに続き、ドラゴンとのタイマン勝負の2ラウンド目に臨もうとしている。

 ドラゴンに対し「息の根を止めてやる」だの、光輝に対し「ドラゴンの動きを俺が止めてやる」だの、格好いいことを言ってしまったが、さっきも言った通り今のアキには力ずく、ゴリ押し、根性以外に手がなかった。

 他に二つほど手段がないわけではないのだが、この場でそれを使うのには問題と抵抗があった。なので、ほぼ力ずくのゴリ押し根性だけでドラゴンの動きを止めなければならないのだ。

 ダガーなど効くはずもなく、投げナイフなど論外だ。唯一、気を使った攻撃だけが有効だけれど、ドラゴンとタイマンを張るほどとなると、それ相応のリスクが伴う。

 リスクなど考えている余裕はないのだからやるしかないのだが……

「さて、どうするか……」

 ドラゴンが迫る中、体内の魔力と気を巡らせつつ頭も巡らせる。

 すると、頭の中に呼びかけてくる声が聞こえてきた。

『(あの~アキ、私を呼んでいただければ動きを封じることくらいできると思いますが)』

 それは手段の内の一つ、ウィンディだった。

「(え? マジで?)」

 アキはすぐさま飛びついた。が、

「(やっぱりダメだ。ウィンディが出たらヤツの咆哮で俺が動けなくなるだろ?)」

 アキがドラゴンの咆哮を間近で受けて動くことができたのは、内側からウィンディが障壁を張ってくれていたからである。

 ちなみに冬華がワイバーンの咆哮の影響を受けなかったのは、ミュウが影ながら障壁を張っていたからである。

 障壁と一括りに言っているが、咆哮は物理攻撃でも魔法攻撃でもない。精神攻撃に分類されるものだろう。普通の障壁では防ぐことは出来ない。

 精霊魔法だから防げたと言ってもいいかもしれない。

『(その心配はないですよ。外からでも障壁は張れますから)』

 それはそうだろう、ミュウにできてウィンディにできないはずはない。

 アキがウィンディの申し出を断る理由はそれではないのだ。

「(あ、ああ、そうだろうけどね……)」

 アキは言い難そうに言い澱む。

 断る理由も言い澱む理由もウィンディにはわかっていた。

『(……昔の女がそんなに気になりますか)』

 ウィンディは何の感情も込められていないような冷たい声音で言い放った。

「(な、人聞きの悪いこと言うなよな! シルフィはそんなんじゃねぇ!)」

 アキは取り乱したように墓穴を掘る。

『(誰もあの子のことなど言ってませんよ)』

 ウィンディの声音は冷たさを増していた。

 そう、それが問題であり抵抗だった。シルフィが出て行ってすぐに別の精霊を招き入れている。しかも、シルフィと同じ風の精霊である。なんだか節操がないような、浮気をしている気分で後ろめたさが半端なかったのだ。

 だから、シルフィのいる前ではウィンディを呼び出したくないのだ。

「(う、ぐっ……)」

 アキが言葉に詰まると、

Gyaaaaaaaa!

 血走った眼のドラゴンが目の前に迫っていた。内側に意識を向けていた為ここまで接近を許してしまっていた。どのみち接近するのだから変わりはしないのだが。自分から行くのと、そうでないのとでは意味合いが違ってくる。自分から攻勢に出た方が勢いに乗れるというものだ。

 アキは両拳に気を纏わせると、

「(と、とにかく! お前はギリギリまで呼ばないからな!)」

 そう言い、ドラゴンに向け駆け出した。

『(はいはい、わかりました。……アキのバカ)』

 不貞腐れたようなウィンディの声を聞き悪い気がするも、今はそれどころではなかった。

 ドラゴンが体を回転させ尻尾を振りまわしてきた。

 アキはギリギリのところをジャンプで躱し、背を向けたドラゴンへ飛び込んでいく。

「おぉぉぉぉぉぉっ!」

ガツッ

 拳に高密度の気を纏わせた一撃は、硬い鱗を多少凹ますことができた。

Gyaaaaaaaa!

 ドラゴンは咆哮を上げると、羽を羽ばたかせアキを吹き飛ばそうとする。

 しかし、片方の羽(右側の羽)には巨大な矢が刺さっており、うまく動かせていないようだ。

 アキはドラゴンの背を蹴ると右側に回り込みその羽ばたきを躱す。

 そして同じく矢の刺さった腕を狙いジャンプする。

「うぉぉぉぉぉらっ!」

 アキはドラゴンの右腕に刺さった矢を殴り、その傷口を広げようとする。

ガンッ

 アキの拳は矢を捉え、その衝撃がドラゴンの腕へと伝わっていく。

Gugyaaaaaa!

 ドラゴンは痛みで咆哮を上げた。

 やはり、右目がつぶれているため右側が死角になっているようだ。このまま右側から攻め続ければ勝機はあるかもしれない。

 後はどうやって動きを止めるかなのだが……

 アキは何か手はないかと頭を巡らす。

 ドラゴンは死角を突かれることを避けるため、体を回転させアキに左側を向けるように位置取る。

 そしてアキを、視界に収めると、左腕をすくい上げるように振り上げその鋭い爪で斬り裂こうとする。

 爪は地面に傷跡を刻みアキへと迫っていく。

 アキは後方に跳び爪の攻撃を躱す。

 本当は離れず前に飛び込みたかったのだが、ドラゴンがブレスを吐き出そうとしているところを目の端の捕らえたため、仕方なく後ろに下がったのだ。

 距離を開けると、右側にまわるにも距離が増え時間もかかる。ドラゴンは右に回り込ませない為、その場で体を回転させるだけでいい。明らかに不利になる。この体格差で巨体を相手にするには接近する方が有利に事を運ぶことができるのだ。

 アキは接近するため、ドラゴンへ向け駆け出して行く。

 当然ドラゴンは死角からの攻撃を防ぐため、左側を前面にアキへと向け迎撃しようとする。

 ドラゴンは再び左腕を横薙ぎに振りまわし、アキを薙ぎ払おうとする。

 アキは、懐へ手を突っ込み、ナイフを2本を掴むと、投擲する。

ヒュヒュンッ

 ドラゴンの体は鱗に覆われている為ナイフなど利きはしない。アキが狙ったのはドラゴンの体ではなく無防備な左目だった。

 血走ったドラゴンの目はアキを逃すまいと常にアキに眼光を向け睨みつけている。いい的だった。

 しかも今は左腕を横薙ぎに振り払おうとしている。直立不動時と比べてもかなり接近している。狙い放題だった。

 しかし、ドラゴンは目を閉じることによりそのナイフを弾き落とした。

カツンカツンッ

 それはアキも想定していた。目を潰すことができる方が好ましかったが、一瞬でも視界を塞ぐことができれば御の字だったのだ。

 アキはドラゴンの目が閉じた一瞬を狙い、ドラゴンの左腕を躱し、一気にドラゴンの背後から右側へと回り込む。

 そして跳び上がり、もう一度右腕の矢へ拳を打ち込もとする。

「うおぉぉぉぉぉらっ!」

スカッ

 アキの拳は(くう)を殴りつけ、右腕の矢には掠りもしなかった。

 ドラゴンは目を開くとアキがいない事にすぐに気付き、右側にまわったのだと推測したのか、ただの野生の勘なのか、振り抜いた左腕の勢いをそのままに体を回転し、再びドラゴンは左側面をアキの正面へと向け、アキの拳を躱していたのだ。

 そして、その左腕をアキへとそのまま振り抜いた。

 アキは両腕をクロスさせ、その前方に高密度な気の障壁を展開し防御する。

ザンッ

「くっ!?」

 気の障壁で何とかドラゴンの爪を受けとめた。

 しかし、回転の威力も相まって、その左腕の振りは想像以上のモノだった。

 受けとめられたのは一瞬で、ドラゴンが一歩踏み込みその一撃に体重を乗せた瞬間、アキの気の障壁は斬り裂かれた。

ザシュッ

「ぐはっ!?」

 アキは気の障壁の破壊の衝撃を受け身動きがとれなくなった。

 体外へ展開した気を破壊されるとその衝撃がダメージとなりアキの体に還ってくるのだ。

 そんなアキへとドラゴンの爪が迫る。

 アキの視界に広がる映像はゆっくりと流れだし、スローモーションのようなドラゴンの腕の振りを見送っていた。

 この腕の振り、この爪、これを見ると思い出す。あの忌々しい光景を。怒りと憎しみ、後悔の念が一気に押し寄せてくる感覚。胸が締め付けられるような、体を引き裂かれるような感覚に襲われる。

「(よくもルゥを……)」

 アキの心にどす黒い感情が沸く。心が黒く黒く染まっていくようだ。

 すると、頭の中に悶えているような声が聞こえてきた。

『(あぁ、アキ、アキィ! すごい、すごいよぉ、すご過ぎるよぉ)』

 聞きようによっては卑猥に聞こえる声だった。

 その声は手段の内の一つである、アルスの声だった。

 ドラゴンに手傷を負わせられたのはアルスの力があったからだ。だから今回も、アルスの力を借りたかったのだが、遺跡での戦いでほとんどの力を使い果たしていた。一応、ここには石碑がある。まだ瘴気がそこいらへんに漂っているかもしれない。それを吸収すればアルスの力が回復するかもしれない。アルスの力を借りるにしても、その力が回復するかが問題だったのだ。

 そして、こんな大勢の前でその力を使うことに抵抗があった。あの姿はまさにシンのそれと同じだったからだ。また敵だなんだと騒がれ叩かれるのがオチだと、アキはわかっていたのだ。

「(こんな時に変な声上げるな!)」

 アキは心の中で怒鳴りつける。

『(だってぇ、アキったら激しいんだもん)』

 アルスは恥じらうように言う。

「(気色悪いこと言うんじゃねぇよ! このシルエットオバケが!)」

 尚も誤解を招きそうなことを言うアルスにアキは遠慮なく怒鳴りつけた。

『(えぇぇぇん、酷いよアキィ。気持ち悪くないよぉ、オバケじゃないよぉ)』

 アルスはアキに怒鳴られ泣き出してしまった。

「ああ、もう泣くなよ。……ハァ、で? 何がすごいんだ?」

 鬱陶しく思いつつも、ちゃんと話を聞いてやるアキだった。

『(グスッ、えっとね、アキすごいんだよ……)』

(そこからかよ、それは聞いたってのに……)

『(アキね、黒くて濃いぃのいっぱい出してくれたから僕のお腹いっぱいだよぉ)』

 もう言い方が完全にあれだった。わざと言っているとしか思えない。まあ、黒と言っただけまだましだが、もう自主規制してピーを入れてやりたい気分になる。いや、入れたら入れたで逆に卑猥に聞こえてしまう。

 アキは頭痛を感じながら苦言を言う。

「(その表現はやめろ。もういろいろとダメだろ)」

『(え?)』

 アルスはわかっていないようだ。

「(まあ、いい。で? 黒いのってなんだよ?)」

 アキは諦め話を進めることにした。

『(えっとね、アキの負の感情がいっぱい僕の中に流れ込んできたんだよ。前にも言ったよね瘴気は人の負の感情で増殖するんだって。だから……)』

 アキはハッとし、アルスの言葉の後をついで口を開いた。

「(お前の力が回復したから、力が使えるのか?)」

『(うん、そうだよ。とは言ってもアキ一人分の負の感情だから微々たるものだけどね)』

「(お腹いっぱいなのに微々たるものなのか?)」

 アルスの言葉に疑問を覚えアキは訊ねた。

『(うん。この間の力は、ここの空間に溜まった瘴気を全部使ってあれだけの威力になったんだよ。それに比べたら、僕のお腹がいっぱいになる程度じゃ少なすぎるよ)』

「(そこの空間に溜まったモノを食って腹いっぱいになったのかと思ったよ)」

『(違うよぉ。アキがぁ、直接僕の中に注ぎ込んできたんだもん。子供ができちゃうかと思ったよぉ)』

 アルスは嬉しいやら恥ずかしいやらと言った声色で言う。

 もう完全にアレな話だった。

「(できるか! そもそもお前は女じゃないだろう!)」

『(うん、そうだよぉ。でも人間の雌はそれが幸せなんだよねぇ? いいなぁ)』

 アルスはあっけらかんと答える。

 確かにそうだろうが、世の中にはそれを良しとしない女性もいると言う。一概には言えない内容の為、コメントは控えることにしよう。

 アキは目頭を押さえ話を進める。(頭の中で話しているため、あくまでもイメージである) 

「(で、結局力はどのくらい溜まれば使えるんだ?)」

『(えっとねぇ、もう少し溜まれば一瞬だけ全力が出せるかなぁ。あのトカゲ君もいい感じに負の感情が溜まってるみたいなんだけど、それでも少ないんだよ。この地も、一度は瘴気が放たれたし、戦場跡だから期待してたんだけどぉ……なんか浄化されてるみたいなんだよねぇ)』

 アルスは井戸端会議でもしてるかのように言う。

 冬華の踏み絵計画の副産物で、ここいら一体が浄化されていたのだ。

『(だから、前みたいに長い時間は無理なんだぁ)』

「(つまり、全力じゃなきゃ使えるってことだな?)」

『(うん。アキがもっと黒くて濃いぃの出してくれたら、もう少し頑張れるけどぉ)』

「(だから、その表現やめろって……じゃあ、俺が負の感情を供給し続ければいいってことか?)」

 アキは一応確認のために聞いてみた。

『(……う、うん、そうだよ)』

 アルスは少し言い澱んだ。

『(それはあまりお勧めできませんよ)』

 不意に別の声が頭の中に響いた。

「(ウィンディ……まあ、そうだろうな)」

 負の感情を供給し続けると言うことは、常に負の状態にいると言うことだ。それではいつかのように闇に呑まれてしまう。そんなことになっては元も子もない。

『(わかっているのならその手は使わないでください。それこそ、本当に本当の奥の手でしょう。使わないにこしたことはありません。そんなことをさせるくらいなら私が無理にでも出ます!)』

 ウィンディはアキの身を案じ少し語気を強めて言った。

「(わかってるよ、そうそう使うつもりはないよ。確認しただけだ。……ただ、ヤツだけはどうしても許せない。怒りを抑えられそうもないんだ!)」

 アキは怒りに声を荒げる。

『(しかし! そこまでする必要は……)』

 ウィンディは言い難そうに呟いた。

「(そうだな、俺が自分の身を削ってまでそんなことをするなんて、あいつは望んではいないかもしれない。でも、それでもだ! そうでもしないと俺はヤツを、俺を許せない!)」

 自分の覚悟が足りなかった結果があれだ。あんなことは二度と起こしてはいけない。出し惜しみなどしていられない。

(誰が何と思おうと俺は……)

 アキはようやく決意した。

『(そう、ですか……)』

 ウィンディはそれだけ言うと口を噤んだ。止められるものなら止めたい。しかし、抑えられない感情があることも事実。後はアキが闇に呑まれないようにサポートするしかなかった。

 ウィンディは今回だけはアキの望むことをさせてあげることにした。

「(アルス、なるべく節約して力を使いたい。部分的に瞬間的に使うことは出来るか?)」

 アキは最後の確認をする。

『(うん、今のところ僕の力はアキの力と融合してるからアキの意思通りに使えるはずだよ)』

(今のところ、ね)

「(わかった。じゃあそろそろ行く。ウィンディ、心配してくれてありがとな。呼ぶかもしれないから準備をしておいてくれ)」

『(え? でも……)』

 ウィンディは自分を受け入れてくれた(あるじ)の意思に沿いたいと思っていた。自分をシルフィの前に出したくないと言うのなら、少し寂しいがそれに従おうと。だからこそ、今の申し出に戸惑いを見せたのだ。

「(俺の都合で被害を出すわけにはいかないからな)」

 アキはみんなを守るために、シルフィの非難を甘んじて受ける覚悟ができたようだ。

 その覚悟を酌んで、ウィンディは頷き返す。

『(はい、わかりました)』

『(アキ、僕の力の発動はわかってるよね?)』

 アルスは再度確認する。

「(ああ、呼べばいいんだろ?)」

『(うん!)』

 アルスの嬉しそうな返事を聞き、アキは意識を現実へと戻す。

 時の流れは正常に戻って行く。

 ドラゴンの爪がアキに迫っている。

 アキはクロスさせていた両腕で防御姿勢をとると目を細め、ドラゴンの爪を睨みつける。

「アルス!」

 アキはすぐさまアルスを呼んだ。

『(はぁい!)』

 アルスは嬉しそうに元気よく返事をした。

「はぁぁぁぁぁっ!」

 アキの両腕に闇の障壁が覆い、ドラゴンの爪を受けとめる。

ガツッ 

 爪を防ぐことは出来たが、空中にいた為アキは吹き飛ばされてしまう。

「くっ!?」

 アキは両足を地につけ勢いを殺す。

ズザザザザザザ……

 アキが顔を上げると、視界の端に光輝が映り込んでいた。随分と飛ばされてしまったようだ。

「……」

 しかし、それでいい。ここでドラゴンの動きを止めるつもりなのだから、近くに光輝がいた方がトドメを差すには都合がよかった。

 アキはドラゴンを見据え、抑えていた感情を解き放つ。

 シルフィの声を聞き、みんなの手前無意識に抑え込んでいた暗い感情を、そして、ヤツの攻撃を見て思い出した激情を再び解き放つ。


「よくもよくもよくもよくもよくもぉぉぉぉ! よくもルゥをぉぉぉぉ!」


 アキは体から気を噴出させ、障壁を球状に拡げる。その形状に合わせるかのように地面は抉れ、土煙は避けていく。

 アキの瞳に怨嗟が宿り紅く輝きはじめ、気の障壁には微かに闇が渦巻いていた。

 それは目を凝らさなければ見ることは出来ないであろう微かな闇。離れたところにいる汐音たちには判別することは出来なかった。

 しかし、ドラゴンにはそれが野生の勘で感じ取ることができていた。あの時自分の右目を奪った力であると、右目がうずくのだ。


Gyaaaaaaaaaaaa!

「うがあぁぁぁぁぁぁ! 殺してヤルゥゥゥゥゥゥゥ!」

 アキとドラゴンは咆哮を上げ、互いに突進していく。


アルスよ……自主規制が掛かるぞ。

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