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汐音とカルマ2

 後方に下がると、すぐさま汐音が提案してくる。

 大人しくしていたのはどうやらワイバーンを倒す作戦を考えるためだったようだ

「硬い鱗に覆われた外皮を狙っても有効なダメージを与えることは出来ないでしょう。ですから鱗に覆われていない箇所を狙いましょう」

 言うのは簡単だがいったいどこを狙うと言うのだろう?

「鱗の覆われていないって、目とか口の事? 目なんて的が小さすぎて当てるの難しいよ? 口なんて下手したら食べられちゃうし、どうするつもりなの?」

 冬華は訊ねる。

「ええ、そうですね。では作戦を説明しますね」

 汐音は詳細を説明していく。

「それは危険過ぎないか? もし失敗したら結衣が……」

 説明を聞き終えて出た第一声は総司の反対意見だった。

「一撃なら耐えられると先ほどの攻防で確認済ですし大丈夫ですよ。それに成功すればその心配は無くなります」

 失敗を恐れては何もできない。打てる手は打てるうちにするべきだろう。

「とりあえずやってみようよ。あいつもそろそろ幻影に気付く頃だし、コウちゃんだっていつまでも逃げ続けられるわけじゃない。相手はドラゴンなんだからリスクが無くなることはないよ。時間が経てば経つほどリスクが増えていくよ。私たちが万全の内に試せることは試した方がいいよ」

 冬華はそう言い、汐音の作戦に賛同する。

「そうですね。長引けばそれだけ結衣さんの負担も大きくなり、この手が使えなくなってしまいます。今試すべきでしょう」

 サラも同意見のようだ。

「あたしは大丈夫だから。あたしみんなの事信じてるから、やろうよ」

 結衣もやる気を見せる。

 反対をしているのは結衣を心配をする総司のみだった。

 多数決ですでに可決されている。おまけに一番危険な役の結衣がやる気なのだから止めることは出来なかった。

 第一、他にいい考えがあるわけでもない。反対するなら対案を出す必要がある。それがない以上どうすることもできない。

 もう腹を決め、いざという時は自分が体を張って守るしかない。

 総司はそう考え、渋々頷いた。

「わかった。やってみよう」

 総司の同意を得て汐音の作戦が決行されることとなった。


 前面に防御壁を張った結衣が立ち、その後ろに矢を(つが)えた汐音、右側に炎の剣を構えた総司、左側に魔力を練り込むサラが陣取り、冬華は全体を見晴らせる東門の上に立ち、各々準備する。

 靄の様子をジッと見ていた冬華が告げる。

「そろそろ、だよ!」

 その声と同時にワイバーンの咆哮が響く。

Gyaaaaaaaa!

 そして、突風が吹くと靄が吹き飛ばされていった。

 ワイバーンが羽を羽ばたかせ、その風圧で靄を吹き飛ばしたようだ。

 ワイバーンは再び上空へ上昇していき、くるっと回転すると、勢いよく急行下してくる。

「来た!」

 汐音が声を上げると、冬華が天へ向け手をかざす。


「いくよ! 雨の槍(レインスピアー)!」


 冬華が魔法を放つと、急降下中のワイバーンめがけ水の槍が雨のように降り注いでいく。

ドドドドッ……

バシャバシャバシャッ……

 相変わらず雨の槍はワイバーンの当たると同時に弾け水へと戻っていく。

 不意の攻撃にワイバーンの体はバランスを崩す。

 高速で飛んでいるモノは少しの衝撃でもバランスを崩してしまう。ワイバーンも例外ではなかった。

 ワイバーンは墜落を回避するため、急降下を停止しするが、雨の槍は、止めどなく降り注ぐ。

「はぁぁぁぁっ! お~ち~ろ~!」

 冬華は魔力の出力を上げ、さらに雨の槍を降らせる。

ドドドドドドドドドッ……

バシャバシャバシャッ……

Gyaaaaaaaa!

 ワイバーンは抵抗を見せるが、冬華は逃さない。

「落ちろって言ってんでしょう!」

 抵抗し続けるワイバーンに憤慨し、さらに出力を上げる。

 そしてワイバーンが下がってくると、総司が声を上げる。

「サラさん!」

「はい! 暴風よ! 彼の者を覆い尽くせ」

 サラは真っ直ぐトンネルのように風の魔法を放つ。

 そして総司はその風に合わせるように炎の剣を振るい炎を放出する。

「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!」

ゴオォォォォォォォォォッ

 炎のトンネルが出来上がる。そしてその中にワイバーンを閉じ込めた。

 ワイバーンは、また先ほどの爆発を引き起こそうとしているのだと思ったのか、出口へ向かって羽を羽ばたかせ飛んでくる。

 そう、飛んでくるのだ。ワイバーンは一番近い出口、正面の結衣のいる方へと飛んで来ていた。

「き、来た!」

 結衣は防御壁に力が籠る。

 ワイバーンは結衣を視野に入れ、狙いを結衣に向けるとブレスを吐き出そうと口を開き息を吸い込む。

 汐音はその瞬間を待っていた。

 ワイバーンに警戒されないよう、結衣の背後に隠れて弓を引き絞り、狙いを付け、三つの魔法を掛ける。

 一発必中のコンボ魔法、「索敵の目(サーチアイ)」「誘導(ホーミング)」「魔力の矢(マジックアロー)」を自身と矢に掛けていた。貫通力を上げるため、魔力の矢にはかなりの魔力が込められている。

 汐音はワイバーンが口を開いた瞬間を狙い、矢を放った。

ヒュンッ

「ひっ!?」

 結衣が可愛い悲鳴を上げる。

 矢は結衣の顔のすぐ横を通過し、ワイバーンの口へと一直線に飛んで行く。

 そして口の中へと吸い込まれていった。

「よし!」

 汐音は思わずガッツポーズをした。

 狙い通りに矢を口の中に打ち込めたというのもあるけれど、作戦通りに事が運んだことが何よりも嬉しかったのである。汐音は結果を見る前に喜んでしまっていた。

 ワイバーンは何事もなかったかのようにファイアーブレスを吐き出した。

ゴォォォォォォォォォォ……

「キャァァァァァッ!?」

 結衣は全力で防御壁に魔力を注ぎ込み炎を防いだ。

 そして、ワイバーンはすれ違いざまに尻尾を振り抜いた。

ドッゴォォォォォン

 尻尾は地を抉り、防御壁ごと結衣を吹き飛ばした。

「「キャァァァァァッ!?」」

 結衣は地面に体を打ちつけ転がっていく。

「結衣ぃぃぃぃぃぃっ!」

 総司は結衣の名を叫びながら駆け寄り抱き起す。

「結衣! 結衣! 大丈夫か? 結衣!」

 総司の必死な声が聞こえ、結衣は自分の状況を理解した。

(あ、あたし、吹っ飛ばされたんだ。でも背中に……)

 結衣は顔を上げ告げる。

「大丈夫。あたしは見た目ほどダメージはないから。あたしより汐音先輩は? あたし、汐音先輩がクッションになってくれたから無事だったけど、その分汐音先輩がダメージを受けてるはず……」

 結衣はあたりを見回すと後方で起き上がろうとしている汐音を見つけた。

「いっつつつつ」

「汐音先輩! すみません先輩をクッションにしてしまって……」

 結衣は勢いよく頭を下げ謝罪する

「いえ、今のは私のミスですからこれぐらいは……」

 汐音の放った矢は間違いなくワイバーンの口の中を捉えていた。しかし、入った途端に吐き出される前のブレスの炎に焼き尽くされ灰となっていたのだ。

「矢の強度に問題があったとは想定外でした」

 汐音は一人ごちると、自身の怪我を自ら回復していく。

 ワイバーンは上空で旋回すると、再び急降下してくる。回復をしている汐音を狙っているようだ。

 門の上で警戒していた冬華がいち早く察知し、声を上げる。

「汐音ちゃん! 狙われてるよ!」

 しかし、汐音は治療中、動くことができなかった。

 冬華はすぐさま跳び上がり汐音の前に降り立つ。

 汐音が振り向いた頃にはワイバーンはすぐそこまで来ていた。

「風よ!」

 サラが風の魔法で妨害していたが、ワイバーンの勢いを削ぐことはできなかった。

「ミズチ!」

 冬華は地面から水の蛇を噴出させワイバーンを襲わせる。

 ワイバーンはミズチに喰いつかれる前に急上昇し、ミズチの攻撃は躱された。

 そして、息を吸い込み、ブレスを吐き出す準備をする。

 そこへ無数の矢の雨が降り注いできた。

ヒュヒュヒュンヒュン

コンッ、ココココン

 矢はワイバーンの鱗に弾かれ地面に落ちていく。

 冬華の魔法ではなく本物の矢。

 矢の雨に遅れて、大勢の気勢が響き渡ってきた。

 振り返ると、城の兵士たちがドラゴン討伐の為に集まっていた。

 そして、第二射が放たれる。

「第二射! 放てっ」

 アルマの号令で兵士たちは一斉に矢を放っていく。

ヒュヒュヒュンヒュン

 鱗があるため効かないとはいえ、鬱陶しいことに変わりはない。ワイバーンは狙いを矢の雨に切り替えファイアーブレスを吐き出した。

ゴォォォォォォォォォォ……

 矢は一本残らず灰となり、風に乗って流されて行く。

「チッ、やはりこれではダメか。カルマ! まだなのか!」

 アルマはカルマへ急かすように声を掛ける。

「んな事言ってもよ……くっ、これ扱えんの、将軍だけっだったんだろ……ぐはっハァハァ……」

 カルマは汐音の使っている弓よりも二回りほど大きな鉄製の弓を引こうと奮闘しているが、少し引けるだけでほとんど引けていなかった。

 そのもどかしい場面を見て冬華が声を上げる。

「カルマ! 何やってんの! そのくらいちゃっちゃと引き絞りなさいよ! 男でしょ!」

 カルマは顔を真っ赤にしながら弓を引き、言い返す。

「バッカ野郎! これは対ドラゴン用に作られた強弓なんだよ。これならドラゴンの鱗くらい貫くことができるけど、並の力じゃ引けねぇんだよ! 唯一扱えた将軍が死んじまったから、扱えるヤツがいねぇんだよ!」

 鉄製の弓と矢、通常の木の弓のようにしなるわけではない。それ相応の力で引き絞らなければ弓本来の貫通力は引き出すことは出来ない。

「誰が野郎よ!? こんな可愛い子捕まえて! だったらあんたが、扱えるようになんなさいよ! 今すぐ! ほらほら!」

 冬華はカルマに野郎呼ばわりされ、カチンと来たのか無理なことを平気で口にした。

「それができたら苦労はねぇっての……」

 カルマは愚痴をこぼしつつも冬華の前で無様な格好は見せられないと、気合を入れて弓を引く。

 が、やはり引けない……

 カルマが引けないのであれば、当然体の弱いアルマも引くことは出来ない。

 当然ここに来るまでに誰に強弓を持たせるかの選定を行っていた。カルマよりもガタイのいい兵士はいる。しかし、先の戦いでの負傷のため、カルマ以上の力を出すことができなかった。今の状況ではカルマが一番その可能性を持っていた。

 カルマの肩にこの戦いの命運が掛かっていると言っても過言ではなかった。

 今までに掛けられたことのないプレッシャーの中、カルマは必死に弓を引こうと奮闘している。

 しかし、もし引けたとして、カルマに矢を命中させることができるのか? という疑念が残っていた。

 その間にもワイバーンは旋回、急降下、攻撃を繰り返し、それを総司、冬華、サラの魔法、兵士たちの矢の雨でなんとかしのいでいた。

 ワイバーン1体に総出でこの体たらく、たった一人で1体を引き付けている光輝は大丈夫だろうか?

 汐音は光輝の心配をしながらも強弓をどう引くか、矢をどう命中させるかを考える。

 ワイバーンは一人妙な動きを見せる、いや、動きを見せないカルマに目をつけた。その手に持つ弓が自分にとって脅威となり得ると感じたのだろうか、上空で旋回すると、カルマに向け急降下してくる。

「カルマ! おぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 冬華はありったけの魔力を籠め、巨大なミズチを作り出す。

「喰い殺せぇぇぇぇぇぇっ!」

 カルマを狙われ、カルマが死にかけていた時のことが記憶に蘇ったのだろう。冬華は怒りで力のたがが外れていた。

 この後にもう1体控えていることなど頭になく、カルマを守るため、目の前の1体を全力で殺すことしか頭になかった。

「おぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 ミズチの無数の(あぎと)がワイバーンに喰らいつこうとするが、ワイバーンはそれを躱し、その鋭い爪で切り裂いて行く。

 ワイバーンの進行を止めることには成功した。しかし、それでも決定打にはなりえなかった。


 汐音はカルマの下へと駆けだす。

「カルマ!」

「なんだ!? 今忙しいんだよ!」

 カルマ弓を引き、構っていられないと言った声を漏らす。

「どうせそのままじゃ引けないでしょう!」

 汐音はハッキリと言い放つ。

「なっ!?」

 カルマは自分でもわかっていたが、それでも必死にやっていたことをハッキリ否定されカチンと来ていた。

「おまえ……」

「私がサポートします!」

 カルマが怒りに任せ声を上げようとすると、それを遮るように汐音がそう申し出た。

「サ、サポート?」

 不意の申し出に、カルマは怒りが混在した裏返った声を上げてしまった。

 その間の抜けた声に汐音は笑いをこぼす。

「ふふっ、そうです。あの時のように協力しましょう」

 あの時、偽アルマと戦った時のことだろう。カルマはハッとし頷く。

「なるほど、わかった。やってやろうぜ!」

「冬華ちゃんが怖いので、本当は私一人でやろうと思ったのですが、私だと威力に不安がありますので仕方がないんです。だから、後で冬華ちゃんのフォローをよろしくお願いします」

「はっ?」

 カルマは汐音が身体強化の魔法を掛けてくれるだけだと思っていた為、汐音が何を気にしているのかわからなかった。

 しかし、それもすぐにわかることとなる。

 汐音はカルマの思った通り身体強化の魔法をカルマに掛けた。

 そのおかげで、カルマは弓を引くことに成功する。

「おっしゃ、これならいけるぜ!」

「いえまだです。それでは引くことは出来ても引き絞ることは出来ないでしょう」

 カルマの歓喜の声を汐音が遮る。

「だったら、どうすんだよ!」

 カルマの問いに、汐音は強弓を間にカルマと向かい合わせに立つと、強弓を掴むカルマの手を握る。

「へ!?」

 汐音のいきなりの行動にカルマは声を裏返らせる。

「変な声を出さないでください。放つ瞬間に、さらに魔力を供給するためです。瞬間的にではありますがかなりの力を出せるでしょう」

「だ、だったら背中でもよくねぇか?」

 汐音の説明にカルマは改善案を申し出る、冬華の事が怖いのだろう。

「はぁ、我慢してください。これにはまだ理由があります。瞬間的に出せる力であなたは必ず命中させないといけないのですよ? そんなことあなたにできますか?」

 汐音はカルマの弓の命中精度に不安を抱いていた。

「うっ……たぶん」

 カルマは自信なさげに言う。

「たぶんじゃ困るんです! あなたは弓を引き絞り、放つことだけに集中してください。後は私が矢を強化し命中させますから。私たち二人で仕留めるんです!」

 汐音はカルマの手を強く握り、カルマの目を見据えて言う。

「わ、わかった」

 カルマは汐音の真剣な表情に何も言い返せなくなり頷いた。以前の成功例もあり、汐音の作戦に文句をいう理由などなかった。

 カルマは強弓を引き構え、汐音はカルマの手を握り鏡合わせのように構え、一発必中のコンボ魔法を掛けると、ワイバーンが動きを止めるのを待つ。

 かなりの至近距離に汐音の息遣いを感じ、カルマは緊張しドキドキしていた。自分の息は臭くないか? と息を止めてしまうほどだった。


 カルマがそんな状態にいるなどとは知らず、冬華は懸命にワイバーンに攻撃し続けていた。

 冬華の頭は冷静さを取り戻していた。

 きっとカルマが強弓を扱えるようになり、ワイバーンを仕留めてくれるはず。

 その想いは冬華の希望的観測ではなく、ちゃんと根拠はあった。

 先ほど汐音がカルマの下に向かう姿が見えたのだ。汐音が意味のない行動をするはずはない。きっと何か強弓を引く術を思いついたに違いない。

 だとするなら、今自分がやるべきことは、ワイバーンを狙いやすい位置に引っ張り込み、動きを封じること。

 冬華はミズチの頭に乗り、波乗りを楽しむがごとく、ワイバーンに向け駆けのぼっていく。

「ミズチ!」

 冬華は再び無数のミズチを放ち、ワイバーンに喰いつかせようとする。

 そして、ワイバーンがミズチを見据え、切り裂こうとしたところを狙い。ワイバーンの頭部に魔法を放つ。

幻影の靄(ミラージュミスト)!」

 ワイバーンの頭部のまわりにだけ靄が発生し、幻影を見せる。辺り一体に靄を発生させてしまったら、カルマの邪魔になってしまうと思い、範囲を絞っていたのだ。

 獲物を見失ったワイバーンは一瞬動きを止め、そこにミズチたちが喰いついて行く

ガッガガガガッ

Gyaaaaaaaa!

 大して効いてはいないはずだが、ワイバーンは体を食いつかれ咆哮を上げていた。

 そして、冬華の乗るミズチが、ワイバーンの頭上から襲い掛かる。

「おぉぉぉっ! いっけぇぇぇぇぇぇっ!」

 ミズチはワイバーンの首筋に喰いつき、そのまま下へと引きずり下ろしていく。

炎の束縛(ファイアーバインド)!」

「風よ! 彼の者捕らえて縛れ!」

 総司とサラの拘束の魔法がそれぞれワイバーンの腕を捕らえ、動きを封じる。

 そしてついにその時が来た。

「今です!」

 汐音の声と共に、カルマに魔力が流し込まれ、カルマは一気に弓を引き絞る。

 そして汐音の魔法のサポートを受け矢は放たれた。


カルマ、相変わらず気の強い異世界の女性に翻弄されております。

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