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ただいま

 アキが目覚めたのは翌日の昼過ぎだった。

「……う、ん……」

 目の前には見知らぬ天井が広がっていた。

 体を包み込む優しく温かな感触は睡眠欲に負かされる要因となった。

 再びアキは眠りにつく。

「……ぐぅ」

「アキ!」

「!?」

 その声に導かれるようにアキが目を開くと女神様が覗き込んでいた。

「あれ……女神様だ、やっぱり俺死んだのかぁ……」

「死んでません」

 女神様は涙目でニッコリ微笑んだ。

「……じゃあ、あと五分だけ、おやすみなさい……ぐぅ」

 アキは女神様の微笑みの中、再再度眠りにつこうとする。

「え?」

 アキの暴挙に女神様は呆気にとられていた。

「寝るなぁぁぁぁっ!」

ドスッ

「ぐふっ!?」

 アキの腹にエルボーが突き刺さる。冬華だった。

「何すんだテメェ! 俺が折角女神様に看取られながら静かに逝くところだったのに!」

 アキはすっかり目が覚めたが頭の中はボケたままだった。

「逝かないでください!」

 横から綺麗な大きな声がした。

「うお!?」

 アキは声のした方へと顔を向けた。

「おお、女神様! 俺を見捨てないでいてくれたんですね!」

 アキは両手を広げ女神様にハグしようとする。

「寝ぼけんな!」

ボフッ

「ぶふっ!?」

 アキは顔面を枕で殴打され、仰向けに倒れた。

「まったくお兄ちゃんは……」

 冬華は呆れたようにアキを見下ろしている。

 どうやら生きているようだ。そしてここは城の一室のようだ。

 アキは状況を軽く確認すると顔面を枕で殴打した冬華を見上げる。

「ちょっとした冗談だろ? ムキになんなよ」

「ムキになんてなってないし」

 冬華はプイッとそっぽを向いた。

「フフッ、よかった。元気そうで」

 女神様ではなく、サラは涙を拭いホッとしたようにアキを見つめていた。

 アキは苦笑いを浮かべながら体を起こす。

 敵ではなく味方としてようやく再会を果たしたアキは、少し照れていた。努めて平静を装おうと女神様ネタをしたのだが、素に戻ると何を話したらいいのかと言葉に詰まってしまった。

「えっと、おはよ、サラさん。その……ただいまです」

 アキは照れくさそうに頭を下げた。

「おはようございます、アキ。お帰りなさい、遅すぎですよ」

 サラは再び涙を流しアキに抱きついた。

 アキは体に当たる柔らかなものに意識が奪われかけるが、理性を総動員し優しく抱きとめた。

「ごめんなさい。ほら、俺もいろいろあったから……」

 アキの「いろいろ」という言葉にサラはピクリと反応する。

「そ、そうですね……」

 アキからそっと離れるサラの表情には陰りが見えた。

 サラは偽者のアキを本物と思い愛していたことを気にしていた。そしてあの晩の襲撃者がアキだと汐音から聞いていた為、あの場面を見られていたことを知り、それが後ろめたさに拍車をかけていた。

「サラさん?」

 サラの様子がおかしいことに気付いたアキはサラをのぞき込んだ。

 サラはアキがさん付けで呼ぶことに距離感を感じてしまった。

 アキとしては呼び捨てでで呼ぶのが照れ臭かっただけなのだが。

「いえ、何でもありません……アキ、さん」

 今の反応でサラの様子がおかしい理由を察した冬華はアキへと目くばせする。

(お兄ちゃん! 何とかしなさいよ! 男でしょ! サラさん可哀想だよ!)

(わかってるよ! ていうかお前見てんじゃねぇよ! あっち向いてろ! てか出てけ!)

 冬華は後ろを向き、部屋を出る気はないようだ。

(チッ!)

 アキは心の中で舌打ちをすると冬華から視線を外す。

 アキはサラへと手を伸ばすとサラを抱き寄せた。

「っ!?」

「ったく、サラさん……あ、いや、サラは、サラは何も悪くない。悪いのはさっさと戻って来なかった俺だ。ばあちゃんにも言われたし間違いない。だから気にすんな」

 アキは優しくサラの頭を撫でる。

 サラはアキの優しさに触れ、涙が止めどなく溢れてきた。

「ごめんなさい、ごめんなさい。アキ、アキィィィィ!」

 サラはアキを力いっぱい抱きしめ泣き出した。

 アキは泣き止むまで優しく抱きしめ頭を撫で続ける。

「あ~あ、また泣かしちゃったなぁ。俺、サラのこと泣かしてばっかだな」

 アキは自嘲するように呟いた。

「グスッ、ヒック……ホントですよ、ヒック、もう泣かせないでくださいね。グスッ、わたしを置いて行かないでくださいね」

 サラは頷いてほしくて、無意識に抱きしめる腕に力が籠もる。

「ん~約束はしかねるけど、努力します」

 アキは自信なさげに言う。

 そこは嘘でもいいから自身持って約束しろよと、冬華は心の中で突っ込んでいた。

「約束、してください」

 サラは約束をせがむ。

 サラは、アキは約束は死んでも果たしてくれると信じていた。実際死んでも約束を果たすために再び召喚されたのだから間違ってはいなかった。

 サラは約束するまでアキを放さないつもりのようだった。

 アキは根負けし、頷いた。

「……うん、わかった。約束……」

 サラはそれを聞き、ホッとし腕の力を緩めると、アキから離れ涙に濡れる瞳でアキの目を見つめる。

 明らかに何かを待っている瞳だった。

 アキは仕方がないなぁといった面持ちでサラの頬に手を添えると、微笑みかける。

 サラは微笑み返すと瞳を閉じ、顎を少し上げた。

 アキはサラの艶やかな唇に唇を重ねた。

 サラは意を決したようにアキの首へと腕を回し抱きしめる。

 そして口を開きアキの口の中へと舌を突入させた。

「!?」

 サラはアキの舌へ自らの舌を絡めていく。記憶の上書きでもするかのように夢中になり舌を絡める。

 最初は驚いていたアキも、頭の芯が痺れるような感覚に襲われたのち、無我夢中でサラの舌を追いかけはじめていた。

「ん、はぁ、チュ、あ……ん、チュ」

 二人は夢中になり艶っぽい声が漏れ始めると、アキは無意識にサラの胸へと手を伸ばした。

「あ……」

 そして、


「ん、うん!」


 喉の調子でも確認するかのような、「自分ここにいますよ」アピールをする声が響いた。

 二人は冬華の存在を思い出し、目を見開くとお互いの目が合い顔を赤くする。

 唇を離し、距離をとると、アキはチラリと冬華の方を見る。

 冬華は頬を赤くし、ジトっとした目を二人へと向けていた。

「終わったの? もういいの? 我慢しなくていいんだよ?」

 冬華はバツが悪いのか不貞腐れたように言う。

「我慢してねぇし、ていうか見てんじゃねぇよ!」

 アキは恥ずかしさのあまり悪態を吐く。

「見てないし!」

「嘘つけ! 顔赤いじゃねぇか!」

「聞こえてくるんだもん仕方ないじゃん!」

「聞くなよ!」

 と、兄妹喧嘩がはじまると内容が内容だけにサラは顔をさらに赤くし俯いてしまう。

「もう! そういうのは人のいないとこでやってよね!」

 冬華はプイッとそっぽを向いた。

「へいへい、そうしますぅ」

 アキはプイッとそっぽを向いた。

 やはりこの二人、似たもの兄妹だった。

 アキは気を取り直すように一つ息を吸い込み吐き出す。

「スゥゥゥ、ハァァァ……で? あの後どうなった? 瘴気は? みんなは?」

 アキは真剣な表情になり訊ねた。

 アキの急変についていけなかった冬華は戸惑いつつも事の顛末を語り出した。

「え? あ、うん。えっとね……」


 冬華の話ではこうだった。

 アキが気を失ってしばらくすると、光輝と麻土香がローザを連れてきて瘴気を抑え込んだ。しかし、来るのが遅いと冬華が文句を言うと、瘴気が溜まり風音を狙っていたという。アキの予感は当たってしまったということだ。協力者と共にその瘴気を何とか撃退してきたということらしい。

 瘴気の抑え込みと全員の治療を済ませると、外の様子を見に行った。

 外の戦いはすでに終了しており、そのため嵐三が戻って来られたようだ。外は事後処理でおおわらわだったらしい。その頃には地響きは止んでいたそうだが、異変が残っていた。

 空の色が変わっていたのだ。


「ふ~ん、それがあの色ってわけか……」

 アキは窓の外に広がる空を見て呟いた。

 青かった空は緑がかっていた。空気に変化はないように思われる。

「マーサさんの話だと、空気中の魔力濃度が少し高くなってきてるんだって」

 冬華はそこに魔力があるように空気をすくい上げて見せる。

「魔力濃度か……そりゃわからん」

 アキはなにも感じなかった。生物から放たれる魔力はなんとなく気配でわかるが、自然物に関しては今一わからなかった。そこにあって当然のものというのは気付きにくいものである。劇的な変化があれば気付くのだが、それも気を失っている間に終わってしまっていた。

 アキはその変化を目撃できず少し残念な気分になった。

「で? 協力者ってのは?」

「えっとね、ウィンディって言う風の精霊なんだけど……」

 冬華は言い澱んでいる。ウィンディの出てきたところに問題があり言い難かったのだ。

「ん? シルフィの親戚か?」

 言いずらそうにしている冬華にアキは先走り口を開いていた。

「え? ううん、風の精霊だからそうかもしれないけど……ウィンディね、石碑から噴き出した瘴気が集まって姿を現したの」

 冬華は俯き加減に言った。

 アキは驚きもせず考え込む。

 その姿を不思議に思ったサラが訊ねる。

「アキ? 驚かないんですね」

「ん? 少し驚いてるよ。まあ、予測はしてたから、冬華そのウィンディ黒かっただろ?」

「え!? うん、黒かった。なんで知ってるの?」

 冬華は驚きの声を上げる。

「文献にはアルスの封印に精霊の力を借りたとあった。だけど、その後の精霊の事については何も記されていなかったんだ。だから、封印の要として精霊を使ったんだと俺は考えてた。だから精霊たちは人間を嫌ってるんじゃないかって。んで、三つの封印が解かれ三体の闇に染まった精霊が出現した。だからここの封印にも精霊がいるんじゃないかって。俺はそのウィンディが襲ってくるんだと思ってたんだけどな。だから麻土香に護衛を頼んだんだけど……」 

 アキは自分が得た情報から推測したことを話した。

「私も見た目からアイズたちと同じなんだと思ったんだけど、ウィンディは人間に敵対するつもりはないって……」

 冬華は戸惑っていた。ウィンディの言葉の真偽を確認する間もなかったのだ。信じていいものかと戸惑うのも当然だった。

「風音は無事なんだよな?」

「うん」

「だったら今はそれでいいんじゃね?」

 アキは例のフレンドリィに話しかけてくるヤツの事もあり、闇に染まってもそういうヤツもいるのかもしれないと思いはじめていた。

「まあ、次に接触してくるまでに風音を鍛える必要はあるけどな」

 アキは悪巧みでもするかのようにニヤリと笑った。

「アキ、顔が悪いですよ」

 サラが微笑みながら突っ込んだ。

「うっ、サラに顔が悪いって言われたぁ……俺の人生オワタ……」

 アキはこの世の終わりのような顔で項垂れる。

「もうアキ、わたしはそんなアキを愛しているんですよ。自信持ってください」

 サラはアキの手を握り愛を宣言する。しかし、顔の悪さは訂正しなかった。

「サラァ~」

 アキは嬉しいやら悲しいやらで複雑な心境だった。

「ハイハイ、それでなんで風音なの?」

 このままではイチャつきはじめるんじゃないかと危惧し見ていられなくなった冬華は、二人の会話に割って入った。

「ん、ああ、風の精霊がいると思ったから風音を守るために麻土香に連れて行かせたんだけど。たぶん風音は風使いだ」

「ウソ! まだ子供なのに……」

 冬華は自分の事を棚に上げて言った。

「いやいや、お前も子供だろ」

 アキもまだ大人ではないのだが、そこは棚上げにするアキだった。

「お兄ちゃんだって子供じゃない!」

 冬華は憤慨する。どっちもどっちだった。やはり似た者兄妹だった。

「俺は大人になるのも時間の問題だ!」

 アキは何をもってそう言っているのだろうか? 少し怪しいニュアンスが含まれる言い方だった。

「そ、それで、なぜ風音君が風使いだと思うんですか?」

 サラは二人の口喧嘩を止めるために疑問を挟んだ。理由はそれだけではなかった。あまり挑発すると、冬華が二人の仲を邪魔してくるのではないかと危惧していたのだ。

「ん? だって風音だよ? 名前からしてそれっぽいじゃん」

「「は?」」

 二人は呆気にとられる。そんな理由で風音を風使いだと思っていたのかと愕然とした。

「というのは冗談だけど、シルフィの風音に対する反応がなぁ、あれは怪しい」

 アキは恋人の浮気を疑うように怪しんだ。

 はじめて風音と会ったあの牢で、シルフィの動揺は如実に現れていた。

 探し求めていた半身を見つけたような、恋人を見つけたようなそんな感じ。そしてわかってはいたけれどアキがそうでないのだと突き付けられたような絶望感を抱いていた。そんな素振りは見せてはいなかったが、アキには隠せるはずもなかった。なにせシルフィはアキに憑依していたのだから。

 そんなアキを見てサラは頬を膨らまし非難の目を向ける。

 そんな事とは露知らずアキはシルフィを怪しんでいた。

「風音もシルフィの事気に入ってたみたいだし、あり得るかもねぇ」

 冬華は風音のシルフィに対する態度を思い出し納得した。

「あのマセガキめぇ……」

 アキの中のライバル心に火が付いた。

「んもう!」

 サラは嫉妬心に火が付き、アキの頬を思い切りつねった。

「いひゃい、いひゃい! なにひゅるの!」

 サラは思いっきり引っ張り離す。

「知りません!」

 サラは不貞腐れたようにそっぽを向く。

「え~……」

 アキは頬をさすり困った顔をする。

「ふふ~ん、ザァマァ」

 冬華は鼻で笑った。

 アキはキッと睨みつけ口を開く。

「で? 他のみんなは?」

「みんなは会議に出てる、モルガナはマリアさんが検査してる」

「会議ぃぃ、んなもんに出てんのかよお前ら。俺は出ねぇからな、面倒だし……」

 アキはあからさまに嫌そうな顔をする。

「いやいや、お兄ちゃんにそんな事期待してないから誰も」

 冬華は全力で手を振って否定する。

「失礼なヤツだ。てか、お前は出ないのかよ?」

 アキは心の中で「お前も期待されてないんだろう?」と思っていた。もちろん顔にも出ている。

「ムカツク顔だなぁ、私だって面倒なの! コウちゃんと汐音ちゃんが出てるからいいの! まあ、今回はいろいろあったから全員参加だけど。あ、私はお兄ちゃんの看病という名のサボりだから」

 冬華は悪びれもせず言い放った。

「お前も大概だな……」

 アキは呆れ果てていた。

「お兄ちゃんはこれからどうするの?」

 冬華は訊ねた。

 会議でこれからの方針が決まるまでは特にやることがなかった冬華はアキの後をついてまわろうと思っていた。アキといれば退屈しなさそうだったからだ。……というのは建前で、ホントは昔みたいに一緒にいたかっただけなのだ。

 ここに来てサラの危惧していたことが的中してしまった。

 サラはアキの言葉をそっぽを向きながら耳を澄まし待っていた。

「ん~寝る」

「「は?」」

 冬華とサラは空いた口が塞がらなかった。

 さっきまで散々寝ていたにも関わらずまだ寝るとか信じられなかったのだ。

「最近あんま寝てなかったから疲れてんの!」

 最近のアキは昼間はサラを見守り、夜はサラが眠るまで見守り、後は情報収集、空いた時間に仮眠をとるというスケジュールで動いていた。サラファンクラブの力をうまく利用していたから効率は良かったけれど睡眠不足はどうにもできなかった。

 なので非常に眠かった。

「というわけで、飯時になったら起こしてくれ。じゃ、おやすみぃ……ぐぅ」

 アキは即効性の睡眠薬でも飲んだかのように眠りに落ちた。

「というわけってどういうわけよ! ってもう寝てるし……つまんな~い」

 冬華はつまらなそうにアキを見下ろす。

「……私も寝ようかな……」

 冬華はアキのベッドに潜り込もうとする。

「冬華さん、何をするつもりですか?」

 冬華の挙動を見ていたサラが止めにはいる。

「何って、私も寝ようかと」

 冬華は気にせず潜り込もうとする。

「でしたら、ご自分の部屋で寝てください。兄妹で一緒に寝るだなんて……」

 サラはそんな羨ましことは断固として阻止するつもりのようだ。

「大丈夫、いつもの事だから」

 冬華は軽い感じに言い放つ。

 しかし、それは子供の頃の話だった。

「ダメです! 添い寝なんてさせません!」

「なんでよ! 兄妹なんだから別に問題ないじゃん!」

 いやいや、大ありでしょう! もうそこそこ大きくなってるんだから、とサラは心の中で思っていた。

「添い寝はわたしがするんです!」

 サラはついに本音を吐露した。

「な、なにおぅ!? そうはさせないよ!」

 冬華はニヤリと笑いやる気を出す。暇つぶしができたと内心で喜んでいた。


 アキの上で激しい添い寝争いが続く中、アキは闇の中にいた。

「なんだ、これ……」

 アキの目の前には一軒家が建てられていた。


やっと再会し約束を果たしました。

そしてまた約束してるし。約束守れるのかなぁ? どうかなぁ?

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