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明日はきっと

作者: りんご

ふぅ、疲れたな。

そんなことを思いながら車を降りる。父の転勤で、私は千葉県から愛知県にやってきた。中学3年生まで住んでいた千葉を離れるのは寂しかった。友達と、別れるときはしばらく涙が止まらなかった。でも、いざ新しい場所に来てみるとここから新しい生活が始まるんだぁと少しワクワクした気持ちだった。

引っ越しから、三日後。高校の入学式の日がやってきた。母とともに、電車に乗って高校へ向かう。同じ電車には、同じ制服を着た人が何人かいて緊張した。

学校へ着くと、クラスが書かれている。

「んーと、私はどこかな…」

1年9組。9クラスもあるんだと思いつつも教室へ向かう。着いてみると、みんな席について仲よさそうに話している。もっと、早く来ればよかったと後悔。

ひとまず、席につく。

「ねえねえ!名前なんて言うの?」

前の席の子が話しかけてくる。急で、戸惑いながらも答える私。

「琴葉っていうよ!佐藤琴葉。」

「琴葉ちゃんか〜!じゃあ、あだ名はこっちゃんね!決まり〜♪私は、愛理!」

唐突にあだ名をつけてくる彼女。すごい、元気な子だなぁというのが最初の印象。

「愛理ちゃん、よろしくね!」

こうして、二人は出会った。

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