【プロローグ2】仮室長の威
駆同様、「誰だコイツ」状態になるかもですが、
そこは勘弁して下さい
入学式を無事終え、HRに戻る。俺のHRは一年四組。
駆「(やっぱ疲れてるな俺。式とか堅苦しくてどうも苦手だ。
それに新しい学校に慣れてないってこともある。早く慣れないとな)」
担任「……でもって、この学校の基本方針としては……」
駆「(…ダメだ、集中力が持たねぇ。また落ちるなこりゃ……)」
??「……きなさい!聞いてるの!?起きなさいって!!」
駆「…うあっ!あービックリした。何だ?」
俺が目を開けると、いかにも機嫌の悪そうな女が俺の前に立っている。
誰だこいつ?教師ではないし。同じクラスの奴か?
??「何だじゃない!いつまで寝ているんだ!下校の時間だ!」
駆「マジか。熟睡しちまってたな……その前にお前は誰だ?」
??「やっぱ何も聞いてなかったか。お前、式のときも寝てたよな?」
おい、ちょっと待て、男子と女子の席は離れてたぞ?何で知ってるんだ!?
駆「それはこの際別問題として、質問に答えろよ。お前は誰だ?」
??「憶えておけよ、私はこのクラスの仮室長に任命された、日南 藍だ。
ちなみにお前は要注意人物としてマークしておくからな、朝日!」
駆「(色々ツッコミ所満載だなオイ、仮室長って何だ?なぜ俺の名前を知ってる?
あー…もう考えるのも面倒だ)まあ、せいぜいよろしく。」