表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2万5千分の青春  作者: 星 辺斗
第2章-四季高のオープニング-
19/35

[第四話]天才の声、天才の行動

ついに生徒会長の名前オープンです!

……って、誰だこの変態はぁ!!

 駆と青は部活見学に向かう。たまたま同じ部を見に行こうとするので

ともに行動している。そこに翔も合流する


駆「よっ、翔悟。お前もこっちか?」


翔「はい、通は別の方へ行きましたが」



??「ハッ!ハッ!」


後ろの部屋から大きな声が聞こえてくる


駆「わっ!何だ?」 青「ここは応援部の活動場所の前だな」

翔「ついでだしちょっと覗いてみますか」


駆たちが様子をうかがってみると、数人の学ランを着た生徒が並んで

何かの順番を待っていた


応援部部員(以下『部員』)「はい、次!」


陽「ハッ!ハァッ!!」 翔「(岩場さん!?)」


応援部部長(以下『部長』)「いい声出してるじゃねえか、そこらの男どもより」


部員「それにかわいいし。俺が応援されたいよ」「同感だよホント」

「入部してもらいたいもんだね、今のこの部には花がないっつーか」

「それは現女部員への喧嘩か?」「いやそういう訳じゃ……」


部長「おいお前らうるせーぞちょっと黙ってろ

…嬢ちゃん、あんたには素質がある。ウチの部に来てくれないか?」


陽「もちろんです、そのために来たんですから!」


部員たち「ッシャアアアァァァ!!」


男子部員大喜び、女子部員も新部員に拍手を送る



翔「岩場さん応援部ですか、ここでいいんですか?」


陽「人を応援するのが大好きなので」


駆「それはそうと何で学ランなの?」


・・・・・・・・・・・・・・・え?


青「学ランは応援部のユニフォームみたいなものだからだ。女もな」


駆「そうか、そういうことだったか」


翔、陽、青「(知らなかったのか………)」



部員「はい、次!」


英「ハッ!ハッ!!!」 駆「(新堂!?しかも声がすげえ!)」


ガタッ!

部屋に掛けてあった初代応援部部長の絵が落ちた!


部長「こんなことは初めてだ、初代部長が入部を薦めているぞ!」


部員「何その解釈」「でもさっきの声はちょっとすごかったな」

「お前らはあいつのオーラが見えないのかよ」「あー、言われるとそんな気が」

「それにカッコイイ」「お前って女だったんだな、今気づいた。顔赤くすんな」


部長「応援部に入りたまえ。というか決して逃がさないぞ!」


英「ハハハ、逃げませんよ。入部します」


この人数で出せるのか、という音量の拍手が送られましたとさ



青「この前気づいたが、お前スポーツ万能なんだろ?ここでいいのか?」


??「問題ナッシングだよ新入生諸君!!」

駆「うわっ!今度は何だ!?」


後ろから謎の人物が会話に割り込んできた


駆たちが振り返ると、銀髪ツインテールの女?いや男がそこにいた


??「校則では兼部オーケーなんだよ」


駆「(誰だコイツ、どっかで見たような憶えはあるんだけどな……)」


英「それはちょっと関係ないんです、兼部する気はさらさらないし。

運動部のどこかを選ぶ気にならなかったんだ。得意なスポーツがないですから。

それより、ここで何をしているんですか生徒会長さん」


駆、翔「生徒会長!?」


そう、このツインテールの変態こそ生徒会長、西城(サイジョウ) 怜二(レイジ)である


翔「あの入学式では普通に真面目そうだった生徒会長ですか!?」


二「式の最中寝てた誰かよりは礼儀をわきまえてるさ」 駆「(ギクッ!)」


二「それに、誰が上級生の部活見学を禁止したんだね?してないよ。

その前に、得意なスポーツがない人間が初ボウリングで200点超えるかい?」


駆「いやボウリングは得意でもボウリング部は存在しないだろ」


青「違う違う、スポーツの才能があるかどうかの話だから」


英「そういえば、ボウリング大会のときにメダルをくれたのはあなたですか?」


翔「(!! メダルを渡したのは管制官だろうという見当はついていたが、

彼じゃなくてこの人が渡したとも十分考え得る。

生徒会長が新堂さんのスコアをなぜ知ってたか説明がつくし)」


二「いやいや、俺はボウリングで240点なんてスコアは取れないよ。

メダルを君に渡した『彼』はその点数を取ったけど」


怜二が話した内容で、英雄と駆は点数に驚いた


駆「240点!?」

英「そんな点数を取る奴が居るってのか。……面白い、

そいつが分かったらまず勝負をしかけてやろう!」


青「(確かに驚くことだけど、驚くところは本当にそこか?)」


翔も驚いたが、別の質問を怜二にする


翔「『彼』を知ってるんですね!それが誰か、教えてはいただけないでしょうか」


二「『彼』を知りたいんですね!本人に聞けばよろしんじゃないでしょうか」


翔「本人が話さないから聞いているんですよ!教えて下さい!」


二「本人が話さないから教えないんですよ!諦めて下さい!」


翔「(だめだ、この人から聞くのは無理だ。疲れるしうざいし)」



二「新堂君、君に言っておこう。この学校では部活外の人物を助っ人として

大会参加させることも許可されている。君の才能が知られれば、大会の時期に

多くの部活が君を取り合うだろう。覚悟したまえよ!それじゃあ、バーイ」


そう言って変態はどこかへ去って行った

次で終わるって以前書いてあった気がする?

き、気のせいだよ……ハハ、ハハハ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ