[第三話]冷静、冷笑、気配
ダメだ、うまく纏まらなかった
次回に期待
駆が教室に入ってしばらくは、何ともいえない微妙な雰囲気になる。
なぜかって?藍と二人っきりになってしまうから
駆「(これから毎朝こいつに睨まれるのか……精神的にキツいな。
まあいいや、せいぜい5分10分の辛抱だ)」
藍「(学校にいる間、私はいつでも貴様を見張っているからな……)」
7時15分頃、駆の待ち望んだ人物、または要注意人物2号(藍目線)が来る。
彼の名は青井 巻。駆が勢いで友人にした。
駆「よう。待ってたぜ、お前が来るのを。」
青「マイナスな理由で待たれても、嬉しくないんだけどな」
駆「まあそう言うなって。また話し相手になってくれよ。」
青「適当に相槌打ってるだけでもいいんだろう?」
駆「とか言いつつ話をちゃんと聞いてくれるじゃないか」
こうして駆は学校にいる間、なんとか藍を無視して生活するのだった。
……しかし駆には一つ気になることがあった。
一年三組の仮室長は誰なのか?
トイレに行くついでに教室を覗いてみたのだが、そこに居たのは
何か異様な雰囲気を発する女性であった。
??「…何か用?」
駆「いえ、何でもないです……」
駆「(質問できない雰囲気だよな、あの人。……何者?)」
無論、教室の隅で静かに本を読んでいた青年には
まったく気が付かなかった
??「………」
次回、いよいよ活動開始!