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尻尾の動き

〔冒険者ギルド〕


ギルドでは最近ギルド内の宿に住み着いた美少女サキュバスがいるとの話題で持ちきりだ。


「おっ来た来た」


男達はアーリアがあくびをしながら降りて来たのを見て出来るだけ自然に振る舞っているように見せつつ様子を伺う。


一方アーリアはメニュー表の前に立つと何を食べようか?と尻尾をゆーらゆらさせつつ考え始める。


「尻尾可愛いよなぁ…」


「なぁ…」


決めたのだろうアーリアはピコン!と尻尾を立て受け付けに向かって行った。


「でもあんな間違いなく名家のご令嬢がなんで一人でギルドに住み着いたんだろうな?」


「さぁな、あの子なりの事情があるんだろう」


そう話していると黒髪の少女が男達の元にやって来る。


「ねぇ?ちょっと良い?」


「なんだい?お嬢ちゃん」


黒髪の少女はアーリアと同い年くらいに見える少女であった。


「私と同じ歳くらいのサキュバスの女の子が来たって聞いたわ?どこにいるのかしら?」


「今、あそこでご飯食べてるぞ」


男達が指を刺す先そこにはご機嫌な様子で尻尾をるんるんさせながら朝食を食べているアーリアがいた。


「ありがとう」


黒髪の少女は男達にお礼を言うとアーリアの元に向かって行った。


「吸血鬼だな」


「あぁ間違いない」


男達は食事を終えると仕事に向かって行った。

黒髪ちゃんはアーリアの相棒になる子です。

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