登場人物(※少々ネタバレあり)
この物語は『スリーライティング・上中』の続きです。
前回は作者ページからお入り下さい。
人物紹介
年齢はストーリの開始時期、もしくは初登場時です。
上中までの、少しネタバレの部分もあります。
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●金本尚香
東京の会社、ジノンシーコンサル部の会社員。今年で29歳になるの28歳。背はやや低めで目立たないが、バリバリの仕事人。真面目。
●山名瀬章
元アイドルのバンドマン。いい加減なくせにストイックな性格。記憶力と運動神経の固まりだが、性格不器用でチームスポーツが苦手。背は高いが、高くなり過ぎてバク宙も前転バク転もが出来なくなった。
尚香といると気も遣わず楽なので、尚香と結婚したい20歳。
●久保木孝成
尚香のことが気になる元商社マン。ジノンシーの社のコンサル部本部長。普通に見えてぶっ飛んでいるところもある。
●山名瀬道子(道さん)
章の母親。在日韓国人で元の名前は崔道子。面倒見がよくとても優しい。
●山名瀬正一
章の父。章が幼い頃に病気で亡くなっている。
●金本お父さん(おじいちゃん)
世田谷の古い家に住んでいる。尚香の父親。中国から帰化している。生まれた時から日本暮らしなのでほぼ日本人。章と仲が良く、よく章を呼び出す。足が悪く既に定年で家にいることが多い。
●金本お母さん(おばあちゃん)
尚香のお母さん。同じく帰化している。穏やかな普通のおばあちゃん。
●リース・洋子(多賀洋子)
章にそっくりな女性。モデルのように美しい元ピアニストで歌手。口も性格も悪く、章と仲が悪い。
●リース・道子
歌手でありバイオリニストでもあったが、将来の夢のために勉強の道に進む。
●加藤美香
ジノンシーイベント部。尚香の大学からの同期で親友。大人な性格と外見。
●正二
尚香の大学の後輩で、一度は同じ会社で働いていた。
●彩香
尚香と美香の大学の同期で親友でもあった。正二の妻。
●武田信之
尚香の実父。大学教授で現在行方不明。
●武田エリ
尚香の実母。大学教授で同じく行方不明。
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音楽会社イットシー
LUSH+メンバー
●功
章の事。LUSHのボーカルでとにかく歌が上手い。楽譜は読めない、感性と勘で生きる男。
●与根(与根村 よねむら)
ベース。友人の少ない功の、唯一の中学からの同級生。仕事のこと以外で怒ることもない、いい奴。
●伊那
鍵盤&PC。長髪でそれなりにかっこいいが、性格は功以上にいい加減。デザインも出来る。既婚者。
●泰(泰高 たいこう)
ドラム。あまり話さない穏やかな性格。既婚者。
●ヴィンセント・真理
サックス、ピアノ。基本、何でも出来る。
●政木社長 イットシー社長。
●戸羽 社自体のプロデューサー。
●森川尚 ゼネラルマネージャー。
●三浦 功のマネージャ―。
●興田 舞監。演出などもしている。
●和歌 演出補助。
●山本 ライブハウス照明。
●天童 元功のマネージャー。産休中。
●ラナ・スン
元イットシーのソロ歌手。R&B系。道が好きすぎて、功と結婚したい。
●ユア
モデル。いまいちパッとしないが。功が大好きで好きすぎる。
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ジノンシー(コンサル部)
企画課の尚香の周辺。
●兼代
尚香の仕事上のパートナー。かなりチャラけた性格で、章の兄貴分の位置を確保する。
●柚木 ミーハーで普通に楽しく生きたい今時の人。
●川田 ビビりの社員なのに、家ではファンキーな趣味の人。
●部長 尚香の部の上司。長く務めるみんなのお父さん。
●四谷 営業。ブースは違うが、よく遊びに来る。
●高垣 もともと営業だが、尚香の退陣で企画に移る。
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●元婚約者。
尚香の元婚約者。際沢の件で尚香を見捨てる。神経質。
●際沢事件の支店長
セクハラ事件を起こした、尚香の以前の職場の取引先支店長。
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章の義家族
●和司(和司) 洋子の元夫。きつい性格だが、根は人思い。
●和司の妻 和司の現妻。洋子のことが大嫌い。
●大地
洋子と和司の息子。半引きこもり。うまく人との会話ができない。
●良子
洋子と和司の娘。勉強はできるが、性格がふわふわしている。
●千奈
現妻の娘。きれいな子だが、両親を苦しめ自分を晒し者にした洋子が大嫌い。
●巻
現妻の末娘。背が高く大柄で、明るく穏やかな性格。良子と仲が良く、洋子や章とのつなぎ役になっている。まだ中学生。
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演奏隊。
●高坂里愛
世界レベルのピアニスト。仕事上での尚香の知り合い。楽器の調律の相談役になったことで、功のバイオリンと出会う。
●バイオリン太郎(原裕太)
リアの知り合いの、子供バイオリニスト。功と尚香が大好き。
●原朝 太郎の妹。鉄琴担当だが、実は木琴も出来る園児。
●原ママ 二人のマネージャーなお母さん。
後から入部
●弓奈・メイシー(ユミナ) ピアニスト。ハーフ。30代だが若く見える。
●ニキ・ディアーヌ・ローレン バイオリニスト。外国育ち。
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サンサンハウス
尚香が3歳から9歳前後までいた、愛知県の中規模養護施設。尚香は、この施設の柱に縛られて、親に置いて行かれた。
●施設長(院長)
●瑛子 その奥さん
●陽 尚香の養護施設での弟で幼馴染。サンサンハウスの職員。
●星南 その妻。エナドリのファン。ソンジ推し。
●とよちゃん 長女で章の朝食係になった。
●ちいちゃん 末っ子。
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山名瀬家の親戚や知人(章の父側)
●若葉おばさん(わかは)
章の父親の学生時代からの知人。近所のおばさんで、日本に来た若い頃の洋子姉妹も知り、章や道の面倒も見てくれていた。現在川崎市に住んでいる。一人息子は大阪に。
●山名瀬正二郎
章の父方の祖父。いかにも高度成長期の時代な人で気分屋で豪胆。金の羽振りがよく、道の父と雀荘で友情を分かち合う。
●その妻 道につらく当たった、章の祖母。
●山名瀬富子 唯一、正一と道の味方だった、章の末大叔母。
●叔父さんたち。 会社経営や家の相続で正一を困らせた、大変な叔父たち。
●山名瀬広大 正一の年の離れた従弟。気楽な性格で正一と仲がいい。
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多賀家側(章の母側)
●京子・サンドレス 洋子の叔母さん。章の祖父の妹で、もともとイギリスにいて結婚してアメリカにいる。
●真奈美 洋子側の親戚で、初めて日本に来た姉妹の面倒をよく見てくれる。
●真奈美の母
●叔父さん
章が住んでいるマンションの持ち主。敬虔なクリスチャンで海外に移住。音響スタジオのあるマンションを手放すことが惜しく、現在に至って章に貸している。
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武田家。
尚香の父方の親戚 (実の親戚たち)
●武田大和 (やまと)
尚香の又従弟。突っ張ってチャラい感じだったか、そうはなり切れぬ高校生。
●武田啓太 (けいた) 親戚からはぶにされた尚香が気になっていた末の叔父さん。いい人。
●武田由李子( よりこ) その妻。こちらも人情家。
大和の友人
主に緑山高等学校生生徒。大和の昔からの友達も多い。
●佐山光 サークルのリーダー。
●武見
●利帆 普通の気のいい女子高生。唯一、LUSHのボーカルが大和の知り合いと知っている。
●鈴 美人
●結花 LUSHのファンになてしまう。
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道の家族や親戚
●ハルモニ(おばあちゃん) 道のおばあさん。豪快だがいい人。
●お父さん 飲んだくれのてきとうな男。既に病死。
●お母さん 一応正一との結婚は受け入れてくれた。
●チェ・ジョンホ
道の二番目の兄。山名瀬家が嫌い。
●日本住まいの叔父たち
元は道と正一の結婚に反対していた。
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エナドリ『エナジードリンクモーメントX』
略して『EDMX』……エディミックス
●ソンジ 章と同い年のリーダー。多才で顔もよく、章が大好き。
●ハジュン メンバーの中では小柄のやり手。
●レビ ソンジと同じくらい背が高い。日本語はあいさつ程度。
それ以外にも数人。中国人もいる。
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日舞や近所の人
●機河先生 日舞の先生。鋭い。
●中江先生 日舞の男性の先生の一人。女性に人気がある。
●貴世さん 四件茶屋のご近所のおばさん。日舞の時に章のあれこれを助けてくる。
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芸能関係
●トキちゃん(時空)
アイドル『マリアン・ランファー』、略してマリアンの元メンバー。功が好きで、結婚したくて裏方業に移る。日本的なかわいい系アイドルだが、ソロではかっこいい系も着こなす。
●鷹十
章を敵対視している、バンドのボーカル。功より顔がいいのになぜか功よりモテない。
●三鷹(SAKI)
ガニッシュのボーカル。実は中学の同級生。
●ササナちゃん 鷹人が好きな日本のアイドルだが、功のことがお気に入り。
●サリカちゃん 功が大好きなk-popの日本人メンバー。功のファンにも、ファンと知られている。
●ミイカちゃん 同じくk-popアイドル。功にバレエの基礎ストレッチを教えてくれた。ミルク顔のあっさり大人美人。
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●荻さん
章と道の昔からの友人。
●美術部、マンガ部、軽音部、スイーツ部の皆さん。
●ミス・ダーシー 道子の高校の頃の先生。
●アーロ 洋子の最初にお付き合いした男性。
●ミス・エリアス・ソノダ 道子が高校生の頃に聞いた公演の講師。
●傷痍兵のオジサン
道に日本行きを決意させた、いい加減な物売りのおじさん。
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○ヒューマート(アメリカ大手の商社)
久保木が務めていた商社。
○アリア・サーフの『主の鼓動と』
一世代前に、日本のTV番組の主題歌で使われた、外国人歌手のヒット曲。尚香がピアノで弾ける数少ない曲でもある。
○『マフラー戦士リリベル・リリル』
バイクの排気量とマフラー音が攻撃を決める美少女戦士だったが、ニッチ過ぎて女の子にもバイクファンにも刺さらず、数話で打ち切りなったシリーズ物である。山本さんの最推しであった。