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うちの弟子解体新書 無限界層一桁トーナメント編

 

 無限界層一桁トーナメント出場者



 ランキング2位【犬神】伽羅様


 胴長短足の小型犬。

 かつては『彼女』のペットであり、タクミのお兄ちゃんとして飼われていた。

 第六部のラストバトルでアリスが放った宇宙最強の力を無効にしているが、その力は謎に包まれている。

 ランキング1位の『あのお方』の姿を見た唯一の存在でもあり、一桁トーナメントのキーパーソンであり、優勝候補筆頭であることは間違いない。



 ランキング3位【虚偽王】ザ•ハーク


 白髪にピンと上を向いた白髭の老紳士。あだ名はピンヒゲ。

 一見、ひ弱な老人に見えるが、全ては嘘でコーティングされている。

 力を極限まで凝縮しており、本来の姿は、蒼穹そうきゅう天井リミテッドにも収まりきらない程の巨人。

 一度見た能力を全て無効にする能力を持っていると言われているが自称なので信用ならない。

 一桁ランキングの会議では司会進行を務めており、『あのお方』からもメッセージを送られるほどに重宝されている。



 ランキング4位【塊魂】ミッシュ•マッシュ


 32本の腕に100本の足、10の頭に24の瞳。

 強者を繋ぎ合わせて巨大なかたまりとなった究極生命体。

 戦闘で勝利した際に、相手の最も優秀な部位を奪い取り込む能力を持つ。

 組体操のように人が重なっている見た目だが、パーツの位置はいつでも移動可能で戦闘に応じて様々な形態に変化する。

 100本の足を使った超突進、凝視しただけで相手を操り発狂させる魔眼など多彩な能力を持ち、さらにトーナメントを勝ち進めば対戦相手の能力を奪えることから、組み合わせ次第では、最も危険な優勝候補となるだろう。



 ランキング5位【スピード狂】マッハ•エクシード


 音速も光速も超え、時空を歪めるほどの速度で走り続けるスピード狂。

 残像すらかき消す、その姿を目撃したものは未だ存在しない。故に性別すら不明であり、身長体重容姿など全てが謎に包まれている。

 声の速度340m/秒よりも早く動くため、勘違い王タクミの文字も追いつけない。

 最速という分野に関しては、間違いなく彼(彼女?)が無限界層No.1である。



 ランキング6位【神樹王】モクモク


 雲にすら根を張り、触れるもの全てから生命力を取り込んでいく一本の大木。

 樹木ゆえ動くことは出来ないが地中や宇宙に根を張ることで、どこまでも攻撃範囲を広げることができる。

 その範囲は無限界層全てを覆っても余りうるもので、惑星間にいるほとんどの生命体を一瞬で干からびさせ、そのエネルギーでさらに成長していく。

 蒼穹天井に、鎮座していたのは伸びた枝の一つで、本体は生まれた惑星から一歩も動いていない。

 タクミが推測していた通り、元から植物のモクモクには、禁魔法、緑一色グレートフルグリーンは一切通じず無意味である。



 ランキング7位【呪物王】ンコンディ


 棺桶のような箱に入れられ、全身を呪布と鎖で拘束された指先一つ動かせない呪いの王。

 生まれた時から様々な呪いに侵されており、本人ですら、どれほどの呪いにかかっているのか、未だ、その全容が掴めていない。

 彼に殺意を抱いた者は、それだけで呪い殺される「重倍じゅうばい返しの呪い」、どれだけ飢えようと心臓や脳が潰れようと死ぬことが許されない「不死の呪い」などが確認されている。

 ランキング6位の【神樹王】モクモクとは、お互いに動くことのできない者の同族嫌悪なのか、いつも争い数億年変動がない一桁ランキングの中で6位と7位だけが頻繁に入れ替わっている。



 ランキング8位【名無し】ネレス


 桜色のショートヘアに瑠璃色の瞳。漆黒の装束を身に纏ったあどけなさが残る少女。十五、六歳くらいに見えるが、実際の年齢はだいぶ上らしい。左右の腰には、紅蓮ぐれん蒼漣あれんという魔剣を2本ぶら下げている。

 タクミのことを気に入っており、タクミが無限界層ランキングに参加するきっかけを作り、さらに生贄リーダーとして洞窟に潜り込んだ。その行動には多くの謎があり、真の目的は判明していない。

 戦う相手と同じ能力を使える複写コピー能力があると思われるが、そちらも正確には解明されておらず、トーナメントのダークホースとなりえる存在だ。



 ランキング9位【勘違い王】タクミ


 本編の主人公であり、元史上最弱の男。

 文字人間との出会いから、紆余曲折を経て文字の力を操れるようになった。おでこに永遠のラスボスと書かれている。

 言葉にしたり、そう勘違いしただけで、それを現実にしてしまう。さらには相手の文字を書き換えてその能力や姿形でさえ変化させることもできる。

 無限界層ランキングでは、戦う意志もなかったのに文字が勝手に敵を倒していくという無双ぶりを見せつけた。

 詳しくは第九部の戦いをもう一度読み直してほしい。





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