表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鍛冶屋の息子  作者: まぼろしおう
2/14

一族

俺の家系は、グランドエンハンス国にある、鍛冶屋の一族「エンハンス」である。


国の名前にエンハンスが付いているのは、建国王(グランド)が我が家の祖先と建国前からの親友で、共に手を取り国を作ったが、王にならなかった祖先を思い、これからも親友と言う意味も込めて、王の家名とエンハンスの家名を合わせ国名にしたらしい。


そして、現在はグランドエンハンス国に、特殊な能力を保持する鍛冶屋が、「エンハンス」筆頭に「ソード」「アクス」「アーチャー」「シールド」の5つに分かれている。


建国時、鍛冶屋は「エンハンス」のみで、当時の当主が今後の事を考え、装備の種類別に適正有る弟子を指導し、当時の能力と共に分けたとの事。


なので、総括は我が家と言うことで、何十年と続いている。


能力に関しては、

「ソード」…………武器の軽量化

「アクス」…………武器使用時、相手に与える重力

「アーチャー」……身体的、距離適正・命中

「シールド」…………身体的、硬化

そして、

「エンハンス」……身体的、能力向上・痛覚無視


能力は一族(血脈)のみ伝授する事が可能。


生まれ持った体質によって、発動時間が異なる。場合によっては、能力以上の覚醒をする場合もある。

能力停止後は力を吸われた状態になり衰弱し、ほぼ戦闘不能、または死にも繋がってしまう。

万能では無いが、力を加減する事で持続時間や、戦闘不能回避は可能である。


その為、身体的な負荷が掛かるので、この国の成人。15歳になるまで、能力の正式伝授は禁止とされている。


ただし、正式伝授が15歳であって、能力自体は少年時でも、本人が知らぬ間に発生させる事もある。


ガクもエンハンス家の一族である事に変わり無い。


考え過ぎかもしれないが、嫌な危機感を覚えていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ