表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱小魔族の冒険譚  作者: さわ
7/34

追憶

 --アリスの追憶--


 私の両親は王都のとある学校で研究者をやっていた。

 魔族でないと使えない魔法を使えるようにすると言う内容だった。

 よく私に夢を語ってくれたっけ。

 ある日、王宮から両親にお呼びが掛かり、王宮で研究をする事になったと言う。

 それから、両親の帰りが遅くなり、遂には帰ってこなくなった。

 特に魔法の研究に対して悪意はなかったし、それだけ忙しいんだ、しょうがないと自分に言い聞かせた。

 王宮から使いの方が来て、教会に連れて行ってくれた。

 研究が忙しいからしばらく此処に居るように言われた。

 そこでは色々な人がいて、日々楽しかった。

 特に年下の子は手が掛かるが可愛い。

 ある日、司教様に呼ばれ、王都に行く事になった。

 王宮で両親には会えなかったが、魔法が使えるようになった事で、両親の研究は成功したのだと喜んだ。


 その力の代償が人の命と知らず……。

アリスの追憶回です。

次は本編に戻ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ