Treasure
なにも知らないうちに
だれも気づかないうちに
静かになるのが怖くて
一人になるのが嫌で
すべてに怯えるように過ごして
ただ踏み出す勇気がなかったんだ
いつからだろうか
あのときだろうか
それは透き通るように綺麗で
たくさんの色に輝いて
見てるだけで満たされる
たまらなくなって
僕はそっと手を伸ばすんだ
ふとした時にやってきて
狙ったようにやってきて
こんなに近くにいるんだって
ただ傍観者にしかなれなかった
いつからだろうか
あのときだろうか
それは透き通るように綺麗で
たくさんの形に変化して
触れただけで壊れそう
愛おしくなって
僕はそっと手を添えるんだ
誰かの心に残ってくれたら幸せです。