表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/36

プロローグ

初投稿です。稚拙な文章ですがご了承下さい。


 わたしは三上 奈留(みかみ なる)。黒髪にこげ茶の目の26歳。精神年齢はわからない。


 大学をでて、大手企業に勤めている。

因みに恋愛経験は皆無。



 ……えっ? リア充が羨ましいかって? それが別にそんなことないんだな~

特に最近は忙しいし、休日にわざわざ出会いを求めて出歩くなんてしたくないし……とりあえず時間があれば、家に引きこもって自分だけの時間に浸りたいからねっ



 最近忙しいっていうのは、まぁ残業でって訳なんだけど…


 昨日は先輩に頼まれた仕事、今日は後輩に頼み込まれた仕事のために会社に残っている。良いように使われている気がしなくもないが、如何せん、わたしは頼まれるとよほどのことがない限り引き受けてしまうのだ。



 言っておくが、決して断れないわけではない



 断った後がこわい。せっかくの休みに電話がかかってきたり、期日までに間に合わないからと手遅れ状態なのに頼み込まれたりするのが目に見えているのだから。



 早めの対処、これ、重要



 わたしは昔から課題やら仕事やらを与えられると早めに片付けないと落ち着かない性質なのだ。

 そう、早めに片付けて、何の気兼ねもなく自分の時間に没頭したいと考えているから。





―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・



 今日は金曜日。この仕事が終われば土日は自分のためだけに時間を使えるのだ。

むふふん♪



 「よっし終わったぁぁー!」


 わたしは一度伸びをしてから帰る準備をする。


 会社から家まで徒歩10分。今から家に帰るのが楽しみで仕方ない。



 ……この土日は積み本に手を付けたり、リアルタイムで観られなかったアニメやドラマを鑑賞するのだ。ゲームをするのもいいね。



 わたしは休日をどう過ごすか妄想しながら家路を急ぐ。途中にある信号が青だったためラッキーと思いながらスキップで横断歩道を渡る。


 しかし、これがダメだった。

 浮かれすぎて、左右の確認を怠ってしまったのだ。猛スピードでこちらに向かってくる車に気付いた時にはすでに遅く、盛大にはねられてしまった。




 視界が暗転し、消えゆく意識と痛みの中で『あっ、わたしの休日消えたな』と思った。




本編はまだ始まりません。

次は、主人公がうまれます。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ