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シンカのキセキ  作者: 犬
2/4

続き

その刹那になっても男は自分がどうなっているのか理解できなかっただろう。

男が自分の置かれている状態を理解したときには既に遅かった。

女の拳が男の腹部を撃ち抜いていたのだ。


『まるで手応えがない』


男は腹部に風穴が空いてもなおニヤついていた。

それどころか増々口角を引き攣らせ今や不気味な化け物と化している。

化け物は久しく口を開くと


「進化‥進化できる器を持ったものが全人口の約50%、そこから進化前段階に進むことができる者が0.1%‥そして進化する覚悟を持ちようやく進化できる者が12%。さらに‥」


「確率などどうでもいい、私はお前を殺すためだけに人という人を捨てることを選んだ。みんなの願いを無駄にせぬように、みんなに報いるために。」


女の言葉には重みがあり、眼の矛先はしっかりと男を見据えていた。


『時間がない、早くあいつを破壊しなければ‥次の一撃ですべてを終わらせる』


女が決意を決めた。その時


「深化」


一瞬の沈黙の後、女の眼にある希望の光がぐらついていた。

小説を書く練習をしたくて始めました。ぼちぼち書いていきます

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