初めての作戦会議
子供のころから、母親にはイケメンと言われ育てられある日、衝撃の事実を突きつけられ。
大変な仲間たちと頑張るお話。
俺の名前は引篭郎『16』(ヒキコモロウ)名前の通りニートというしっかりとした職業に羞恥食している。
自分で言うのもなんだが、かっこいいと思っている。
そう。子供のころから母さんにイケメンやねと言われそれを信じて今まで生きてきた。
いつかこのカッコよさで世界中の女の子を魅了しようと日々ゲームをしてその時のため体力を温存しているのだ。
そろそろ飯の時間だ。母さんが部屋まで飯を毎日持ってきてくれる。だんだんと部屋に足音が近づいてくると、部屋のドアが開かれ母さんが飯を持ってきてくれた。
「母さん。俺ってかっこいいよな。」
何聞いているんだ俺は。バカじゃないの?
「あんた何を根拠にそんなこと言ってるワケ?」
・・・え?
「だだだだって、母さん俺のことかっこいいって言って育ててきてくれたじゃん」
「何バカなこと言ってるの?早くご飯食べて部屋の前に置いといて頂戴」
俺の夢は終わりました。
そんな事実を突きつけられた翌日。俺はネトゲ友達と出かける約束をしていた。
そう、俺たちはガチでゲーム大会優勝を狙って一獲千金を狙っているのである。
今日はその作戦会議だ。その大会では4人1組のパーティを組んで相手チームと戦う競技だ。
ゲームジャンルは…FPS…First Person shooter 一人称視点のシューティングゲームだ。
仲間が到着するまでメンバーを紹介しよう。
「よう、篭郎!久しぶりだなー!」
「おい、ちょっとメンバー紹介するから黙ってくれ。」
「おうよ!何が何だか知らねーが任せろ!!」
……彼が、このチームのムードメーカー。
コードネーム 賑やかし どっちかというと、賑やか死だ。正直いらん。
次に…
「待たせたな。まだ全員そろってねーのかよ!」
彼もこのチームの暴言担当
コードネーム 電光石火の暴言吐き。そうFPSの代名詞といってもいいほどの暴言。正直いらん。
次に…
「こんにちは。まだ揃ってないんですね。」
「おっせーんだよ!さっさと集まれや!」
おっと、電光石火の暴言吐きさん乱入やめてくださいね。
彼が、このチームで最もまともな人である。
コードネーム MAJIME 何においても真面目なのである。
そして最後にこのチームの華であり問題児である…
「みなさん、ご機嫌麗しゅう…」
「「「あーきちゃったかぁ…」」」
「おい、しばき上げるぞ」
そう、見ての通り凶悪なのである。
コードネーム 怪人二十面相 あらゆる顔を持っておりそれをすべて知る者はいないという…
みんな揃ったところでMAJIMEが仕切る。
「では皆さん揃いましたね。今日は今度ある本戦への予選大会の作戦会議です。ということでこのあたりの店にでも入ってそこで作戦を練りましょう。」
まぁ、作戦立てるだけだし何も起こらず終わると思うんだけど。すると、二十面相が挙手をした。
「皆様、わたくしの家で作戦会議を行うのはいかがでしょうか?歓迎しますわよ?」
「「「いらないよ」」」
「おい」
二十面相以外の3人は足をそろえてカフェに向かった。
カフェの一番奥の席に腰を下ろした。店員がメニューと水をもってこちらへやってくる。
「ご注文承ります。」
「マスター!俺いつものでー!!」
ほらほら店員さん困ってるじゃないですか。
「あの…いつものというのは…」
「あっ、すみません。こいつバカなもので」
店員に謝りつつ、賑やか死をひっぱたく。
「アイスコーヒー6つお願いします。」
MAJIMEが注文する。…え?6つ?
「ご注文承りました。アイスコーヒー6つですね。え?しょ、しょうしょうお待ちください。」
店員は首をかしげてその場を後にする。
「おい、誰がそんなにコーヒー飲むんだ?なんでこんなに飲むんだよ」
俺の言葉に二十面相が挙手をする。
「わたくし、喉が渇きましたので…普通の人間の3倍は飲まなければ…」
まあ、いいや、お嬢様はトイレ行きませんとか言ってたし。
「では、作戦の方ですが。特に決めることは無いです。各々いつも通りのプレイでお願いします。」
「「「・・・」」」
その言葉に、MAJIME以外のみんなが絶句する?あれ、こいつこんなこと言うの?
「では、お疲れさまでした。」
「あっ、お疲れ。」
「おいおいおい、呼んどいてこれかよ!だから真面目なやつは嫌いなんだ!」
全世界の真面目ってこんなこと言うためにみんな集めるの?ねぇ?集めるの?
それに続いて、電光石火の暴言吐きも店を後にする、それにつられる金魚の糞のように賑やか死も一緒に店から出ていく。…まずい、このままだと、コーヒー4つ分の金を払わなければならなくなる。
ここは……!
「じゃあ、お疲れ。予選頑張ろうな!またな。」
席を立った時だった後ろから今までに聞いたことないような美少女の声がしたのだ。
「……いで」
……なんて?
「いかないで?」
そう、上目遣いで頬を赤くし目を潤わせた二十面相だった。あれ、これなんてギャルゲ?
「篭郎くんは、行かないよね?」
「ああ、もちろんじゃないか。女の子1人残して、しかもお会計もまだ。帰るわけないだろ?」
「うん!だよね!……じゃああとよろしくっ」
二十面相は勢いよく店から駆け出して行った。あいつ次あったら埋めよう。
すると、店員が重そうにコーヒーを6つもってテーブルへやってきた。
「お待たせしました。アイスコーヒー6つです。ごゆっくりー」
俺は、机の上に置かれた紙を見た。
……2700円
アイスコーヒー高くね?俺はお腹をたっぷんたっぷん、財布はすっからかんで帰路へ着いた。
そう、さっきの二十面相のような目をして。
家に着いた俺はやっとの思いで階段を上がり自分の部屋でパソコンを付けた。そう、改めて今回の大会の要項を確認するために。
「えーっと?開催日が…うんうん…で、エントリー終了が昨日の夜7時までか。」
おい、だめじゃねえか。
エントリー失敗。
呼んでいただきありがとうございます!
気まぐれですが投稿頑張ります!




