六話 紅魔異変 一
弾幕を出す練習をしてから数日が経ち、いつも通りに起きたら、空が紅いよ!?おかしくない!?心の中でツッコミ、着替えた。
霊夢「扇ー異変解決しに行くわよ!」
扇「マジかよ…けど、丁度いいタイミングだ。霊夢や魔理沙だと、もう飽きたからな」
霊夢「本当、あれは勘弁して欲しいわよ…」
霊夢が青ざめた表情をしている。
ん?何をしたかって?ちょっと鬼畜な弾幕の嵐を出しただけさ♪
そうしてると、魔理沙も来た。
魔理沙「お!行くところだったか?」
扇「ああ。そんじゃ、行くか!」
半妖、魔法使い、巫女、飛翔中…
魔理沙「そういや、扇って、いつの間にその黒い服に着替えたんだ?」
扇「妖力を服にして纏った。能力の有効活用だ」
霊夢「凄いわね。それと背中にある刀は何なの?変な術が掛けられてるようだけど」
扇「これはもう一つの能力を使う為の刀だ。まぁ普通に使えるが。実際、この服もその能力でやってるんだよ」
魔理沙「凄いぜ!っと、見えてきたみたいだぜ!異変の原因が!」
そこは湖の近くにあるでかく、紅い舘が見てた。その舘から今回の異変の紅い霧が出ていた。
霊夢「全く、これじゃ洗濯物も干せないじゃない!」
霊夢さん!?そこ突っ込む所そこじゃないよ!
扇は再度、心の中でツッコミを入れた。湖の近くによると、何処からか氷の塊が飛んできた。それらの軌道は分かりやすく、簡単に避けれた。
???「あ!当たんなかった!」
???「チルノちゃん、止めようよ!」
チルノ「大ちゃん止めないで!あの紅い霧を止めないといけないんだから!」
大ちゃん?「そういうのは博麗の巫女さんに任せようよ!」
扇「あーお取り込み中すまない。何してる?」
チルノ「あ!さっきの!」
大ちゃん?「はわわわ!さっきはすみません!いきなり襲いかかってしまって…」
扇「大丈夫大丈夫。君達は?」
チルノ「あたいチルノ!」
大妖精「大妖精です。初めまして」
扇「俺は扇。そんじゃ、この異変を解決するためにいくから、また今度遊ぼうな!」
そう言って扇は笑いながら紅い舘に進んだ。
チルノ「…ねぇ。大ちゃん」
大妖精「何?」
チルノ「扇って…みすちーが言ってた…」
大妖精「あ!」
霊夢「扇!何してるのよ!」
扇「ははは、面白い二人だったな!また今度来よう」
魔理沙「……」
扇「?魔理沙どうした?」
魔理沙「へ?いや?何でもないぜ?」
扇「そうか?」
魔理沙「そ、それよりもあの舘から紅い霧が出てきてるからすぐに止めないとな!」
扇「おっと、そうだった!そんじゃ、正門から堂々と入りますか!」
霊夢・魔理沙『おう!』