二十三話 番外 半妖の昔話
魔理沙「なあなあ、扇とレミリア達ってどんな風に会ったんだぜ?」
紅魔館の図書館で本の整理をしてるとき、魔理沙がいってきた。
霊夢「ああ、確かにそれは気になるわね」
アリス「私も気になるわね」
ちなみにミスティアは俺の隣にいる。なんでかアリスがいると俺の隣にいるようになった。
ミスティア「だったらお茶でもしながら聞きたいね」
扇「……分かったよ。そんじゃ、お茶にするか」
こうして、紅魔館の住人と出会った話をミスティア達に話すことになった……
扇「はぁ…はぁ…ここまで来れば撒けるだろう…」
俺は扇。つい先日、とある島国から出て旅を始めている。しかし、まだ俺の力は弱く、情報はなく、まだ能力のことは分かっていなく、さらに妖力、霊力は少ない。そんな中、俺が半妖だってことに気付かれ、追われていた。
扇「くそ、俺に力があれば…」
西洋の男「居たぞ!捕まえろ!」
扇「チッ!今は逃げるしかねえ!」
その後も走り続け、とある館に入った。
扇「クソ、勢いで入っちまったがこの際仕方ねぇ。後で謝ればいいか…「誰かしら?」…お早い登場だな」
二階の方から声が聞こえ、そこを見ると翼が生えた女性がいた。
扇「いきなりですまない。逃げてる身なんで、暫くここに居させてくれないか?」
女性「…あなた、驚かないのね。私の翼を見てもなんでそんな平然といられるの?」
扇「俺は半妖だから慣れてる」
女性「そう…それにしてもあなた弱いわね。何でかしら?」
正直、ここまで見破られるのは驚いた。
扇「おいおい、なんでそこまで分かるんだよ。能力持ちか?」
女性「フフ、そうね…それよりも自己紹介をしてないわね。私の名前はサーシャ・スカーレット。それと私は吸血鬼だから分かるのよ。その血で」
サーシャと言う女性が指を指した場所は血が出てる所だ。
扇「流石吸血鬼と言った所だな」
サーシャ「フフ、私は歓迎するわ。私の夫が部屋にいるからついてきて」
サーシャにそう言われ、ついていき、部屋についた。
サーシャ「ウィザ、入るわよ」
そう言って入ると、ベッドで寝ている痩せている男がいた。
ウィザ「なんだい?サーシャ」
サーシャ「ちょうどよく、あの話にいい人材が来たからそれをいいに」
ウィザ「そうか……これで暫くは治療に専念できげほっ!ごほっ!ごほっ!」
扇「……サーシャ、この方は?」
サーシャ「この方はウィザード・スカーレット。私の夫で今体調が悪いのよ。けど、娘達が我儘でウィザが苦労してたんだけど、ちょうどよくあなたが来たからあなたに執事になってもらいたいのよ」
扇「(そこまで説明は…いや、どうせ聞くことになるか)分かった。その仕事引く受けよう」
サーシャ「それじゃ、まずその口調を直してください。そうしないと執事として失格ですから」
扇「分かりました、奥様」
結構つらい……(´・ω・`)
だって親指けがしたから人差し指で打ってるんだけど結構つらい……
けど頑張りました!!(T-T)




