二十二話 クリスマスイブの夜は…
あれからまた暫く経ち、ミスティアは俺と一緒に人里へ行き、屋台は順調に経営していた。そして、今は十二月の二十四日。言いたいことが分かるかな?
扇「Let's party! 」
紅魔館一同『イエーイ!!!!』
そう、パーティーだ。クリスマスイヴパーティーだ!大切なことだから二度言った。
霊夢「なんで、私達もなの?」
魔理沙「そうだぜ」(扇の隣に行きたいな…)
更に、霊夢、魔理沙、紫達が集まっていた。
扇「まぁ良いだろ?それに、大勢で楽しんだ方が良いだろ?」
紫「それも良いわね。幽々子達も誘ってみたんだけど忙しそうだったから断念したわ」
扇「その幽々子ってのは誰だ?」
紫はちょっと照れくさそうに言った。
紫「私の…親友よ」
瞬間、霊夢と俺が叫んだ。
霊夢・扇「「紫(お前)に友達いたの!?」」
それから紫は精神的ダメージを負ってスキマに逃げ込み、霊夢と俺はぶつくさ喋っていた。そんな時一人の女性が入って来た。
???「魔理沙~?って、一体どんな状況よこれ…」
魔理沙「お!ようやく来たかアリス!」
俺は魔理沙がアリスと呼んだ女性に気付き、ぶつくさ喋るのを止止め、アリスに向かった。
アリス「魔理沙、楽しいって言ってたけどこれは何があったの?」
魔理沙「あ~ちょっと信じられないことが起きたからちょっとカオスになってるだけだぜっておお、扇!そうだ!紹介するぜ、私魔法の森に住んでいるアリスだ」
魔理沙は俺に気が付き、紹介してきた。
扇「俺は霧崎扇だ。よろしく」
アリス「私はアリス・マーガトロイドよ。よろしく。あなたどこかで見たことあると思ったら、あの人里で人里全員を殺すと言っていた用心棒じゃない」
扇「ハハ…あん時いたのか。気付かなかった」
魔理沙「…扇、お前何やってんのだぜ?」
そんなことを話してると、いつの間にかミスティアが俺の後ろにいた。
扇「どうした?ミスティア?」
ミスティア「…扇は私の彼氏です!」
魔理沙「ええ!?」
アリス「あら」
魔理沙は驚き、アリスは冷静に喋った。
扇「おいおい、確かに霊夢や魔理沙にはまだ言って無かったけど今は…」
ミスティア「だって…その…///」
ミスティアは顔を赤く染め上げ、黙りこんだ。
扇「あーほら、言わんこっちゃない。悪い、魔理沙、アリス、少し外に行ってくる」
アリス「分かったわ」
魔理沙「わ、分かったぜ…」
魔理沙はなんか落ち込んでいた様子なんだけどなんだ?そんなことを考えながらミスティアと一緒に庭に出てきた。
魔理沙、アリスside
アリスは珍しげな目をして魔理沙を見ていた。それに気付いた魔理沙は恥ずかしげに睨んだ。
魔理沙「なんだよ。何か言いたいのぜ?」
アリス「別に?只、面白いものが見れたな~って」
魔理沙「……正直に言うけど、私は扇が好きなんだぜ。あいつと一緒にいたい。けど、遅かったな…」
アリス「…確かに、私も人里の時は惚れちゃったわ」
魔理沙はアリスの言葉に驚いたが、アリスは構わず続ける。
アリス「でもね。一瞬でそれは無理だなって思った。なんでか分かる?」
魔理沙「分からないぜ」
魔理沙はアリスの言いたいことが何なのか分からなかった。そして、アリスは続ける。
アリス「それが、憧れだってことに気付いたのよ」
魔理沙「……は?」
アリス「だって、あんなことは誰にでも出来ることじゃ無いわ。けど、扇のことを見たら、それを平然とやった」
魔理沙「それがどうしたのぜ?」
アリス「…私は扇の意志、いや、魂が強すぎるんだって気付いたのよ。だから、私は憧れだってことに気付いたのよ」
魔理沙(……憧れ……か…)
魔理沙は一人、自分が抱いてる感情が恋なのか、憧れなのか考えた。
扇、ミスティアside
庭にあるベンチに座り、ミスティアが落ち着いたころを見計らって話し掛ける。
扇「大丈夫か?ミスティア」
ミスティア「うん…ありがとう扇ってなんか私、いつも扇にありがとうって言ってるね」
扇「気にするな。俺はそれが嬉しいんだから」
ミスティア「フフ、だったら…ねぇ…そっち、よってもいい?」
扇「…ああ、良いぞ。寒いからな」
俺はそんなことを言いながらミスティアの方を向き、ミスティアもこっちを向いている。そして、只、無言に互いの顔を近づけそして…
二人は静かに、目を閉じ、互いの唇をくっつけた。
ミスティア「えへへ、よう…やく、だね?」
扇「ああ、そうだな」
互いに気恥ずかしくなり黙ると、助け船のように、雪が降り始めた。
ミスティア「わぁ……」
扇「…俺は、ミスティアとこんな時間を一緒に過ごしたい」
ミスティア「うん…私も…」
二人は今度は互いに寄り添い合い、クリスマスイブを過ごす……
作者です。
扇「それがどうした?」
暫く、本編は止まります。
扇「それで?」
番外編をやります!
扇「おお~で?何をやるんだ?」
まずは紅魔館の一同と扇が会う所、コラボです!
扇「おお!?まじか!?」
マジです!
扇「それじゃ、締めるか!」
作者、扇「「また、見てくださいね!」」




