閑話1-1です!
閑話は全体の矛盾とか気にしなくていい分 気楽にできるんですけどやっぱり筆(ゆび?)が進まない・・・
やっぱり手のひらサイズのメモ帳の片面で納まるくらいの構想で始めたのがいけなかったんですか!?
いつも通りに学園からお家に帰る途中にある商店街を歩いていると声をかけられました。
「あらー、りっちゃん。いま帰りなの?」
「はい!そうなんです。じゃなくて、こんにちは!」
「こんにちは。いつも丁寧ねー、うちの子とは大違い!」
私を見習ってほしいとこぼすのは、駄菓子屋さんのおばちゃんでよくお菓子をくれるいい人です。
「今日はどれがいいかねー・・・」
「なんだよさっきからペチャクチャとやかましいなあ。おっ、りっちゃんじゃねーか。」
店の奥からやってきたのは息子さんで、確か大学2年なんだそうです。
わたしが、「こんにちは!」と挨拶をすると
「そんなんいいから、ほれ。あとこれも持ってきな。」
そう言って、あたり付きのグミといちご味のラムネをくれました。
おばちゃんに、「あんたも挨拶しな!」と頭を叩かれてるけどこの人もいい人です!
痛そうですけど・・・あ、ハズレです。残念ですけれど、おいしいことには変わりません。
「ててて、たく、俺とりっちゃんの間にそんなん不要だってのに・・・」
叩かれた所をさすりながらぶつぶつと文句を言っていると、キッ!とおばちゃんににらまれて、しぶしぶと言った感じですが、挨拶を返してくれました。
「そうだ、りっちゃん。ちょっと寄り道になっちゃうんだけど魚屋のつるじぃに会ってあげてくれないかい?またいい年して若者に張りあったみたいで腰をやちゃってね。あまり元気がないんだよ」
「そうなんですか!?行ってきます!」
話を聞いて居ても立っても居られずに駆け出して行きます。
後ろの方で呼ばれた気がするけど、たぶん気のせいです!
「おじぃいいいちゃぁあああん!!大丈夫!?」
お魚屋さんに着くなり大きな声でおじいちゃんを呼んしまいました。
すこしどころじゃなく恥ずかしくなってきました・・・
そして出てきたのは、見慣れた前掛けを着けた
「どちらさまですか?」
・・・知らない人でした。
お互いに何も言わないなんとも居心地の悪い瞬間でしたが、そこに救いの一言がかかったのです。
「みーくん、だれが来おっとね?」
おじいちゃんは、いつもよりも力の抜けたような声で顔を覗かせてそこにいた私を見つけるとにっこりと笑顔を見せてくれましたが、声を聞い感じですが本当に具合が悪そうです。
それからはおじいちゃんにお店の中に手招きされて、今まで寝ていたと思う布団が残る和室にお邪魔してお話して一緒にお茶飲んでさっきもらってきたお菓子を食べてとっても楽い時間でした。もちろん、おじいちゃんはつらそうだったので、わたしが用意しました。
それと、どうやらさっきの男の子はおじいちゃんのお孫さんだそうです。
今日はお見舞いに来て、お店の手伝いもしてくれているんだとか。優しい人なのですね。
そんな話をしていると外から声が聞こえてきました。
「おいおい!お前らアレ見ろよ!」
「お!鳴海じゃね?」
「うわっマジだ」
お孫さんのお知り合いのようです。
やっぱり溜めて一気に載せていった方がいいんでしょうか?
でも溜めるのに掛かるだろう時間を考えると ウ――ン・・・
あ、次は閑話の残りです。たぶん。
それと、感想やアドバイス・変な所などありましたら~
ちなみに今の日時は1月31日の20:06 ギリギリです。はい...