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序章
ゆっくりと死に向かう世界を救うために立ち上がる巫女たち。
世界に潜む影の者たちと闘いながら世界再生をめざす。
『世界樹』世界中に根を張り巡らせ、世界を支える大きな樹。世界樹は生き物の象徴。樹が活き活きとしていれば人々は明るく元気に生きていき、逆に樹に元気がなくなれば人々は病み、死に絶えてゆく。世界樹は人々の鏡。神の気まぐれによって生まれたこの樹は世界をずっと守り続ける。巫女は神に祈りを捧げることで神は樹に力を注ぐ。そうして世界は安寧の時を過ごしていた。
しかし、影の者たちはその安寧を嫌い、争いを起こし始めた。争いは次第に過激化し、流れた血は世界樹の根を枯らした。
世界樹は次第に弱り、そのため人々の心に闇が生まれ、さらに争いは激しくなった。
それを嘆いた巫女は自らの身を犠牲とし、樹を再生させたことによって人々は光を取り戻すが、闇を消し切ることは出来なかった。
はじめまして。凪原悠です。
今回は序章しか無いですが、読んでくださった方ありがとうございます。
文章書くの下手くそでごめんなさい。
これからもよろしくお願いします。