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怪我と神官

あの、そこのお姉さん。


はい?


足を怪我していますよね? 私は神官見習いなのですが、治しましょうか?


お金がなくて。


そんな。お金はいりませんよ。……実は、見習いなので、たくさん練習しないといけないんです。

手伝っていただけたらなって。


……じゃあ、お願いします。


では患部を見せていただいて……、少々お待ちくださいね。


わ、あったかい。


良かった、うまくいっているみたいです。結構ひどい捻挫ですよ。

どうしてすぐに病院か教会に行かなかったんです?


労災になると、怒られるだろうから。


はい?


いえ、何でもないです。


※


もう全然痛くないです。ありがとうございます。


こちらこそ練習に付き合ってくれてありがとうございました! 

私は回復ペースが遅いって、よく叱られるんですよー。もっと練習しなきゃです。


遅いんじゃなくて、丁寧なんだと思いますよ。

……怪我をして落ち込んでたけど、気持ちも楽にしてもらいました。


えへへ。お姉さん、次怪我したときは、すぐに治しに来ないとダメですからね。


そうですね。そうできると、いいですね。


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