【プロットタイプ】穢いから?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
赤くなるのって、あんまり綺麗じゃないよね。
突然、身体中に湿疹が出来、大量に汗を掻き、必要以上に鼻を噛む。これが同居人に突然現れる発作だった。『動悸もあるからね、自律神経の異常だと思う。すぐに落ち着くよ』とは本人の弁だった。そして言葉の通り、数十分で収まり、何事も無かったかの様に振る舞う。
俺の方が短命かと思われていたが、意外とそうでは無いのかも知れない。安心しろ。お前が死んだ後の事は任せておけ。
生命は危機を感じると欲に率直になる。何時も以上に奔放になった此奴は、何かに必死になる様に、俺に夜這いを仕掛けてくる。
苦しそうだった。抑えが効かない様だった。だから何時も、肌全体が炎症を起こした様な状態で、俺に縋り着いてくる。
「此処」
普段は真っ白な、ただ血管を走らせるだけの素肌は、湿疹塗れになっていた。真っ赤、なんて均一のものではない斑模様。炎症でも起こした様な、肌の色。
そんな肩口に手を這わす。しっかりと血が通っているせいか、ほんのりと暖かかった。
「醜いでしょう? 後始末する時についでに見るんだけど、物語の様に綺麗じゃない」
相手が嘘をついているか見極める為には、首周りが真っ赤に染まっているか確認すると良い。とはよく聞く話。けれども頬が赤く染まる様なものではない。何かに抵抗する様に、異分子に反発する様な斑模様だった。
「笑っちゃう」
「笑えねぇよ」
そんな自律神経の乱れを連想させる様な、病を触発させる様な、そんなもんを見せられて、嘲笑出来るか。けれどもこれこそが此奴の何よりも、言葉よりも雄弁な真実なのだ。
「……それは汚いから?」
鏡花は何を勘違いしたのか、ただぽつりとそう言った。
汚いとは思わない。自律神経が乱れた様に、決して一色に染まらない赤が、ただ独特だと思っただけ。
手間が掛かる奴。だから起き上がり、鎖骨と胸の間に顔を近付け歯を立てる。
「……っ」
それから舌先を出して舐め上げた。炎症が起きた箇所に塗り広げる。
「汚いと思ってるものに、こんなことしねぇ」
そう言うと、白かった首周りまで斑点模様が浮かんだ。あぁまだ、赤くなれるのか。
ぽっくり逝くのが私の夢です。
でもこのままだと本当にぽっくり逝けるのか、たまに疑問に思います。
体温調節下手くそだとねぇ、暑いし、汗止まらないし、鼻水も固まらないから息吸いまくりで、気持ち悪くなるんだよォ。
動悸が走るとねぇ、口から心臓飛び出そうになるんだよぉ。
赤くなった肌って、あんまり綺麗じゃないんだよね。
湿疹でも出たような色合いになるから。
病気でも掛かった様な模様になるから。
瑠衣は綺麗、穢いではなく、病気の心配をして『笑えねぇ』と言ってるんです。
スランプだなぁ。気分転換に何しようね。
久々にムーンライト様にお世話になりたい。
プロットタイプで。
今日はね、ゆっくりするつもりだから、喫茶店で書いても良いかもね。
『倫理観何処へ置いてきた?』とまた言われそうだね。