ユグドラシル寮
見てください。
俺の名前は坂上拓斗。今日から俺がお世話になる学生都市、最強学校である。ユグドラシル学園である。ちなみに、俺は魔法や武道はしっかりしているのだが学力だけはどうも上手くいかないのだ。噂に聞けば男子3割女子7割という超ハレーム高校なわけで、いま俺は学園の寮という扉の目の前にたっている。俺は夢と希望を胸に持ち扉をあけた。
「ちぃーす。今日からお世話に...」
目の前に広がった光景は全員だんしと言う残酷な光景がひろがっていた。俺が少しへこんでいると向こうから誰かがやってきた。
「ん?転入生か?俺はここの寮官をやってるヒロシっていうものや。
とりあえず学年と名前を教えろ。」
俺はゴツいおさっんに少し怯えながら自分の名前と学年を言った。
「お~!お前が一年の坂上拓斗か!お前の部屋はな102やぞ。」
「ありがとうございまーす。」
というわけで、俺は一人部屋で一人で生活していくのであった。
俺はとりあえずベットに横になった。
「いやー今日は疲れたな。、明日から学校かぁーわくわくするぜ!」
俺はベットの上ではしゃぎまくっていた。すると、扉の方から殺気を感じとれた。
「なにを、している。」
そこにいたのは女の子であった。髪は黒く輝いていて、顔の輪郭も整っている。いわゆる超美少女というわけだ。
「なにをしてると、言っているだろ!」
その彼女は自分の両方の腰に納めていた刀を抜こうとしていた。
「ちょょょとまて。まず落ち着け。な?」
俺は動物を手なずけるように彼女を落ち着かせた。
「なら、そのベットから降りろ!それは私のベットだ!」
彼女は顔を真っ赤にしていた。
「はい!すいません!」
俺は即座にベットから降り、事情を説明した。
「そういうことか。たが私はお前を認めたわけではない。」
「は?それはどういう?」
「私と決闘をしろ!さもなくば私に斬られるかこの寮からでていけ!」
俺の頭の中はめちゃくちゃ混乱している。決闘をしろ?しかも女の子と?しかも名前も知らない子だぞ?いやだが俺はこの女の子に何かを感じとれる。そんな気がする。俺がこんなことを思っていると部屋の中に寮官がはいってきた。そして、俺に向かってこんなことをいった。
「おい。その女なら転入生ごときが勝てる相手じゃないぞ。だってな、その子はこの学生都市、屈指のトップスリーの一人、西条あかねランクSSだよ?」
「なに。SSだと。」
俺はSSということに驚愕した。ちなみにこの学生都市の人々たちはランク付けされている。G,F,E,D,C,B,A,S,SS,SS+というランク付けになる。ちなみに俺は転入生なのでG。そして彼女はSランク以上は一人ずつしかいないということだ。そうなると彼女は実際にトップ2ということになる。まだ、このランクをあげるためには月に一回行われる。魔術トーナメント対戦というのもで上位10名が上のランクに上がることができる。だが、下位10名はランクはさがる。さらに学園ではAランク者が多い。しかもAランク優勝者はSランク者と戦い勝利してやっとSランク獲得になる。Sランク以上の者は一人づつしかいないので簡単だろう。だが、そんなやつを相手にかてるのか?寮官が言っていたとおり負ける気がする。
「いや、やってみる価値はあるかな。俺もSSランク保持者と戦うことはそーないと思うし。」
「いいわ!やりましょ。秒でおわらせてあげる。」
というわけでこれから白熱した決戦が幕をあけるのであった。
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