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From A to Z  作者: Jade
I
43/130

Last song for you

いつかの

その場しのぎの恋は

気晴らしになったけど

ふと見れば

孤独はさらに濃くなって

笑っていたのに

嘘みたい、で。

適当な理由で別れた


ラストクリスマスを口ずさんで

冷たく笑う

キラキラ輝く街で

あなたはわたしの冷徹さを忘れていた

本気にはなれないよ

どれだけ好きと言っていても

それは感傷に過ぎない

馬鹿だなぁ

お互い


あなたが切り捨てた話題

彼とだったら話せた

寄る辺ないね


蒼褪めた月が中天に昇る

百年前なんて

どうでもよさそうに

欄干に凭れて

変わらない川の流れを眺める


口ずさむ歌詞の意味を

あなたは知らない

知らないままで良かった





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