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永久の人
どうしても
ねえ
あなたが好きよ
どれだけ
馬鹿馬鹿しくても
わたしは
あなたを愛してる
触れたら壊れる恋だと
知っていて消せない火
あなたの名前を呼ぶ度に
愛しさが溢れて抑えて
何でもなかったような顔
離れる時を知っているから
ただ微笑むだけ
あなたが帰ってくるまで
死にたくないな
荒れた海を越えていく
翼の白さが眩しくて
風の強さに泣きたくなる
祈り続けたい、のに
千切れてしまいそうで
どこにいても
いつか忘れても
あなたはわたしの光
傷だらけの手を
躊躇いなく取った
あなたの貴さ
どうか無事で