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From A to Z  作者: Jade
E
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歌集《詠月》

茜さし鳴り出す心携えて君が夢見る白露の枝


嵐去り棚引く雲の合間より現れいずる夜半の月かな


月の暈とらえもせずに君の手を引いて口付け美しき宵


一艘の死にて死にざる国の果て人乞いながら沈みゆくやも


哀しみを競う方々尽きもせず吾か彼かと止まぬ雨垂れ


君が傘寄りて肩から濡れたまふ傘なきものの妬みを浴びて


夜澄んで星のささやく秋の道いにしえの歌数えて歩く


りんどうを飾る人の手町屋敷通う小袖のとんぼも涼し


重陽の白菊清し風清し彼方此方に秋茜舞う

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