表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
From A to Z  作者: Jade
E
21/130

一行詩集《桐一葉》

足をなぞる、いつの間にか冷たくなった風……


日も暮れてあちらこちらに鈴の音


星座は思い出の中置き去りで


あの旅の写真をめくる


青空を抜けて君のもとまで行きたい


波立つ世界にのまれそう


誰が正しいの、きっともうわからないわ


草を食む夢、秋の時雨。


彼のサックスもうまくなったね


病んだ体を引きずる自由


優しい日傘の彼女


瑠璃盃のような桔梗二輪


おんぼろ社が見事に栄え


瑞竹玉砂利赤灯籠ーー君ゆえに乞う


脱け殻数えた短い夏


引き千切れていく体、世界の王冠


ロイヤルブルー、今こそ永久に


今年は秋刀魚、食べそびれそう



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ