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CoverScar-Tatoo##
離れた数年で
君は本当にぼろぼろになっていて
大量の傷跡に
触れて良いのか悩んだ
わずかな連絡から
死を覚悟したよ
自分も床に伏せながら
言葉にならない
祈りを捧げた
清楚だった君が
パンクになっていたことは
心底驚いたけれど
何があっても見えるタトゥーは
死なないための予防線なんだね
かつて罪を示した入れ墨は
海を渡って誓いの証になったらしい
カラフルな薔薇と蝶
ユーモラスな魚の骨
言葉ではその瞬間に止められない
それほどの地獄
生き抜いていることを
誇りに思うよ




