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かたわ
曖昧に揺れる
自己像
誰かの指先から
目を背けて
鈍く、
笑う。
●カツしなきゃ
とか
もう
どうでもいいよ
泣いていると
正義の石を投げる
そんなひと
ばっかりだから
おちおち
泣けもしない
しんどさって
比較するものかな
君の瞳を思い出す
できないって
こんなに
苦しいこと
だったんだね
取り除かれて
落ちていく
そのキツさを
無邪気に教えていたわたしは
なに一つわかってはいなかった
興味ねぇよって
わたしがいた
世界全部に対して
だったんだね
目の前にいても
異世界だった
文字が
声が
通りすぎて
消えてゆく
とらえること自体に
すごい努力が必要だなんて
思ってもみなかった
今ぼんやりと
闇の底から
優しさのカタチを
考えてる
かたわを差別用語とする向きもありますが、グレーの自分にはこの言葉が一番しっくりきたので使っています。




