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異世界に渡った現代吸血鬼の生態~実践編~  作者: タクティカル
第一章 異世界の始まりは闇より深い森の中
12/19

ミリアちゃんのドキドキ初心者講座

 翌朝……というか、森の中が暗すぎて今が朝なのか夜なのか分からないが、とにかく次の日になった。

 俺は毛布から這い出た。すぐ近くからはミリアのだろう小さな寝息が聞こえた。

 立ち上がると消えてしまった焚き火を挟んで反対側、穏やかな表情で眠るミリアが見えた。


 さて。

 レベルアップについての昨日の考察――俺はもしかすると吸血によってレベルが上がるんじゃないか。

 それを確かめるにはもう1度吸血をしてみればいい。

 目の前で無防備に眠っているミリアの血を吸って確かめてみよう。

 眠っている相手の血を吸うのはマナー的にどうかと思うが、これはあくまで実験のための吸血。ノーカンだ。

 そうノーカンだからセーフ。


 俺は足音を立てないようにゆっくりとミリアに近づいた。

 すやすやと寝息をたてるミリアの顔を見下ろす。

 可愛らしい顔立ちだ。将来はきっと美人になるだろう。無駄に長生きして色んな人間を見てきた俺だから分かる。

 ミリアは将来、街を歩けば誰もが振り返る美人になる。

 更に歳を経ても美しい美老婆になるだろう。

 美しい人間はいくつになろうとその美しさは変わらない。


 今からそんな将来有望な美少女の血を吸う。

 何だかかなりアウトな行為を行おうとしている気がするが、セーフだから……セーフだからダイジョーブデース。


 しゃがみこみ、ミリアに覆いかぶさるようにして、両手を頭の左右についた。

 そのままゆっくりと首筋に顔を近づけ――


「……ハイガ、さん?」


 ――目を開いたミリアと目が合った。。

 真正面である。お互いの息がかかる距離。限りなくゼロに近い距離。


「あの……一体なにを?」


 マズイ。

 ただでさえ、昨日のことがあって微妙な雰囲気になっているんだ。

 この状況はかなりマズイ。

 朝起きたら男が圧し掛かっていた……これ以上に危機を感じる状況は無いだろう。

 もし俺がミリアでこの状況なら、男の急所を蹴って通報するか、男の急所を握りつぶして通報する。

 ひぃ……何か股間がキュンキュンする……。


 俺は考えた。

 この状況を脱する方法を。

 何百年の人生から得た経験をこの瞬間に開放した。


 俺はその状況のまま、ミリアの肩をポンと叩いた。


「ミリアの寝顔が可愛かったから目の前で見たかった。反省してる」


「へっ!? ね、寝顔です!?」


「そう寝顔だ。勝手に覗き込んだことは反省している。だけどミリアの寝顔が可愛すぎるのが悪いんだ」


「え、えっと……私が悪い……です?」


「ああ、可愛いは罪……つまりそういうことだ」


「はぁ……そう、なんです……か?」


 寝起きでぼんやりしているのか、頬を薄く染めたまま首を傾げつつも曖昧に頷くミリア。

 寝ぼけていたのもあって、どうやら誤魔化せたようだ。


 その後、完全に目を覚ましたミリアは、何だか落ち着かない様子でこちらをチラチラ見つつ、朝の支度を始めた。

 朝食の時もふとぼんやりとした表情で昨日怪我をした指を見たり、俺の顔を見たり……と挙動不審な様子だった。


 大丈夫かな……通報されないかな。もしかして通報するタイミングを図っているんじゃないだろうか。

 そんな俺の心配をよそに、固いパンと昨日のスープだけの簡単な食事は終わった。

 食事が終われば、予定通りウッドベアーの捜索だ。

 

 簡単に荷物を纏めて、キャンプから出る。

 挙動不審が続いていたミリアだが、いざ今からウッドベアーの探索に出発する、そのタイミングで自分の頬をパンと両手で叩いた。


「はいっ! えっと! 今からウッドベアーの探索にでますっ!」


「お、おう……」


 吹っ切るようなミリアの大きな声が森に響き渡り、俺はちょっとたじろいだ。

 その声に気持ちを切り替える意味があったのか、ミリアの表情から挙動不審な様子が消えた。

 昨日のことや今朝のことが彼女の足を引っ張らないか、少し心配だったがどうやら杞憂だったようだ。

 

 ミリアはキリッとした表情で俺を見た。


「昨日も言いましたけど、ここでは私が先輩です。無事生きて帰りたいなら、私の言うことをしっかり聞くこと。分かったです?」


「了解だ先輩」


「……にへへ」


 どうやらこの先輩というワード、かなりミリアの琴線の触れるらしい。先ほどの真面目な表情があっという間にふにゃっと崩れた。

 そんなミリアと共に森の中の探索を開始した。

 

 昨日までの1人だけの探索とは違い、今はミリアがいる。心強くそして誰かが側にいるのは落ち着く。


 森の中を探索しながら、ウッドベアーについて尋ねる。


「遭遇した冒険者の報告によれば、かなり大きな固体らしいです。それだけ大きな固体だから、ここに来てすぐに発見できるかもと思ってたんですけど……」


「1度も遭遇してない?」


「……です」


 ミリアがこの常闇の森でキャンプを始めて5日。

 その間、この森の中をくまなく探索したが、今のところ1度も件のウッドベアーと遭遇をしていないらしい。

 昨日俺と遭遇したのも、ウッドベアー探索の帰り道の途中だったとのこと。


「この常闇の森はとにかく暗いです。ウッドベアーだけでなく、他の魔物も凄く確認しにくいんです。ウッドベアーが残す痕跡も見つけにくいし……あと2日で見つかるのか、ちょっと不安です」


 探索を始めてまだ1時間も経っていないのにため息を吐くミリア。

 だがそれも当然だろう。ミリアは5日もずっとこの森を探索していたが、1度も目標を見つけていないのだ。その痕跡すら殆ど発見していない。

 残り数日で目的が達成できるか不安なんだろう。

 確かにネックはこの森だ。

 この森の暗さは非常に辛いだろう。

 暗いということはただ視界が見え辛いだけでなく、見える範囲もかなり狭まる。

 何かを見つけようとするなら必要以上に視ることに集中しなくてはならず、それを1日中続けるのはかなり過酷だろう。


 だが、それも昨日までの話だ。

 今日は俺がいる。


 俺にとってこの闇は何ら障害ではない。

 どれ、ここで俺が少しは役立つことをアピールしておくか。


 俺の目が進行方向の先、30メートルほど先に小さな影を捉えた。


「お。あそこにグラスラビットがいるな」


「え?」


 暗がりの先に見えた小さな影を指差す。

 ミリアは驚いた表情で俺の顔を見た後、俺が指した方向を真剣な表情で見つめた。

 しかし発見できないようで、その方向に向かって10歩ほど進んでから「あっ」と驚きの声をあげた。


「ほ、本当です……! この距離からあの小さなグラスラビットを……ハイガさん、凄く目がいいんですね」


「目がいいって言うか、夜目が利くんだよ」


 実際ここが見通しのいい平原だったら、誰だって簡単に発見できるだろう。

 だが、この森は太陽の光が殆ど差し込まない暗い森。

 グラスラビットの色も茶色で、薄暗い森の中では非常に判別が付き辛い。


 だが俺は吸血鬼だ。夜に活動する俺にとって、闇は全く苦にならない。

 光が差さない完全な暗闇の中にいるカラスだって、俺には白鳥と変わりない……! 自分で言っててよく分からない自慢だな。


 とにかく闇は俺のフィールドだ。

 

「私も結構目がいい方なんですけど……ちょっと悔しいです」


 見えていなかったのが悔しいのか、ちょっと膨れ面を浮かべるミリア。

 どうやら結構負けず嫌いな性格らしい。歳相応な表情を浮かべるミリアが可愛い。


「でもいくら遠くから確認できても、近づいたらすぐに気づかれるんだよな」


 草食動物特有の敏感な気配察知能力。そのお陰で奴らを捕まえることができず、あんな醜態(行き倒れ)を見せることになった。

 いくら足音を消しながら慎重に近づこうが、一定の距離に入った瞬間に逃げ去ってしまう。

 戦闘能力が無いグラスラビットが捕食者から逃げる度に発達した能力なんだろう。


 俺がそう言うと、ミリアはふふんとドヤ顔を浮かべた。

 

「では私が冒険者の先輩として、正しいグラスラビットの倒し方を教えてあげるです」


 剣を抜き、スタスタとグラスラビットに近づいていく。

 グラスラビットの気配察知範囲に入る直前、ミリアが立ち止まった。

 小さく息を吸い込み、吐いた。


 ――瞬間、ミリアの体が薄くなった。


 いや、薄くなったように感じた。実際は変わらない。

 

 なら何が変わったのか。

 気配が薄くなっているのだ。

 そこにいるはずなのに、注意して見ていないと消えそうな存在の薄さ。

 

 これは……スキル欄にあった《気配遮断》のスキルか?

 だとしたら非常に便利だ。

 

 ミリアが気配を薄くした状態で、ゆっくりとグラスラビットに近づく。

 気配察知範囲の中に1歩踏み込む……しかしグラスラビットがアクションを起こす気配は無い。

 グラスラビットは自分の気配察知範囲に入られても、暢気に草をむしゃむしゃやっている。全く気づいている気配はない。

 ミリアの体がグラスラビットまで後数歩……という距離まで近づいた。 


 ――パキリ


 静かな森の中に響いた音。

 ミリアが踏んだ小枝が折れる音だ。


 グラスラビットが音に反応して、顔を上げる。

 そのつぶらな目がミリアを捉えた。

 一瞬、何故ここまで接近されたのに気づかなかっただろう、そんな混乱からか、グラスラビットが静止する。

 その隙を逃さず、ミリアが駆けた。


 だがまだ遠い。

 気を取り直したグラスラビットが背を向けて慌てて逃げ出す。

 グラスラビットが逃げ出すには十分な距離と時間があった。

 このままでは逃げられる。


「ふっ――」


 ミリアが小さく息を吐き、強く一歩を踏み出した。

 瞬間――ミリアの体が加速した。あと数歩あったはずの距離を一瞬で縮める。

 まるでミリアが瞬間移動したように見える。


 昔、どこかで見たことのある現象だ。

 そう……縮地だ。文献にもある古武術の奥義。


 明治頃だったか、日本に行った時にああやって縮地を使る侍を実際に見た記憶がある。

 あの侍は確か、走ってる馬車を縮地で追いかけて暗殺を……ん? あれは漫画の話だっけ? いかんな、長く生きてると昔の記憶はどうも曖昧になって困る。 


 一瞬にして距離を詰めたミリアが、剣を振り下ろす。

 鋭い剣閃がグラスラビットの体を切り裂いた。瞬く間に事切れるグラスラビット。


 ミリアが鞘に剣を収めると、グラスラビットの死体から光が溢れる。

 何度も見た光景だ。アレが魔魂だろう。俺が繰り返し見たものだ。

 だが俺の時と違って、その光は溶けるようにミリアの体に吸い込まれた。

 あの光を一定上吸収すると、レベルが上がるらしい。

 といっても、自分よりレベルが下の魔物から得る魔魂は微々たるもので、まともにレベルを上げるなら同格か自分よりレベルが上の魔物を倒さなければならない、とか。

 

 ミリアが血の滴ったグラスラビットの首根っこを掴んで、俺の元へ帰ってくる。

 そしてドヤ顔で俺の前に差し出した。


「――こうやるんです」


「明らかに気づかれてたよな? めっちゃ慌てて攻撃してたよな? あと少しタイミングがズレてたら逃げられてたよな?」


「うぐっ……」


 図星を突かれたのか、顔を赤くするミリア。

 このまま「今どんな気持ち?」とミリアの周囲を回りながら煽りたくなったが、次の標的にされては敵わないので自重した。

 

「でも凄かった。俺、一匹も倒せなかったしな。勉強になった」


「そ、そうですっ? なら、よかったです」


 にへりと笑顔を浮かべるミリア。ちょろい。

 しかし実際に凄かった。見事な手腕と言わざるをえない。

 ミリアの動きからは何度も同じ動きを繰り返した経験が感じ取れた。


 さっきの気配遮断と縮地じみた動きについて訪ねてみた。


「《気配遮断》と《クイックスラッシュ》です? 気配遮断はそのまま、使用者の気配を遮断することができるスキルです。……私はスキルレベルが低いので、視認されたら普通に見つかりますけど、高いレベルの気配遮断は目の前に立たれても気づかないとか。そこまでのレベルには《暗殺者》の職業じゃないとまず至れないですけど」


 目の前に立たれても気づかないレベルって、最早透明人間だな。色んなことやりたい放題じゃないか。

 透明といえば、俺もそれに近い能力持ってたな……。アレ使えば普通に女湯とか覗きたい放題だったけど、若かりし俺は「そんなハレンチなことに能力を使うなんてとんでもない」ってくらいに頭が固かったからな。今あったら絶対使ってるのに。


「《クイックスラッシュ》は《剣士》の攻撃スキルです。見た通り、短い距離を一瞬で詰めて攻撃できるスキルです。慣れない内は加速が終わるタイミングと剣を振るタイミング噛み合わなくて、失敗することが多いんです」


 多分かなり失敗した記憶があるのだろう。懐かしくも苦々しい表情を浮かべる。

 だが先ほど見せたスキルは見事だった。何度も何度も繰り返し練習したんだろう。

 

 しかしスキル、か。便利なもんだ。俺もスキルがあれば、もしかしたらグラスラビットを狩れてたかもしれないな。

 スキルはどうやって覚えるのか。


「基本的に自分がついてる職業によって、レベルが上がったら覚えるです。あとはスキルを覚えることができる本が売ってたりするらしいですけど、私は見たことないですね。多分、大きな都市に行かないと売ってないと思うです」


「ふーん」


 気配遮断とかあったら使えたら便利だろうなぁ。アレがあれば俺の吸血ライフもかなり捗るはず。

 背後から忍び寄り気づかれずに吸血。相手は自分が血を吸われたことすら気づかずに吸血の快楽に身を崩す――やべえな忍者みたい。吸血忍者ハイガ! 新しいな……。


 ミリアがグラスラビットを腰に下げた袋に入れる。

 昨日から何度か見た光景だが、明らかに袋よりも多い量を出し入れしている。

 俺が袋を見ているとミリアが説明してくれた。


「これです? アイテム袋です。見た目は小さい袋ですけど、見た目以上に量が入るんです。冒険者ランクがFランクに上がったとき、支給されるアイテムです」


 更に話を聞くと、大きい店には、もっと容量の多いアイテム袋が売っているらしい。

 凄いものになると小さな家くらい丸々入るものもあるとか。便利だ。是非とも欲しい。

 

 森を歩きながら、話は再度目的の《ウッドベアー》の話になった。


「そいつどれくらい強いんだ?」


「分からないです。ギルドに報告した冒険者の話では10レベルは超えていた、と」


「10……か」


「魔物も他の魔物や人間を倒すことでレベルが上がるです。もしかしたらその時より上がっているかもしれないです」


 この森にはレベル1の魔物しかいないから、そいつがどれだけの強さを持っているか俺には分からない。

 大体、何でそんな魔物がこんなレベル1の魔物しかいない森に現れるのか。


「たまに発生するんです。その場所に対して明らかに場違いな強さの魔物が現れる現象は。何か魔魂の淀みがどうとか、詳しい話は分かりませんが、それを討伐するのも冒険者のクエストの1つです」


「そうなのか」


 そりゃ、レベル1しかの魔物しかいない森に、そんなレベルの高い魔物が現れたら困るだろう。

 生態系とか滅茶苦茶になるだろうしな。


 しかしウッドベアーか。

 ベアーって言うくらいだから熊だよな。熊……か。

 

 森の中を注視しながら歩く。


 途中、爪跡が残る木を見つけた。


「これ、多分そのウッドベアーの爪跡だよな」


「え? あ……そうですね。全然見えませんでした……」


「これだけ暗かったらな。しかしそのウッドベアーとやら、かなり気が立ってるらしいな」


 周囲の木を見るといたるところに爪跡が残されていた。


 近くの地面を見ると小さな足跡と大きな足跡があった。

 多分前者がグラスラビットで、後者がウッドベアーだろう。

 足後から見るにウッドベアーが獲物であるグラスラビットを追いかけていたようだ。

 ウッドベアーの足跡はここで途切れ引き返している。グラスラビットの足跡はそのまま走り去ったようだ。

 あれだけ気配に敏感な魔物だ。ウッドベアーが熊の魔物だとしたら、その体躯から発する気配を消すのは難しいだろう。

 この森にはプチゼリーとグラスラビットしか魔物がいない。

 プチゼリーは明らかに食用ではなさそうだし、唯一の獲物であるグラスラビットは素早くそして気配に敏感だ。

 ウッドベアーは獲物を捉えるのにさぞ苦労しているはず。それこそ何度も失敗して苛立ち紛れに周囲の木を滅茶苦茶にするくらいには。


「……ふむ」


 だとすればわざわざ追いかけなくても餌を用意すれば案外簡単に釣れるんじゃないか?

 木に残った傷、地面の足跡はまだ新しい。

 ウッドベアーは餌の確保に失敗して、相当飢えているはず。

 今ならあからさまな罠を用意しても、気づかないのではないだろうか。


 それをミリアに説明した。

 ミリアは驚いた表情で、目をぱちぱちさせた。


「す、凄いですねハイガさん。あの……記憶喪失なんですよね? これだけの痕跡でよくウッドベアーの行動が分かるですね?」


 昔、森の中でサバイバルしてた時にイヤってほど熊には追い回されたからな。

 自分の腕が食べられている隙に逃げる……そんな行為を何度も繰り返した苦い記憶が頭を過ぎた。

 何でこう苦々しい記憶ばっかり蘇るんだろうか。どうせだったら楽しい記憶が蘇ればいいのに。


 俺たちは木々が密集している地点に餌――先ほど狩ったグラスラビットの死体を配置し、ウッドベアーを待ち受けることにした。

 長期戦を覚悟していたが、予想していたより早く目的は現れた。


 ウッドベアーは予想通り熊の魔物だった。3メートルはある巨大な熊だ。

 だがそれだけなら元の世界でいてもおかしくない。

  

 ウッドベアーはその体に木を纏っていた。

 木でできた鎧で全身を覆った魔物――それがウッドベアーだった。



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