1.事の発端
処女作でして表現力も発想力も乏しい私ですが是非見守って下さい
アドバイス頂けたら直します
応援や褒めに調子にのるタイプ←
ですが頑張っていきたいと思います
.「夏休みなんてくそくらえ」
高い天井に綺麗なカーテン、真っ白なベッド。
ここは県内有数の高級病室を所持する<桜井病院>
そんな病院の一室で俺は夏休みに何をしてるんだ。
そもそも俺がここにいるのはあの試合のせいだ。
野球部に所属の俺は坊主頭が嫌であまり試合には出ていなかった。
三年が引退し二年の俺達が部を引っ張る事になったんだが・・・
なんで俺が主将なんだ!!
どう考えても智<とも>の方が俺よりしっかりしてんだろ!
話しがそれたが
そもそも主将になったせいで昨日は試合にでなければならなかった。
その試合、俺はピッチャーをやっていた。
変則Wのため、二試合目から投げたわけなんだが
俺は1番バッターだった。
最初の、しかも一球目から派手にデッドボールをかましてきやがった。
そのボールが素晴らしいコントロールで俺の肩にいれてくれたために俺は肩をはずし筋を痛めてしまった。夏休みに病院に閉じ込められるとあまりにも嘆いたせいで
オープンカフェ、遊戯場、カラオケ、ゲーセンとありえない程退屈しない高級な病院に入院することになった。
俺は大財閥の御曹子でも一流企業の社長の息子でもなんでもない、ちょっと不良な高校球児だ。そんな俺が何故こんな病院に入院出来たか。
気になるだろ?
ただの不良が高級なホテル・・・・病院のベッドの上だぞ?
はい、調子のりました(^^;)
まあ本題、
うちの野球部にはマネージャーがいる。
それも明るくて気が利く可愛いマネージャーなわけでして。
いやーお兄さん毎日タオル渡してくるマネージャー見てニヤニヤしちゃう始末・・・
ほっ・・・・本題本題。。。
でその明るくて気が利く可愛いマネージャーの家が大病院。
<桜井病院>の院長の娘らしく、この病院に格安で入院させて頂くことになったんだ。確かに設備は最高だ。
ただ何が言いたいかって・・・・
どれも一人じゃ楽しめねーんだよ!!
誰かが見舞いに来て遊んでくんなきゃ結局暇なんだよ。
他の奴らは入院が長くて仲間がいるが俺は数週間。
仲良くなれるかっつーの・・・
「山下クン、お見舞いに来たよ。」
可愛いくて気が利く・・・・以下略
なマネージャーがお見舞いに来てくれた
俺キモいですね
「おーありがとう。桜井」
桜井はいつも早くにいる。
「桜井って何でこんな早いの?」
一瞬止まり考えてから
「私のお姉ちゃんが入院してるからです。。。。」
ふわりと優しく微笑む彼女はなんだか綺麗だ。