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その令嬢、最強の軍人につき。~最強軍人、ただの令嬢として学園に通う!~  作者: 結城桜
3年の休暇と入学

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7/8

入学式と王太子

ついにか...入学式。

軍人としてしか過ごしたことが無いからどんな場所か分からないがとにかく頑張ろう!

「えーこれにて、私、校長からのお話を終わります。

続いて、この学校の説明を致します。」

無理かも。校長の話長過ぎ。周り寝てるし。

―――ポスッ―――

ん?何かが私に倒れてきたのだが...

倒れてきた物を見ると...

あー...マリアさんも寝ちゃったかぁ...

うん可愛い。

「あのーソフィアさん?入学式でデレデレしないで?」

たまたま受験番号が近かったフィンに小声でそう言われた。

私はムスッとした顔でフィンに不満を示した。

入学式が終わり、クラス発表がされた。

クラスは1クラス40人でAからEクラスまであり、成績順でAから振り分けられていくようだ。貴族は前評価で決められるため、入れはするものの見栄が全てである貴族としては少々残酷ではある。

そして私とマリアは好成績だったためAクラスだった。

ただここで勉強を辞めるとろくな事にならない。何故なら1年の最後にある試験で貴族も関係なく完全に成績順で2年次にクラスを振り分けられるからだ。

そのため、嬉しいがあまり喜べなかった。

「ソフィア、同じクラスだね!」

やっぱり嬉しい。喜ぶわ。

そしてクラスに入ると品を定めるような目で見られた。違和感を感じつつも席に座ろうとしたとき、

「君名前は?」

良い雰囲気ではないところを壊してきた。

この子。

「えっとソフィアです。

こっちはマリアです。」

「へぇ。僕はクローデルっていうんだ!」

なんかこの子誰かに似てるな...

「あの、家名ををお伺いしても?」

「おい!貴様!王太子殿下に家名を伺うとは、失礼な!」

側近と思われる者が声を上げる。

王太子!?誰かに似てると思ったらあの国王か!

「申し訳ございません。存じ上げませんでした。」

「はっ余程低い身分なんだな!」

は?何言ってんだこいつ。

今家のこと馬鹿にしたよな。いくら家名を名乗って無いとはいえ...

「失礼ながら申し上げます。

私はソフィア・アルノーツ、子爵家の者です。」

「なに?子爵家?なんで尚更知らない。」

ああもう面倒くさい...

なんで私余計に無礼な言い回ししたんだろう。

「申し訳ございません。話に入らせていただきます。

私はこのソフィアの友人のマリアでございます。友人が無礼を働き申し訳ございませんでした、王太子殿下。」

「別にいいよ?こっちも従者がごめんね。

でもさ、ソフィアさんってもしかして

軍人?どこかで聞いた事あるんだけど...」

「アルノーツといえば親戚に軍総帥がいますが...」

「ごめんね、階級章あったら見せて貰える?お願い!」

お願いとは言うが王族の言うことは人権に関わらない限り絶対なのだが...

「承知しました。」

私は空間魔法で階級章を取り出す。

「ん?特別少佐...?もしかして氷姫?」

最近知ったが氷姫と言う二つ名は軍関係者だけではなく、一般にも知れ渡っているらしい

「一応そう呼ばれておりますが...」

教室がざわついた。まぁ氷姫は国の英雄みたいな物だもんな...

「はい、席に着け!」

騒ぎが起きるとほぼ同時ぐらいに教師が入ってきた。

当然私達は席に着く。

そして横にはなぜか嬉しそうなマリア。

そうして学校の説明が始まった。

「まずは知っていると思うが学年末にはクラス替えの試験がある。誰でも関係なく成績順で決められるためしっかり勉強するように。

そしてこの学校では実技で模擬戦闘などをする。魔法、剣術が可能だ。

8月頃に武闘大会がある。

出場者は実技の成績で決めるから出たい人は成績を残すように。」

その後、様々な説明を受け、私達は学校を出た。

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