空を見上げたら光と雪の粒
息が白く空に消えたからそのまま顔をあげる
そこには暗い中にかすかに光る星でも
街の光にかき消されてほんの少ししか見えない
昔見たあの星たちはどこに行ったのだろうか
僕たちが生まれより前から放たれた光が
今に続いているのに
もっと光をと孤独をかき消すように明かりをともし続けた
何千年もの光より一時の明かりを
そんな日々が続いていつのまにか
夜空は視界から消えた
見上げていたかすかな光から
一つまた一つと白い細かな粒が落ちる
それはまるで涙のように静かに
それでいて花びらのようにゆらゆらと
地面にむけて落ちては溶けていく
アスファルトに黒くシミになり
地面に新たに空を作る
光のかわりの白い雪
いつか消えていくその様までこの星空みたいだ
この地球が生まれる前からあっただろう光
この地球が生まれてから降っただろう雪
成り立ちの違う二つなのにこんなにもきれいに
目の前に幻想的な世界を作ってくれるんだ
それに見とれていてもいいよね?
自然の作るこの一瞬しかないこのときを
目のなかに
頭のなかに
忘れない記憶として
見上げていたかすかな光から
一つまた一つと白い細かな粒が落ちる
それはまるで涙のように静かに
それでいて花びらのようにゆらゆらと
地面にむけて落ちては溶けていく
アスファルトに黒くシミになり
地面に新たに空を作る
光のかわりの白い雪
いつか消えていくその様までこの星空みたいだ
いつか文明が消えたとしても
きっとこの世界に星とこの雪は
消えないで・・・
光をこの地球に・・・地球




