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【第10回】筆休みの取材。

エッセイコラム「筆休みのぼやき」の第10回です。

今日のテーマは「取材」。

よろしくお願いします。

 どうも、鍋島五尺と申します。



 第10回です。

 もう10回目なのか。

 いや、まだ10回目なのか。

 早いような遅いような、不思議な感じです。

 まちまちですがこれからもよろしくお願いします。


 さて、今回は取材について少しお話ししましょう。

 現在長期連載に向けて製作に励んでいる僕ですが、そんな日々を忙しなくしている大きな要因が二つあります。


 一つ目は引っ越し。

 荷造りマジでめんどい。

 交通費もバカにならん。

 きちいよー!

 特に腰がきちいよー!!


 二つ目。

 今回のテーマでもある「取材」です。

 僕にとって取材は、小説執筆のためには絶対に欠かせないものです。

 生き生きとした作品を描くためにはリアリティが必要で、リアリティを得るためには体験することが必要なのです。

 これは前回書いたクリエイティブ論にも関わることです。

 なるべく濃密な「インプット」を行うことが良い作品の下地になるというわけです。

 カウボーイを登場させるなら馬に乗ってみるべきです。

 坊主を登場させるなら寺に行ってみるべきです。

 サラリーマンを登場させるなら満員電車に乗ってみるべきです。

 歌舞伎町を書くなら歌舞伎町、アメリカを書くならアメリカに行ってみるべきでしょう。


 どんなにぶっ飛んだフィクションでもリアリティは必要です。

 なぜなら、ストーリーを構成するのは登場人物で、登場人物は作中においてリアルな人間だから。

 岸辺露伴先生が蜘蛛の味見をしていた気持ちが僕にはよくわかります。

 だって蜘蛛を描くならできるだけ蜘蛛を知らなきゃいけない。

 そうじゃなきゃ作家じゃなく「嘘つき」、もしくは「夢想家」になってしまうというわけです。

 どこかの知らない誰かの妄想なんて面白くもありません。

 リアリティこそが作品に生命を吹き込むんです。

 だから一番面白い作品は「壮絶な経験をした人物の日記」でしょう。

 事実は小説よりも奇なり、じゃないですが。

 

 リアリティのため、僕は取材をします。

 そうして得た経験こそが僕の作品を形作っているのです。

 ちなみに次の取材予定地は長崎。

 遠いよー!!



 ということで「筆休めのぼやき」の第10回でした。

 知ってるかい、取材ってめちゃくちゃ大変なんだぜ。

 でもマジでおもろい、これだから物書きはやめらんないね。


 ここまで読んでくれてありがとうございました。

 それじゃあまた明日。


 鍋島五尺でした、ばいばい!

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