朝凪が連れていく

突然の異動命令により十島明彦(としま あきひこ)は都会から田舎の島へ移住することになった。
駐在員として生活を始めて一年目の夏。
見回りしている時に海岸に面したひまわり畑にいた女性、葵(あおい)と出会う。

その恋はまるで夏の蜃気楼。
良き友人、という枠から出てしまったらガラスのように砕けてしまいそうな危うい関係。そこに咲くひまわり達だけがその行く末を見守っている。


この作品は過去に「Taskey」にて掲載していました。
現在は削除し、こちらへ改稿転載をしました。