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おっさん、勇者と魔王を拾う  作者: チョコカレー
2章:子と弟子と
56/207

56:迫り来る脅威



 シェルとリーシャは山奥の森の中を必死に駆けた。根っこや蔓に足を取られながらも何とか坂を下り、村へと目指す。その後方からは幼い子供達のような無邪気な笑い声を上げながらピクシー達が迫って来ていた。羽をばたつかせ、それこそ羽虫のような音を立てながら枝を潜り抜けて追って来る。そして彼らは道中で拾ったのか手頃な石を手に持ち、シェル達へと投げつけて来ていた。


「ッ……何でピクシーが、こんな攻撃して来るの?! 私妖精に嫌われるような事したっけ?!」

「分からないけど……とにかく今は走り続けて。リーシャちゃん」


 飛んでくる石を剣の鞘で弾きながらリーシャはそう叫ぶ。

 実際の所は精霊の女王を拒絶したので妖精にも嫌われる節があったのかも知れないと一瞬彼女は考えたが、精霊と妖精の繋がりがどういう物なのかよく分かっていない為、結局答えは出なかった。

 とにかく今は逃げるしかない。どういう訳かピクシー達は今自分達を狙って来ており、まるで誘導するかのように執拗に追いかけて来ている。攻撃は石を投げる程度で済んでいるが、このまま森の中で体力を削られながら追い掛けられればいずれピクシー達の包囲網に掴まってしまうだろう。そこまで考えた所でシェルはピクシー達の目的が何なのかを推測する。


(ピクシー達の狙いは勇者のリーシャちゃん?……でもこんなに攻撃して来るのはおかしいし……)


 後ろから石が飛んで来る。シェルはそれを氷の礫で撃ち落とし、地面に杖を突くと氷の壁を出現させた。途端にピクシー達は悲鳴を上げて急停止するが、あえなく氷の壁に激突した。しかし数匹のピクシーを足止めしたに過ぎず、他のピクシー達は悠々と氷の壁を避けてシェル達を追って来る。やはり数が多いのは難敵である。思わずシェルは顔を顰めた。


「数が多すぎるよ!」

「ピクシーは一匹見たら百匹居るって言うからね。多分そこら中に潜んでるよ」


 どれだけ抵抗してもいっこうに数が減らないピクシーを見てリーシャも思わず声を上げる。

 ピクシーは言ってしまえば虫のような物だ。人間と似た見た目をしているが、彼らは完全に種族の違う全く別の生き物であり、中には畑を荒らす害虫のような物も居る。故に商人からも嫌われており、あまり出会いたくない存在として認識されている。

 ふとシェルが気配を探れば、辺りの草むらからピクシーらしき気配が漂って来る。きっと自分達があの崖に居た時点で待機していたのだ。シェルが杖を構えると丁度ピクシー達が草むらから飛び出して来る、そんな虫のような彼らをシェルは杖を振って氷で弾き飛ばした。だがその直後、シェルの隣を走っていたリーシャが地面に少し上の所に張られていた蔓の罠に足が引っ掛かり、顔から盛大に地面に転んでしまった。


「うぷッ……!」

「リーシャちゃん!?」


 慌ててシェルは立ち止まり、転んでいるリーシャの元に向かう。張られていた蔓はご丁寧に横に生えている木に縛られていた。明らかに自然に出来たものではない。ピクシー達が用意しておいたのだ。シェルはリーシャに手を貸して立たせ、服についた土を払った。


「だ、大丈夫?」

「うう……服が汚れちゃったよ。何これー?何でこんな罠が仕掛けられてるの?」


 リーシャはせっかくアレンが買ってくれた服が汚れた事にご立腹だった。せっかくいつも付けている羽の飾りも汚れてしまい、珍しく彼女は不機嫌そうな表情を浮かべている。シェルはそんな彼女を落ち着かせるようにそっと肩に手を置いた。


「落ち着いてリーシャちゃん。怒ったら奴らの思うつぼよ。ピクシー達は人を怒らせるのが好きなの。だから平気な振りをして」


 ピクシーが人前に出るのは人をからかいたいからだ。彼らは自分達の悪戯で怒る人間を見るのが好きで、それこそ子供が面白がる為に悪戯をするのと同じように純粋な気持ちでそれを行う。故にリーシャのように素直に不機嫌になれば彼らは腹を抱えてそれを笑い飛ばすのだ。そしてまた調子に乗り、悪戯はより酷いものとなっていく。シェルはこれを昔アレンに教わっていた。その知識を思い出しながら何とかリーシャに冷静さを取り戻してもらう為に彼女は声を掛け続けた。


「わ、分かった……頑張る。でも、このままだと追い詰められちゃうよ?」

「大丈夫。私が何とかするから」


何とかリーシャは気持ちをしっかり持ってそれを表現するようにぐっと拳を握った。シェルもそれを見て安堵したように笑みを浮かべる。そしてリーシャに姿勢を低くしているように言うとシェルは身体を起こし、純白の杖を構えた。ピクシー達は逃げるのをやめたシェル達を見てここぞとばかりに石を手に持って投げ付けて来る。シェルは杖を振るうと氷の風を起こし、石を吹き飛ばす。


「キャキャキャ!」

「私がただ逃げているだけだと思った?違うわよ……私は場所を選んでたの」


 シェルは何もピクシー達の投げて来る石を回避する為に逃げていた訳ではない。そもそもピクシー達が投げる石程度魔法で弾く事が出来るのだ。それでも必死に移動していたのは、シェルがこれから行う魔法に適した場所に移動する為である。この辺りはそれ程木々も密集しておらず、余計な遮蔽物はない。これなら心置きなく魔法を発動する事が出来た。


「荒々しく舞え……〈氷雪の息吹〉!」


 シェルが杖を前方に突き付けると同時に辺りに突風が巻き起こる。氷の混じったその吹雪は何本にも別れながらシェルが動かす通りに動き、シェルが杖を振るうと吹雪は周りのピクシー達を巻き込みながらその場一体を真っ白に覆った。大量に居たピクシー達はあっという間に吹雪に巻き込まれ、地面へと突き落とされた。シェルが杖を払って吹雪を収めた時には地面に虫のごとくピクシー達が転がっていた。殺した訳ではない。威力も十分弱めたし、吹雪で巻き込んで目を回させただけの為、しばらく動けない程度だろう。だがそれでもこの場を収めるには十分な対処である。


「ふぅ……」

「凄いシェルさん! あっという間にピクシー達を倒しちゃったよ」


 顔を伏せていたリーシャはシェルが一瞬でピクシーを倒した姿を見て目をキラキラと輝かせながら喜ぶ。シェルは少し疲れたように息を吐きながらも彼女にコクンと頷きながら笑い掛けた。

 一応目に見えていたピクシー達は全員戦闘不能にさせたが、それでも油断する事は出来ない。奴らはまさしく虫のように数が多く、その場に潜んでいるのだ。今もどこから狙っている可能性がある。シェルはアレンから教わった事を一つ一つ思い出しながら辺りを警戒して杖を高く持った。


(でも、何でこんな山奥に大量のピクシーが……?)


 ピクシーが表に姿を現すのは悪戯をする時だけである。その性質上、ピクシーを目撃するのは村や街か、旅人や商人などが妖精の住処がある森に通りかかった時が殆ど。だがこの辺りに妖精の住処があるなど聞いていないし、これまでもそんな気配はなかった。今回偶々自分達が崖の所に訪れた時にピクシー達が待ち構えていたというのはあまりに出来過ぎている。シェルはその確かな違和感に額にしわを寄せ、辺りへの警戒を高めた。すると急に辺りがほんのりと明るくなり始め、木々の隙間から小さな光の球が幾つも浮き出て来た。


「----ッ!?」


 飛び回る光の球を見ながらシェルは思わず目を点にする。これは小精霊達だ。人前に姿を現すのは珍しい。それもこんな大量に。何かがおかしいと思ってシェルは妙な気配がする方向へと顔を向ける。するとその木々の隙間からまるで絵画の中から出て来たかのような美しい女性が姿を現した。薄い桃色の髪を長く伸ばし、着ている服は布だけという不思議な雰囲気を漂わせている。何より異質なのはその背中から光り輝く翼が生えている事であった。シェルはその相手が異質な雰囲気を漂わせているのにも関わらずそんな女性の事を綺麗と思ってしまう。対して隣に立っているリーシャは信じられないとでも言いたげに口元を歪めていた。


「貴方は……!」

「お久しぶりです……勇者様」


 それはいつの日かリーシャの元に現れた精霊の女王であった。

 彼女はリーシャがアレンに洗脳されていると思い込み、勇者としての使命を果たさせる為に勇者教団に誘拐させるという強硬手段を取った過去がある。それ故にリーシャは自分の家族を危険に晒された事から精霊の女王を恨んでおり、また根本的には勇者の自分が原因でもある為、この事件は彼女にとって一種のタブーのような物になっていた。にも関わらず目の前にその犯人である精霊の女王が現れたのだから、リーシャは苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべずにはいられなかった。


「何で……貴方がここに居るの?精霊の女王」

「え……女王……?」


 リーシャは自然と腰にある剣の柄に手を添えながらかろうじて声を震わせてそう言った。シェルはリーシャが言った精霊の女王という言葉にピクリと反応し、目の前の女性が人間ではなく精霊であるという事を悟る。

 名前を呼ばれた女王は、どこかやつれたような表情をしながら静かにリーシャの事を見つめていた。





 家の前で扉を背もたれ代わりにしながらルナはちょこんと地面に座っていた。隣にはダークウルフのクロがじゃれており、ルナはクロの頭や喉を撫でたりして可愛がっている。アレンが帰って来た時にすぐ気付けるよう、外で待機しているのだ。そんな彼女は空に浮かんでいる雲を見上げながらリーシャ達が今何をしているか想像した。


「リーシャは今頃シェルさんにあの景色を見せてる頃かなぁ?」

 

 あの景色を見ればシェルも村に居たいと思うようになるかもしれない。ルナもシェルにはこの村に残って欲しいと願っている為、そうなってくれる事を望んでいた。


「でもリーシャの事だから、回りくどいのを面倒くさがって直接伝えちゃうかも知れないね」

「ワフ?」


 リーシャの性格を知っているルナはそんな予想を立てながら笑みを浮かべ、クロのボサボサした毛並みを撫でる。クロはそんなルナの事を見上げながら鳴き声を漏らして首を傾げて見せた。

 視線を空に戻せば、そこは変わらず真っ青なままだ。リーシャ達が登っているであろう山もここからなら見える。天辺の方は霧に覆われ、まるで一つの生き物のような強大な存在を放っているその山はルナには何だか恐ろしく見えた。そうしているとふと隣でゴロゴロと転がっていたクロがピクリと耳を立てて立ち上がり、辺りを警戒するように眉を潜ませた。ルナもその違和感に気が付き、低く唸っているクロを落ち着かせるように首に手を添えながら立ち上がった。その直後、彼女に向かって小さな石ころが幾つも飛んで来た。


「----ッ!」


 すぐさまルナはそれに気が付き、シェルから教わった魔法で氷の盾を出現させ、それを防ぐ。そして盾を解除すると石が飛んで来た場所を確認した。柵の向こう側、森へと続く木々が密集している所だ。クロもそこに何か居ると気が付き毛を逆立てて威嚇の体勢を取っている。ルナが目を凝らすと、そこには小さな人間の姿をした生き物、妖精のピクシーが何匹も木々の枝にとまっていた。


「ピクシー……!?」

「キャーキャキャキャ!」


 まさかの妖精達にルナは驚いたように声を上げる。そんなルナの様子を見てピクシー達は小馬鹿にするように手を叩きながら笑い声を上げた。


「な、何でピクシーが村に……?」


 ルナは以前アレンが話していた事を思い出す。何でも近頃他の村や街ではピクシーが現れて悪戯する事件が多発しているらしい。ピクシーが悪戯する事件は珍しくはないが、こんな多数の事件が同時に起こるのは妙だとか。そこまで思い出した所でルナは今目の前に現れたピクシー達が何か企んでいるのだと予想する。

 すると笑っていたピクシー達がピタリとそれを止め、羽を羽ばたかせるとルナ達に向かって一直線に飛んで向かって来た。ルナは慌ててクロと共にその場から移動する。


「キャキャキャ!」

「くっ……!」


 家の中に逃げ込もうかと思ったがすぐにピクシーが距離を詰めて来た為、ルナは諦めて家とは別方向に走る。しかし子供でただでさえ体力のないルナの脚力では逃げれる距離はたかが知れており、すぐ背後までピクシーは迫って来ていた。ピクシー達はルナの服を掴み、引っ張たり持ち上げようとしたりして来る。


「わっ……ちょ、やめてよ!」


 そんなに体重がないからかピクシー達が大勢で引っ張ているから、ルナの身体は地面から僅かに浮き始めていた。慌ててルナは手をバタバタと動かし、何とかピクシー達の手から逃れようとする。するとクロが牙を剥き出しにしてピクシー達へと飛び掛かった。ピクシー達は慌ててルナから手を放して上空へと逃げる。ルナはトンと地面に着地し、引っ張られていた服を不安そうに撫でた。


「グルルル!」

「あ、ありがとう、クロ」


 クロにお礼を言ってルナは身体を起こし、ピクシー達の事を見上げる。

 今のは完全に自分の事を連れ去ろうとしていた。それが悪戯をする為か何か別の目的があるのかは分からないが、ピクシーに掴まったら終わりだという事はルナは薄々と実感する。ピクシー達はクロに吠えられて怯えているが、それでもまだルナの事を諦めていないようで辺りをブンブンと跳び回っていた。


「何が目的なの?貴方達……」

「キャッキャッキャッ!」


 試しにそう尋ねてみるが、言葉が通じているのか通じていないのか、ピクシー達は気味の悪い笑い声を上げるだけだった。それが何だか馬鹿にされている気がしてルナもムッとした表情を浮かべる。だがすぐに頭をブンブンと振って気持ちを落ち着かせた。怒ってはピクシー達の思うつぼだ。ルナは冷静の状況を分析する事にする。


(とにかくお父さんにこの事を伝えないと。流石にこの数を氷魔法だけで対処するのは難しいし……)


 ピクシーの数はざっと三十を超えている。こんなのをいちいち相手していれば日が暮れてしまうだろう。自身が最も得意とする闇魔法をあまり使用したくないルナは何とか今の手数でどうにかしたいと考え、その結果アレンに頼ろうという決断に至る。しかし問題はどうやってこのピクシー達を相手にしながらアレンの元に向かうかだった。

 そうこう考えている内に再びピクシー達がルナへと襲い掛かって来た。クロも必死にルナを守ろうとピクシー達に牙を剥くが、ピクシー達は飛べる事を有利にスイスイとクロの噛みつきを避け、弄んでいる。ルナも氷の礫を放ってピクシー達に牽制した。


「く、この! ……数が多すぎる……!」


 流石に傷つける訳にもいかないのでルナも本気にはなれない。何より彼女は血を見る事すら苦手なのだ。戦いを好まない彼女はいまいちピクシー達を対処しきる事が出来ず、何匹かに再び服を掴まれた。それを見て再びクロが助けようとするが、ピクシー達の方が一枚上手でクロが飛び掛かって来たのに気づくと別のピクシー達がクロの毛を掴み、複数のピクシー達が協力して投げ飛ばしてしまった。


「キャィン!?」

「クロ!」

「キャッキャッキャッ!」


 飛ばされたクロは他のピクシー達が更に追撃し、ルナからどんどん離れて行ってしまう。ルナはそのままピクシー達に引っ張られ、宙に浮くと森の中へと運ばれてしまった。枝や鋭い葉に当たりながらルナはどんどん森の奥へと連れて行かれる。その間に遠くからはクロの泣き声が聞こえて来ていた。


「んっ……よくも、クロを……!」


 ルナの中で黒い感情が溢れ出す。クロを傷つけられた事に対して激しい怒りが沸き起こり、それに呼応するように魔力が高まり始めた。

 ふとルナの手に巻いている包帯が枝に引っ掛かり、ビリビリと破れてしまう。すると今まで隠していた魔王の紋章は淡い紫色の輝いていた。そしてルナはポツリと詠唱し、ピクシー達に向かって手を振るう。その瞬間、巨大な影が舞い降りた。


「消えて……!」

「キィアッ!?」


 ルナが手を振るうと同時にそれと全く同じ動きをする鋭利な爪をした巨大な影の手でピクシー達を切り裂く。切り裂かれたピクシー達の傷口はズブズブと黒い靄のような物に侵され、彼らは小さな悲鳴を上げると落下し始め、地面に落ちると動かなくなってしまった。当然ルナを引っ張っていた者は居なくなり、彼女は重力に従って地面に倒れ込んだ。


「ッ……ぅ……」


 勢いがあったためゴロゴロと地面を転がり、土だらけになりながらルナは何とか顔を起こす。

 今しがた放った魔法はルナの全く知らない魔法であった。闇魔法である事は分かるが、少なくともルナはあんな攻撃的な魔法を習得した覚えは一切なかった。その事についての混乱と、先程から妙な胸の高鳴りでルナは頭が痛くなった。時折起こる朝方魔力の調子が悪くなる状態と似ており、吐き気を催す。


「けほっ、けほっ……何が起きたの?」


 ふと視線を前に向けるとルナの視界に倒れて動かなくなっているピクシー達の姿が映る。そこでようやく自分が一番したくなかった事をしてしまったのだという事を実感し、信じられないように首を左右に振った。その時、ルナはふと自分の手の甲にある魔王の紋章が光っている事に気が付く、そして腕の方に視線を移すと。何とルナの腕は手の甲の紋章が禍々しく歪んで広がり、ルナの腕を真っ黒に覆っていた。


「な、に……コレ?」


 その異様な自身の腕を見てルナは表情を硬直させる。

 体内の魔力はまるで何かを求めるかのように蠢いており、体内を焼かれるような感覚を覚える。それに苦しむようにルナはうめき声を上げ、その場にうずくまってしまった。

 ルナの手の甲にある魔王の紋章は……ただ静かに紫色の光を放っている。そしてルナの周りには彼女を中心に禍々しい影が広がり始めていた。


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