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おっさん、勇者と魔王を拾う  作者: チョコカレー
4章:魔王候補アラクネ
122/207

122:形の違う希望



 王都に戻ってからと言うもののファルシアは大忙しであった。

 預言者と大魔術師という重要な役職を二つこなしている彼女は国王と魔術師協会の両方に詳しい報告をしなければならず、大量の報告書を徹夜でまとめ上げては王宮と魔術師協会を何度も行き来して届ける。詳細は口頭で伝え、幾つもの質問を受けてそれら全てに正確に答える。そんな作業を何十回もこなすのである。おまけに大規模な戦闘を終えて帰って来たばかりの為、まだ完全に体力が回復した訳ではない彼女は今すぐにでもベッドに飛び込みたかった。だが真面目な性格をしている自分がそれを許さない。重要な立場の人間が弱音を吐く訳にはいかず、ファルシアはあくまでも気丈に振舞いながら役目をこなした。


「……と、言う訳ですので、此度人間の大陸に侵入して来た〈魔王候補〉なる魔族は、無事青の大魔術師である私と、白の大魔術師であるシェルリア・ガーディアンが撃退致しました」


 久方ぶりに訪れる王の間でファルシアは膝を付き、頭を下げてそう報告をする。目の前には玉座に座る国王の姿があり、その顔色は事件が起こっていた時と比べると大分血色が良くなっていた。


「うむ……左様であるか。まずはお主が無事である事と、大魔術師達が街の為に尽力してくれた事に感謝しよう。よくやってくれた。ファルシアよ」

「もったいなきお言葉であります」


 国王にお褒めのお言葉を頂き、ファルシアは深々と頭を下げる。同時に罪悪感を抱き、彼女は地面に付けている手をきゅっと握り絞めた。

 今回の事件の顛末は調査をしていたファルシアと、偶々渓谷の街を訪れていたシェルが対応した事になっている。アレンも調査を手伝った元冒険者という事で報告しているが、アラクネと直接対決した事は伏せられている。リーシャとルナの事をうっかり口にする訳にはいかないからだ。

 ファルシアは仕えるべき自分の主に虚偽の報告をしている事に後ろめたさを感じながらも、世界の平和の為にと何とか割り切る。まだ完全に納得した訳ではなかったが。

 一方で国王の方はファルシアの報告を完全に信じ切っているらしい。大魔術師が二人共同じ報告をしているのだ。疑う理由はないだろう。何より彼は〈魔王候補〉という邪悪な存在を早急に倒せた事に歓喜していた。


「それにしても魔王候補か……また厄介な輩が現れたものだな」


 国王は自身の長い髭を弄りながらそう呟く。

 魔王候補の詳細についてもファルシアは報告していた。幸いこちらは魔王候補であるアラクネが喋ってくれたと言えばどうとでも理由付け出来る為、レウィアから貰った情報を包み隠さず話した。国王はそれを聞くとやはり十人もの魔王に匹敵する力を持つ者達が居る事に驚いていたが、魔王と勇者が一向に現れない時よりは表情は暗くなかった。


「魔王候補というのは候補であって、あくまでも魔王ではないのだな?」

「はっ……魔族達も未だ現れぬ魔王に痺れを切らし、そのような階級を作ったのだと思われます」


 国王の質問に自分の考えも添えながらファルシアは答える。その最中、彼女は前髪の隙間から気付かれないようチラリと国王の表情を伺った。彼は何か思案をするように目を瞑っている。

 やはり勇者と魔王の事を話すべきか。それとも黙ったままでいるべきか。この期に及んでファルシアの胸の中にはそんな迷いが生まれた。

 今回の戦いは人間側が勝利した構図のように見えるが、実際は敵側に魔王候補という凶悪な存在が複数居る事が判明し、どれだけ自分達の大陸が危険な状態かが露見する出来事でもあった。追い詰められているのは人間達の方だ。であるならば、誰でも勇者という希望を欲してしまう。

 やはり二人の事を話すべきかも知れない。なるべくリーシャがアレンと離れ離れにならないように対処し、ルナの事も殺さずにくれぐれも丁重に扱うよう進言すれば、事態は荒立たずに戦力を確保出来る。つい、ファルシアはそんな事を考えてしまった。すると今まで目を瞑っていた国王が目を開き、何か希望でも見つけたかのように瞳に光が宿っていた。


「ファルシアよ。我々は預言に頼り過ぎていたのかも知れん……」


 ふと国王は思い付いたようにそう言葉を口にする。まるで今まで盲点だった事に気付いたかのように、その表情は目を見開いたものとなっていた。一瞬自分の預言が否定されたのかと思って恐怖しながらファルシアは顔を上げるが、国王は彼女を咎めるような罰するような事はしなかった。


「……は?」

「お主の言葉が偽りだと言う訳ではない。だが現に勇者と魔王は未だに現れず、魔族側からは魔王候補なる者が現れた。奴らは我々と違って自らの力で魔王を作り出す道を選んだのだ」


 国王はファルシアの預言を信じていない訳ではない。今までだって彼女の預言のおかげで数々の災いから国を守る事が出来た。その功績は疑いようのない事実である。故に今回の預言も実は勇者と魔王は存在しているが、何らかの事情で表舞台に出て来ていない。それもこれだけの年月の間全く姿を現さないのだから、何か特別な環境に居るのかも知れない。いずれにせよ両者が姿を現さないのなら、それは存在しない事と同義だ。


「ひょっとしたら、我々もいつまでも過去の希望に縋るのではなく、今の人々の力で希望を作り出さなければならぬのかも知れん……紋章を持たざる勇者を」


 国王は玉座のひじ掛けにのせている腕に自然と力を入れ、いつもよりも少し強めの口調でそう述べる。その瞳には決断した者が宿す覚悟の炎が灯っていた。

 此度の戦いでは魔族側に先手を打たれた。彼らは紋章を持つ魔王は持たず、魔王候補という仕組みで魔王を誕生させようとした。実際アラクネは魔王と呼ばれてもおかしくない実力を持っていた。もしも対応が少しでも遅れていれば、蜘蛛の呪いはこの王都にまで届いていただろう。そうなった時の事は想像するだけでも恐ろしい。


「ああ……そうだ。きっとそうなのだ! これは試練なのだ。過去の栄光に頼るのではなく、自分達で未来を切り開けという神からの試練に違いない!」


 急に拳を握り絞め、自分の述べた言葉を改めて実感するように国王は声を震わせる。その様子をファルシアは否定も肯定もする事が出来ず、ただ黙って膝を付いている事しか出来なかった。


「そうと決まったら話は早い! 騎士団、魔術師協会、冒険者ギルド、全てに声を掛けよ! 我らの希望を作り出すぞ」

「はっ、承知致しました」


 手を前に出し、久方ぶりに主らしい態度で国王は指示を出す。その言葉を聞いてファルシアはもう一度深く頭を下げ、命令に従った。

 それからファルシアは王の間を後にすると、通路を歩きながら腕を回して疲れ切ったように肩を落とした。何分リーシャとルナの事を秘密にし、矛盾がないように事件の事を報告しなければならないのだ。疲労が溜まって当然であろう。


「ふぅ……」


 一つ小さなため息を吐く、ローブの紐を緩め、シャツの襟のボタンを外すとファルシアは自身の髪をクシャクシャと掻いた。彼女の目の下には薄っすらと隈があり、よく見ると顔色もあまり優れない。実際彼女は今すぐにでもこの場で立ったまま寝れるような気がしていた。

 そんな状態で少しふらつきながら通路を歩ていると、前方で柱に寄り掛かりながらファルシアの事を待っている人物が居た。


「……あ、お疲れ様です。先輩」

「……シェルリア」


 その人物はシェルであった。彼女はファルシアがやって来た事に気が付くと柱から離れ、フリフリと手を動かしてファルシアの方へと近づいて来る。だがその表情は無感情で、ただとりあえず形式的に挨拶をしているという感じが滲み出ていた。


「あんた、王宮に来てるなら一緒に陛下に報告して頂戴よ」

「私は協会の方で院長に報告していたんです。先輩がそっちを頼むって言ったじゃないですか」

「……そうだったかしら」


 額に手を当てて記憶を探るファルシアだが、頭の中に浮かんでくるのは報告書の文章ばかり。はっきり言って頭が回っていない。その様子を見てシェルは両腕を組みながら短くため息を吐いた。


「それで、国王への報告はどうだったんですか?上手くいきました?」


 当然シェルはファルシアの事を案じてわざわざ王宮に訪れた訳ではない。彼女は国王に報告する内容が気になって確認しに来たのだ。何せアレン達の今後の運命が掛かっているのである。気になって当然であろう。


「まぁ、一応はね……うまい具合に陛下が勘違いしてくれたわ。とりあえず当面は問題ないでしょう」


 幸い今回は国王が前向きに物事を考えてくれた為、勇者と魔王の事を悩まずに済んだ。方針も今回の出来事で決まった為、しばらくは以前のような事にはならないだろう。


「そうですか、それは良かったです」

「ホントにね……」


 ファルシアの言葉を聞いてシェルは胸を撫で下ろす。これでひとまずアレン達が疑われるような事はなくなった。それだけでも十分な収穫である。そんな風に露骨に安堵しているシェルを見てファルシアは憎たらしそうに笑った。


「そっちの方はどうだったの?爺共は何か言って来た?」

「いえ、特には……ただ、どうやら今回の事件と似たような現象が他の地域でも起きていたらしく、調査をしていた数名の魔術師が行方不明らしいです」

「……!」


 今度はファルシアが魔術師協会の報告はどうだったかと尋ねると、妙な情報をシェルは口にした。思わずファルシアは目を細め、半分寝かけていた思考回路を覚醒させる。


「それってまさか……今回人間の大陸に侵入して来た魔王候補は一人じゃないって事?」

「断言は出来ません。その地域も改めて調査はしてみましたが、今はもう手がかりは何も残っていないそうです。まるで嵐のように消えてしまったと……」


 ファルシアはつい恐ろしい可能性を口にしてしまう。急に背筋が冷たくなる感覚を覚え、指先の体温がゆっくりと冷たくなるのを感じた。

 全く予想していなかった訳ではない。レウィアから魔王候補が十人居ると聞かされた時から、今回人間の大陸に侵入して来た候補がアラクネだけではない可能性もあると薄っすら考えていた。だがそれを認めたくはなかった。もしも他にもあのような怪物が入り込んでいるのだとすれば、今度こそ人間の大陸は破滅してしまうから。だがどうやら被害はそこまで酷い訳ではないらしい。魔物が大量に狩られていたり、幾つかのダンジョンが消失していたりと言った不可思議な現象が起こっているそうだ。


「その再度調査した魔術師は無事だった訳?」

「ええ、協会が〈緑の大魔術師〉に依頼したので」

「ああ、あのおじさんか……」


 ふと再度調査した魔術師が無事だった事を疑問に思い、シェルに尋ねる。そして彼女からの答えを聞いて納得いったように頷いた。

 緑の大魔術師は大魔術師の中でも最も強いと言われている実力者だ。実際単純な戦闘力だったらファルシアは彼には全く歯が立たないと思っている。そんな彼が直々に調査したと言うなら、無事に帰って来るのは当然だ。


「ならひとまず私達がやる事は決まってるわね。私は陛下の命令をこなす。貴女はおチビちゃんとお嬢ちゃんを見守る……分かってる?」

「もちろんです」


 ファルシアはシェルに近寄り、忠告するように尋ねる。するとシェルも頷き、力強く応えてみせた。だがファルシアはそれだけでは安心出来ない。ただ守るだけでは足りないのだ。


「良い?貴女にとってあの家族は特別でしょうけど、一歩間違えればあの姉妹は世界を滅ぼす鍵になるのよ。貴女がちゃんと見てないと駄目なんだからね?」


 シェルに詰め寄り、指を突き付けながらファルシアは何度も確認を取る。責任を持ってもらう為に、自分がどれだけ重要な事を任されているか実感してもらう為、強い口調で言い続ける。


「ホントに頼むわよ……シェルリア」

「ええ、分かってます……先輩」


 最後にファルシアは弱々しい声でシェルにそうお願いをした。シェルもその顔を見ると自分のすべき事の重大さを実感し、ゆっくりと頷いて応える。それを聞いてファルシアもようやく任せられると安心したのか、クスリと笑みを零すとシェルから離れ、通路を歩き始めた。シェルもその後へと続く。


「近い内に召集が掛かるかも知れないわね。大魔術師全員に」

「えー、私いちいち王都に戻るの嫌なんですけれど」

「我儘言わないの。同窓会みたいなものだと思いなさい」


 歩きながらファルシアとシェルはそんな会話を交わす。

 いずれ来るべき時に全員が揃う日が来るかも知れない。だがその時はきっと、アラクネと戦闘した時以上に大きな事件が起こっている時だろう。二人は心の奥底で、そんな事を薄っすらと察していた。


















「まぁ何はともあれ、貴女が無事で何よりです。レウィア」

「うん、色々と有難うね……シーラ」


 自室の椅子に座りながら、向かい側に座っているベージュ色のさらさらとした髪に漆黒のメイド服に身を包んだシーラにレウィアはそうお礼を言う。

 丸テーブルの上にはお気に入りの紅茶。それを綺麗な花の装飾が施されたカップで飲みながらレウィアは安堵の息を吐く。シーラも同じカップで紅茶を一口飲み、小さく笑みを零す。


「アラクネは無事始末出来たんですか?」

「何とかね……これでしばらくはあの女に悩まされずに済むよ」


 椅子の横に置いてある魔剣に手を触れながらレウィアは答える。

 煉獄の剣の第二の力である封印。この力に飲み込まれた者は永遠に炎で焼かれ続ける。今頃アラクネも剣の中で悲鳴を上げる事すら出来ず苦しんでいる事であろう。


「でも、アラクネ以外にも人間の大陸に侵入してたみたいだね?」

「ええ……ごめんなさい。どうやらアラクネと同時期に〈最低〉と〈最愛〉が動き出していたみたいです」

「良いよ。シーラはよくやってくれた」


 シーラは頭を下げて謝罪したが、レウィアはすぐに首を横に振って許した。

 シーラは約束通りレウィアは人間の大陸に向かった後、彼女が規律を破っている事を悟られないように根回しした。そして他の魔王候補が人間の大陸に向かおうとするのも防いだが、二人だけ既に人間の大陸に向かっていたのだ。それが〈最低〉と〈最愛〉の魔王候補。

 

「幸い彼らは様子見だけで、アラクネのように大勢の人間を襲うような事はしませんでした。今はもう暗黒大陸に戻って来ています」


 アラクネ程明確な目的があった訳ではないのか、それとも単純にアラクネが狂っているだけなのか、その二人の魔王候補は人間の大陸で派手な騒ぎを起こすような事はしなかった。恐らく今回は様子見程度なのだろう。そもそもたった一人で戦争を仕掛けるアラクネがおかしいのだ。


「……これでとうとう、均衡が崩れたね」


 カップを傾けて紅茶を一気に飲むと、レウィアは底に少しだけ残っている紅茶を揺らしながらそう呟く。無表情な事もあってその仕草はどこか不安げで、助けを求めているようにも見えた。


「ええ、そうですね……魔王候補方は今回の出来事を機に、次々と他の大陸に進出するでしょう。己の力を振るう為に、己の欲望を満たす為……最早規律は失われました」


 シーラはカップを置くと悲しそうな表情をしながらそう言葉を続ける。視線は下を向き、笑顔が似合う彼女の顔からは光が失われていた。それだけも宰相秘書である彼女にとっても辛い事なのだ。だが彼女はきゅっと拳を握り絞めると、視線を戻してレウィアの方を見つめた。


「でもレウィア、規律が失われたという事は……新たな手段が手に入ったという事でもあります」

「……え?」


 急なシーラの言葉にレウィアは驚き、首を傾げる。彼女が何を言おうとしているのか分からない。だがシーラの瞳は希望の光が灯っていた。それを見ると、つい何かを期待してしまう。

 そしてシーラはカップを両手でぎゅっと握り絞めると、レウィアに顔を近づけてゆっくりと口を開いた。


「他の魔王候補方が規律を破ると言うのなら、貴女も破れば良いんですよ」


 それは何とも単純で、子供っぽい考え方であった。だが真面目なレウィアであったならば絶対に思い付かない事ではあっただろう。まだ解決策と言える手段にはなっていないが。


「でも……それでどうなるの?私が他の大陸に行った所で、今回みたいに他の候補の後手に回るだけだよ」

「そっちじゃありません。もう一つの規律……候補同士が戦ってはならない、の方を破るんです」


 不安要素を述べるとシーラは首を横に振って否定する。要点はそこではない。レウィアがすべき事は別にある。気付けばシーラはカップから手を離すとレウィアの手を握り絞めていた。シーラの手は温かい紅茶のカップに触れていたはずなのに、少し冷たい。

 アラクネが大胆に規律を破り、他に二人の魔王候補も他の大陸に侵入した為、最早候補達の間で規律は意味のない物と化している。であるならばその状況を利用すれば良い。好き勝手やって良いと言うのならば、レウィア自身もそうすれば良い。それがシーラの考えた作戦であった。


「他の魔王候補を全て倒し、貴女が〈魔王〉となる。そうすれば私達の国に平和が訪れます。それがレウィアにとっての一番犠牲が少ない平和への道のりです」


 シーラの言葉にレウィアは息を呑む。

 それは彼女が最も考えた事のない未来であり、そしてなろうと考えた事もない将来であった。自分が他の候補達に剣を向け、一人になるまで戦い続ける。それこそが最も血が出るだろうから、避けていた考えのはずなのに……どうしてだろうか?今はその考えがとても魅力的に聞こえてしまう。心が弱っているからだろうか?ついレウィアはそんな事を思ってしまった。


「私が……〈魔王〉に」


 改めて彼女はその未来を自分の口で呟く。言葉にして実際に頭の中に明確な未来と、自分がすべき事が浮かんで来た。だがレウィアは、そんな未来はちっとも望んでいない。争いが最も嫌いな彼女にとって、その未来は一番回避したかった状況。しかし、他に手段がない事も事実。

 彼女はカップに残っていた紅茶を一気に飲み干すと、テーブルの上にカップを戻す。そして横にある魔剣を手にし、不安からか柄の部分をそっと握り締めた。その感触は初めて剣を握った時と似ていた。



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