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ザ ベイビークライ

『見事だな、お嬢ちゃん。』『このまま素直に帰る訳ないよな、お前が。』『分かってるじゃないか、さぁ本当の闘いの時間だ。』エンジェル・リッパーはニヤリと笑い、刀を抜くと響介に突っ込んで来た。『真介!優子を連れて手術室の前に行け!』『わかった!』真介は優子を抱き抱えると札がある所に戻り札を殴って手術室前に戻った。『いくぞぉ!!』

「ドォン ドォン ドォン」『はあッ!!』

「シュバババッ!」響介が撃った銃弾は刀に切り落とされた。『しぇいッ!』エンジェル・リッパーの一の太刀が響介の首をはねようとしたが響介は身体を捻りながら避けて銃弾を奴の頭に撃った。『うぐッ!?』エンジェル・リッパーは大きく後ろに跳んで行きすかさず響介は銃弾を四発撃ち込んだ。エンジェル・リッパーの身体は吹き飛び落ちた。『フゥ、終わったか。』響介も手術室前に戻ろうと振り向いた瞬間。

「ズバッ!」『ぐはッ!・・・な 何!?』後ろから飛んで来た刀が響介の身体を貫いていた。『関心せんなぁ、生きている敵に背を向けるなんぞは。』『!野郎・・・頭に喰らって・・・』

「シュウ〜」撃ち込んだはずの銃弾が頭からぽろぽろとでてきた。『まさかお前、私がただの人間だと思ったのか?』『野郎・・・』『私はネオヒューマンだ。』『ネオ・・・ヒューマンだと。』『そうだ、お前達のような奴らと 闘うために私は身体を改造したのだよ。』『クソったれがッ!!』身体に刺さった刀をなんとか抜き投げた。『てめぇがそうならこっちだってやってやるぜ!』『なにぃ?』『段階型術式封印機第二号 ガイア解放開始。』左手のタトゥーが回り光出した。『ほぅ、ならば・・・いくぞ!』『うおぉぉぉぉ!』エンジェル・リッパーは刀を拾うとすぐに響介に切り掛かった。響介は銃をしまい、接近戦で闘いを挑んだ。「シュバッ!」刀が響介の左腕を切り落とすが構わず右腕でパンチを食らわした。『ぐはッ!』エンジェル・リッパーは吹き飛び壁にめりこんだ。『はぁ、ふんッ!』壁から出たエンジェル・リッパーが見た物は左腕を失った響介だが目の前で左腕を超速構築していた。『まだやるか?』『ふん、今の装備ではお前を倒す事はできないな・・・次は完全に貴様らを粉砕してやる。』そう言うとエンジェル・リッパーは屋上から飛び降りて消えた。『・・・解放終了。はぁ、疲れた。』響介は手術室前に戻った。

数時間後、『おぎゃー、おぎゃー、』『産まれた!やったー!』『やったー!』『よかった。』

それから二日後。『これで仕事は終わりだ。』『今までありがとうございました。これはお金です。』『確かに、これからどうする気だ?』『一度魔界に戻ろうと思います。』『そうか、気をつけろよ。』『はい、では。

』『おう、じゃあな。

』響介は車を出した。

『そう言えば優子、なんであぁ言う事できたんだ?』『あぁ言う事?』『ほら、凍らせるやつ。』『あぁ、あれですか。なんか自然にできちゃいました。』『なんじゃそれ。』『次はどこに行くんですか?』『今度は日本だ。』『日本?帰るんですか?』『まぁね、色々用事あるし。』『あ!!』『どうした!?』『お土産買うの忘れてた。』『『・・・忘れていいから、そんなの。』』

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