2話:委員決め
新しいクラス、新学期といえば委員決めではなでしょうか。
私自身、高校で図書委員を経験しております。
♂:3♀:3♂/♀:1
水杉千景:出席番号22番。中学時代吹奏楽部だった。音楽に対する心は強い。♀
宮田春花:出席番号23番。中学時代テニス部だった。ピアノ習ってる。♀
政田隼人:出席番号21番。春花と同じ中学。音楽に対しては無知。♂
林武:千景達の担任の先生♂
日野大和出席番号17番。中学時代科学部。♂
相田瑞穂出席番号1番。女子の学級委員。♀
ナレーター:言うまでもなくナレーター♂/♀
千景:17
春花:17
隼人:13
先生:5
大和:3
瑞穂:4
ナレ:4
合計:63
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ナレ:「4月8日。入学式の翌日である。」
先生:「今日はだな、委員を決めたいと思う!」
春花:「千景、何か委員をやるの?」
千景:「うーん・・・どうしようかなぁ・・・」
隼人:「宮田は体育委員だろ。」
春花:「それどういうことよ。」
先生:「まずは学級委員だが、やりたい人いるか?」
大和:「はい!」
先生:「お、日野か。宜しく頼む。」
春花:「あの子すごっ」
千景:「私さー、日野と同中だったんだけど、」
千景:「あの人、生徒会長やってたもん。」
春花:「え、マジで?」
千景:「マジ。」
先生:「じゃあ、男子の学級委員は決まったが、女子だが・・・」
瑞穂:「はい。」
先生:「お、相田か。宜しく頼むよ。
じゃあ、日野と相田頼んだ。」
大和:「はい。」
大和:「では順番に左から決めて行きたいと思います。」
隼人:「水杉は何かやるのか?」
千景:「ん?私?どーしようかなぁ・・・」
ナレ:「ここの学校は男女共学なので、委員は男女2人ずつ出ることになっているのだ。」
瑞穂:「女子で体育委員やりたい人いますか?」
隼人:「ほら、宮田やらないのか?」
春花:「体育委員かー・・・中学の時やってたからなあ・・・」
隼人:「じゃあやればいいじゃん。」
千景:「中学よりは楽だと思うよ!体育祭2学期だし!」
春花:「それだったらやろうかなあ・・・」
春花:「はい!」
瑞穂:「じゃあ、女子の体育委員は宮田さんね。宜しく。」
ナレ:「ということで、着々と無事に委員は決まった。」
瑞穂:「明日放課後、16時から委員会があるので、今決まった人達は
場所を書いた紙を貼っとくので見ててください。」
ナレ:「春花は体育委員、隼人と千景は図書委員になった。」
千景:「図書委員ってどんな仕事するんだろ・・・」
隼人:「図書室の仕事だろ。」
千景:「ふうん・・・。」
隼人:「それより、委員会の場所の確認をだな。」
千景:「どうせ、私達は図書室でしょ。」
隼人:「まあな・・・」
春花:「といったら体育委員は何になるんだ?体育館か?
残念。普通の教室だった。」
千景:「まあ、運動部も活動しているだろうからね~」
春花:「そういや、部活といえば、千景、部活どうするの?」
千景:「ん?一応、吹奏楽部をやろうかと。
っていう春花はやっぱりテニス部?」
春花:「かなぁと思ったんだけど、ピアノやってるから、
吹奏楽部にも興味はあるんだよねー・・・」
千景:「そっか。じゃあ明日一緒に見学行ってみる?」
春花:「うん、いいよ。」
隼人:「いいなー・・・」
千景:「政田も来る?」
隼人:「考えとく。」
次回予告
千景:「いやあ・・・香奈先輩素敵・・・」
春花:「香奈先輩?」
千景:「あれこそ文学少女!って感じだよね!」
春花:「聞いてないや。」
隼人:「図書委員長だよ。眼鏡かけたやさしそうな先輩。」
春花:「へー・・・こっちは体育委員だから体育会系が多いよ。」
隼人:「宮田にはぴったりじゃないのか?」
春花:「失礼な。」
隼人:「ハイハイ・・・ということで次回、」
千景:「はあ・・・香奈先輩・・・」
春花:「聞いてないみたいだ。政田、宜しく。」
隼人:「次回3話:初めての委員会。お楽しみに。」
春花:「お楽しみに。」
千景:「はあ・・・」
なんか書いてながら思ったこと、千景まさかの・・・?という展開。