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異世界に高速道路をつくろう!  作者: 土木研究会
関西 帝国領 編
15/40

15掘 :生き残るため ぶっ潰せ!

万能鑑定士Q見てきました。

そのおかげで自分で書くより

原作読んでばっかりです。

 異世界松山に到着早々、俺は仲間のもとへ向かい、

勇者の情報を伝えた。

そして、ミスリルバッド一発昇天君を取り出し、ソネットに

握らせようとしながら、


「ソネット、生き残るために、このバッドで勇者のタマタマを

 ぶっ潰せ!」


と言ったんだが、ソネットがバッドを持つと

バッドが消えてしまった。

クソ!詰まらんとこでは仕様通りの俺専用か。

バグ技とかないんかい!

勇者がクソ野郎とはいえ、急所の場所が場所だけに、

男が攻撃するには、非常に躊躇われる。

俺は素人だ。割り切れんわ!


 当のソネットも、いつものように文句を垂れる前に、冷たい目で

俺を蔑げすんでる。


「もう二度と会うことはないと、悲しいお別れをしたのに。

 ひと月もたって帰ってきたと思ったら、

 いきなりタマタマを潰せってなんですか?」

「おいなり ではない!タマタマだ!」


 間違ってないよね?パンツ顔に被った英雄のいうおいなり

ではなく、コアなんだから合ってるはずだ。


「死ね!女の敵!」


おーーーっと、ついに慣れてきた魔力を纏う防御、

魔纏とも呼ぼうか?ですかさず、ガード。

ゲームでも攻撃はへたっぴだが、ガード位は得意なのだよ!


「通らんよ!」


ソネットの本気の刺突を跳ね返す。


 俺が、再度、勇者とはどういう存在なのか?、その弱点は?、

倒す方法について説明したので、皆は納得してくれたようだ。

どうも話が突飛すぎたらしい。

ソネットだけは、再説明の間も、黒ひげ君危機一髪!のように

ぐるぐる回って、俺を刺し殺そうとしていたが。


「やっぱ、俺がやるしかねえのか」


「羽の大剣ならどうです」


おぅ!カミーユちゃん頭いい。

無限収納から出して手渡す、10mの尾羽を。


「これ、どうやって小さくするんですか?」

「魔力で覆って、小さく圧縮をかけるんだよ?」

「こんな大きいの、わたしには無理です」


カミーユちゃんいろいろとかわいいのお!

どうも普通の人の魔力では、このサイズのものを覆いきるには

魔力が足りないようだ。


「斬れりゃいいから、そのまま使うか?

 軽いからいけるだろ。

 魔力通してやってみて」


ふにゃちんだった。


「勇者に対抗できる人を探すか、素質がある人を育てよう。

 エルフ、ドワーフ、獣人族の勇者選定ってことだな。

 そのときは、もったいないが、この羽を進呈しよう」


 はやく決まてもらわないと、勇者が来ちゃう!

おとーさん、おとーさん、ゆうしゃがくるよー!

気分はシューベルトの戯曲『魔王』の子供のようだ。


 それまでにもっと強く、というか防御を強くしよう。

修行するのだ。

おい、親方、大鉄球とクレーン持って来いだ。


「俺が、勇者のタマを砕くにしても、皆の協力が必要だ。

 取り合えず、勇者を真っ二つに切り裂くか、

 粉々に吹き飛ばすかできるぐらい強くなれ!今すぐに!」

「無茶言いますねー。まあ、修行はするとして、四国で強い魔物が

 いるのは、徳島あたりですねー。

 何と言っても秘境ですから。パンツパンサーとかでますよ?

 体長15mを超える、とても俊敏な猫型の大型魔物です」


 へんな名前だなあ。岩熊みたいに女神産魔物なんだろうなー。


「なんでパンツなの?履いてるの?」

「いえ、オスだけが大人になって一人で生活するようになると

 頭にパンツを被ったような模様になるんですよ」


大人になって、独り暮らしならパンツ被っても家族には、

迷惑かけないし問題ないもんな。



「できれば、勇者が3人で攻めて来た場合、分断したいんだけど。

 この世界の魔法で飛ぶことできるの?

 風の勇者は、飛んでぐるぐる回りながらの攻撃して

 きたんですけど?」

「聞いたことないですね。

 過去の勇者が飛んだという話も聞いたことないですよ?」


アネットもカミーユも知らないらしい。

ソネットには聞くだけ無駄だろう。


「じゃあ、風の勇者が飛んでたのは、飛行魔法じゃなくて、

 オリジナルの攻撃魔法の副産物ってとこか?

 じゃあ、そう長くは飛べないわけだ。」


 飛べるのは色情霊の一之瀬だけみたいだ。こいつだけでも

無理やり先行させて、早々に撃破したい。

勇者3人同時は死亡フラグでしかない。


 風の勇者はドスケベだ。スケベ成分以外は含有していない。

かわいい女の子を囮に釣り上げれるかもしれない。ならば、


「この戦い負けるわけにはいかない。

 アネット、ソネット。そしてカミーユ。

 お前ら勝つためには何でもする覚悟、泥にまみれる覚悟は

 あるか?」


「「「どんな修行にもたえてみせます」」」

「わかった、最高の地球製の戦闘服を用意してやろう!

 なお、修行の後は、淡路島に向かう。

 四国に渡るなら向かいの明石は通るだろ」


 しかし、俺達が香川に到達した頃、勇者の進撃が開始された。

うれしい誤算は、こちらに向かっているのが一之瀬ただ独り

ということだ。急遽、明石海峡に向かい、ヤツを海を挟んで

迎撃する準備をする。乙女の戦闘服も買いに行かねえと。




 そして、勇者一之瀬が海峡の向こうについに現れた。


「ヤツは風の魔法攻撃主体の遠距離型だ。

 近づいてくるまでの攻撃は俺が受けるから、

 隠れて待機していてくれ。接近してきたら、

 3人娘で両手と背中に抱きついて動きを止めてくれ」


「この恰好でいくんですか?」


 狼娘カミーユ、ブルーを基調としたハイレグの

レースクイーン仕様、尻尾穴付。重要。


「スカートが短いですが清楚な服ですね」


 神官アネット、今は無き、白いミニスカナース、

キャップ付。重要。


「これが地球の戦士の制服ですか」


 神官騎士ソネット、赤ラメのミニスカポリス、

おもちゃの拳銃付。重要。



「高校生男児なら、確実に前屈みになるラインナップだ。

 あいつは、触ろうとしても自分から逃げようとすることは

 絶対ない。その隙に俺が正面から、ヤツのタマをぶっ潰す。

 作戦開始だ」


 眼鏡犬に乗り込み、対戦車ライフルで一之瀬を狙う。

当たって吹っ飛んでも再生するけど、誘い込めればいい。


「デッドエンドシューーート!」 どっごおーーーん!命中!


だが、一之瀬は再生してこちらに飛んでくる。

やはり飛べやがったか。


「ウインドカッターー!」

「ルストハリケーーン!」

「グレートタイフーーン!」


その程度の攻撃、魔纏で防御強化した眼鏡犬なら、耐えられる。


「ブサイクなロボットのくせに生意気な!

 俺の最強技を食らえ!クロストルネーーード!!」


この無骨さがわからんとは、お子ちゃまめ!

竜巻とかして突っ込んでくる一之瀬に押し負けないように

新装備、足のターンピックを地面に打ち込む。

そのまま、一之瀬を眼鏡犬の両手で捕まえて

地面に引きずり降ろした。


 すかさず、3人娘が突っ込んで、一之瀬にしがみ付く。

一之瀬は予想通り抵抗しようとしない。顔のパーツ全てが

今にも溶けて落ちそうだ。


 そして、俺の存在は、全く頭から消えている。

さすが、パンツを盗もうとして死んだ高校生の欲望をコアに

生まれて男!半端ない!


 眼鏡犬の右手にミスリルツルハシ天誅丸を装備し、振り下ろす。


「ツルハシ ヘル!!」


 一之瀬のガリバーティンポとゴールデンボールを消し飛ばした。


 左手にミスリルバッド一発昇天君を装備し、振り上げる。


「ゴーーーールデン!クラッシャーーーー!」


 露出した一之瀬のコア、色情霊本体を打ち砕く。


「光になれーーーー!」


 言葉通り、勇者 一之瀬 始 は、再生することなく光になって

虚空に消えた。






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