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『白骨団と戦闘警察の告白受難記

作者: 蒼山ホタル
掲載日:2026/04/22

アヤ:

「何を?」


ユン:

「普通の出会いから。」


夕暮れの街、デモが終わったあとの静けさ。


ユン:

「……また会ったな。」


アヤ:

「うん。今日は静かだね。」


ユンは元・白骨団の一員。

アヤは戦闘警察だった。


二人は向かい合うたびに、少しだけ気まずくなる。


ユン:

「正直さ、お前のこと最初はめちゃくちゃ怖かった。」


アヤ:

「それはこっちのセリフ。盾で押されたとき、本気で痛かったし。」


ユン:

「……あのときは、必死だったんだ。」


アヤ:

「私もだよ。」


しばらく沈黙。


遠くで電車の音が流れる。


ユン:

「なあ、一つ聞いていいか。」


アヤ:

「何?」


ユンは深呼吸をして、視線をそらした。


ユン:

「俺、お前のこと……気になってる。」


アヤ:

「……え?」


ユン:

「変だよな。あんなにぶつかってたのにさ。」


アヤは少し笑って、視線を下げる。


アヤ:

「ほんと、変。」


ユン:

「だよな……忘れてくれ。」


アヤ:

「でもね。」


ユン:

「?」


アヤ:

「私も、少し気になってた。」


ユン:

「……マジで?」


アヤ:

「うん。でも——」


ユン:

「でも?」


アヤ:

「告白のタイミング、最悪じゃない?」


二人は同時に笑った。


ユン:

「じゃあ、やり直すか。」


アヤ:

「何を?」


ユン:

「普通の出会いから。」


アヤ:

「……それ、いいかも。」


夕暮れの街に、少しだけ優しい空気が戻った。

ユン:

「……マジで?」


アヤ:

「うん。でも——」


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