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春先の旅路

作者: Soraきた

陽ざしがまぶしいから

手をかざす距離が僕の肩越しに近くて

目指す場所をより確かなものにしてくれる

昨日告げた言葉

斜め45度から見つめるような僕のしぐさを

キミは不安がっていたから

もうそんなふうには見ないようにしたいと思った


キミとほぼ同時に出た言葉

今日の行き先

初めて二人で出かけた遠出の場所


おだやかな波に

ココロもいつしかつつまれていく

冷たい飲み物か温かい飲み物か

自販機もちょうど同じくらいの比率でいて

まだどちらか選べない季節に

僕たちはこの場に落ち着いた


これからのこと

まだあせらないでと

どちらかが話してくれるまで

まだ時間はあるからと

さっきの自販機もそう待っててくれる


それでいいこと

肩を寄り添うタイミングも

僕たちは

そんなに気にしないでいる





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